赤ちゃん用ヘアブラシは必要?いつから使う?選ぶときに注意したいこと【出産準備】
出産準備は、育児雑誌を見たり、産院の出産準備リストを参考にしながら買いそろえていくと思いますが、「コレって本当に必要?」というものもありますよね。
『赤ちゃん用ヘアブラシ』も買うか迷うグッズのひとつ。「うちは男の子だから。」と思うかもしれませんが、ブラシは性別問わずあったほうが便利です。
赤ちゃん用ヘアブラシは必要?おとな用で代用はダメ?
赤ちゃん用ヘアブラシは、髪の毛を整えるためだけに使うものではないので、あったほうが便利です。
また、赤ちゃんの皮膚は、とても薄く、デリケート。おとな用のブラシやコームでは、傷つけてしまう可能性があるので、代用はしないほうが良いです。
私が、赤ちゃん用ヘアブラシを使っていたシーンをご紹介します。
お風呂上がり
赤ちゃんの毛量は、個人差がとても大きいです。
生まれたときから“フサフサ”の子もいれば、“ほとんどない”という子もいます。
ちなみに、うちは姉妹ですが、上の子はほとんど毛がなくて、1才過ぎてやっとフワッと髪の毛が頭部を覆い始めた感じでした。結ぶなんて到底無理。
下の子は、生まれたときからまあまああって、硬めのくせ毛。重力に逆らって、10cmくらいあっても、上向きに立ち上がっていたので、日中はちょんまげをしていることが多かったです。
こんなに毛量の違う姉妹ですが、ふたりともお風呂上がりはブラシで整えていました♪整えると言っても、ササっとなでる程度なので、数十秒で終わります。
髪がないならないで、ピタっとなってかわいいし(親バカです)、毛量があると整えておかないともつれるので。
お出かけ前
新生児期はそれほど、寝ぐせは気になりませんでしたが、首を左右に振るようになったり、寝返りをするようになると、後頭部の髪の毛がもつれて、毛玉になりやすくなります。
やわらかくて細い赤ちゃんの髪の毛が、毛玉になってしまったら、直すのはとても大変です。ひどいと切ってしまうしかないことも。
そうならないためにも、“グシャグシャッ“となっていたら、ベビー用ブラシでとかしてあげるのがおすすめです。
また、普段のお出かけだけでなく、お宮参り、百日祝いなど、赤ちゃんの時期は写真を撮ることも多いので、髪の毛を整えてあげていると、“清潔感アップ&かわいさアップ”です♪
頭皮のチェック
新生児から生後3カ月ごろにかけては、皮膚がウロコ状になってはがれ落ちる、『乳児脂漏性湿疹』と呼ばれる皮膚炎が起こりやすいです。
全身に出る症状ですが、頭皮の皮がむけると髪の毛に絡まってフケのように見えます。無理にはがしてはいけませんが、ブラシで優しくなでて、取れるものは取っておいてあげたほうがほうが良いです。
また、ひどくなっていないかなどのチェックもできます。毎日ブラッシングしてあげることで、髪の毛や頭皮の変化にも気づきやすくなりますよ♪
おとな用のブラシを使うのはダメ!
赤ちゃんの皮膚はとても薄くデリケートです。おとな用のブラシでは硬すぎて、傷つけてしまうことがあります。
髪の毛も細くとても繊細なので、大人用ブラシで整えるのは難しいです。
赤ちゃんには、赤ちゃん用のヘアブラシを使うようにしましょう。
赤ちゃん用のくしの選び方
赤ちゃん用のくしには、ヘアブラシとコームの2種類ですが、その中でも大きさ、形状、素材など商品によって違いがあります。
選ぶときのポイントをご紹介します♪
赤ちゃん用のくしは『ヘアブラシ』と『コーム』はどっちがいい?
まず、ヘアブラシとコームの違いですが、画像の右がコームで、左がブラシです。
「くしは2つもいらないでしょ?」と思うかもしれませんが、個人的にはどちらも持っていると便利だと思います。
月齢が小さいときにはヘアブラシがおすすめ。
毛量が少なく、短い子が多いので、コームだと毛がかかりません。また、おでこの上、前頭部中央にある大泉門が開いていてフニャフニャです。
私は、そのフニャフニャなところを、プラスチックのコームでとかすのが怖くて。
上の子は、毛がほとんどなかったので、ヘアブラシで全体をとかしていました。でも、下の子は、毛量が多く、伸びるのも早くて、後頭部の毛がもつれて毛玉になりやすかったため、基本はヘアブラシで、もつれているところはコームを使っていました。
周りのママさんにも聞いてみましたが、「ヘアブラシを3〜5か月くらいまで使用して、その後はコーム」という人が多かったです。
寝返りや、首の向きを自由に変えられるようになると、後頭部がこすれてもつれやすくなるので、そのころからコームに移行するという感じです。
赤ちゃんへの優しさも大切だけど、ママの使いやすさも重要
赤ちゃん用のくしは、“柔らかくて繊細な赤ちゃんの髪の毛や頭皮を傷つけないもの”ということはもちろん大切ですが、扱うのは“ママ”です。
“ママが使いやすい”というのは、とても重要なポイントになります。
『おとなの手でにぎりやすいか』『小さすぎないか』『持つところはあるか』は、購入するときに確認しておきましょう。
赤ちゃん用ヘアブラシの選び方
ヘアブラシは、“ブラシ部分やフレームの素材”違いがあります。
よくあるのは、ナイロンやプラスチックを使っているものです。大きさ形など、たくさんの種類があり、安価で購入できます。汚れたときには、丸洗いできるのもメリットです。
ただ、乾燥していると静電気が起きやすいというところがデメリットです。
高価になりますが、出産祝いでも人気なのが、“天然毛と天然木”を使ったヘアブラシです。
高級感があり、デリケートな赤ちゃんの髪の毛や頭皮に優しいというところがメリットですが、水洗いが出来ないので、汚れても乾いた布で拭く程度しかできません。
赤ちゃん用コームの選び方
赤ちゃん用コームも、“プラスチック製か天然木”という素材の違いがあります。
ブラシは、髪の表面をなでるようにとかしますが、コームは、直接頭皮に触れてしまいます。
素材は何であっても、先が丸くなっていて、頭皮を傷つけないものを選びましょう。
赤ちゃん用のヘアブラシとコームのおすすめ3選♪
赤ちゃん用のヘアブラシやコームは、どのようなものがあるのか、おすすめ商品をご紹介します♪
ぜひ出産準備の参考にしてくださいね♪
オーエスケー ミールタイム ベビー用 ヘアケアセット
先端が丸くなっているので、赤ちゃんの頭皮に優しく、くし通りがなめらかになるように設計されています。
コームとブラシのハンドル部分は抗菌加工されていて衛生的。
小さくてバラバラになりがちですが、こちらはブラシを入れておけるケース付きです。
ベビーブラシ&コーム ヘアブラシ くし 新生児 乳児 サラサラ 山羊毛 天然木 Natural
コームとブラシのグリップ部分は天然木、ブラシには山羊毛を使用しています。
コームの先端は、丸い形状で、髪の毛との摩擦を減らすことができるよう波型の歯型になっています。
山羊毛は柔らかく、静電気が起こりにくいので、敏感な頭皮にも低刺激で、ストレスを与えることなく使用することができます。
ピジョン ベビーこだわりおていれセット
月齢の小さい赤ちゃんのお手入れに必要な「ブラシ」「爪切り」「鼻吸い器」「ピンセット」がセットになっています。
ベビーグッズは小さくて、バラバラしやすいので、セットで収納しておけるケース付きというのは、うれしいですね。
ブラシはナイロン毛です。
詳細はこちら
出産準備には赤ちゃん用ヘアブラシも忘れずに♪
赤ちゃんの毛量は、個人差が大きいですが、少なくても多くても、ヘアブラシとコームはあると便利です。
赤ちゃんの頭皮はデリケートで柔らかく、髪の毛も繊細なので、大人用で代用はできません。
ベビーグッズの使用期間は、短いものが多いですが、ヘアブラシも使用期間は数ヶ月と短いです。
天然素材のブラシはにぎり心地や肌わざりが良いですが、自分で用意するなら、安価なナイロン製でいいかもしれません。
ママが使いやすく、赤ちゃんに合うものを上手に選んでくださいね♪
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