ジメジメを快適に♪除湿機を使わずに部屋の湿度を下げる6つの方法
湿度が高いとジメジメとして不快感を感じるだけでなく、カビの発生や病気の原因になることもあるそうです。
今回は、除湿機を使わずに湿度を下げる方法をご紹介します。
快適な湿度はどれくらい?
室内の快適な湿度は季節によっても違いますが、夏は50〜60%、冬は40〜50%と言われています。
1年を通して50%くらいを目安に調節するのが良いそうです。
でも、雨が続く梅雨の時期には、湿度が80%を超えることもあります。
湿度が60%を超えると不快感だけでなく、カビが発生しやすくなり、80%を超えると一気に増えます。
カビは黒くて汚く見えるだけでなく、その胞子を吸い込むことでアレルギーなど病気の原因になることもあるんですよ。
でも、湿度を下げすぎても、肌がカサカサしたり、ウイルスが活発になったりしてしまうので、ほどよい除湿が大切です。
湿度が上がるとどうなるの?
湿度が上がると困るのが洗濯物が乾きにくくなることです。
雨の日は、室内で洗濯物を干さなくてはいけませんが、濡れている衣類を干すとさらに室内の湿度は上がります。
生乾きの状態が長くなると洗濯物もカビ臭いような不快なにおいが付いてしまうのも気になりますよね。
他にも、ジメジメした不快感を感じたり、室内には結露やカビ、ダニなどの虫が発生しやすくなります。
湿度を上げてしまう原因
快適な湿度を保つためには、湿度が上がらないようにすることが大切です。
湿度を上げてしまう原因には、雨、室内干し、換気の悪さのほかに、人の息もあります。
窓ガラスにハーッと息を吹きかけると水滴が付いて白く曇りますが、それだけ人の息には水分が含まれているということなので、室内に人がいるだけで、呼吸するたびに水分を放出しています。
冬に結露が気になる人も多いと思いますが、これの原因のひとつも人の息だと言われているんですよ。
除湿機を使わずに湿度を下げる方法6選
エアコンの除湿機能や除湿機を使えば、室内の湿度は下げられますが、家にあるものを使って除湿機を使わずに湿度を下げることも可能です。
①換気
換気は1番簡単で手軽にできる除湿方法です。
でも、いつでも窓を開ければ良いというわけではなくて、タイミングも大事です。
晴れていて風がある日は、換気におすすめの日です。
また、風はなくても湿気は乾いている方へと流れていくので、窓を開けるのは除湿になります。
風通しを良くするために2カ所以上空けて、風の通り道を作ってあげるとさらに効率的に換気ができます。
雨が降っていて、室内よりも外の方が湿度が高いときには、窓を開けることで湿気が流れ込んできてしまうので、窓を開けない方が良いこともあります。
②新聞紙・段ボール
新聞紙や段ボールには吸湿性があります。
窓際や洗濯物の下、押し入れなどに敷いたり、家具と壁の間に挟んでおくと湿度を吸い取ってくれます。
③炭
炭には吸湿と消臭効果があります。
靴箱や押し入れに置いておくと、湿気と嫌なにおいも吸い取ってくれます。
晴れた日に天日干しすると繰り返し使えて経済的です。
④水を入れて凍らせたペットボトル
ペットボトルに7割ほど水を入れて凍らせたものを部屋に置いておくと、ペットボトルの周りの空気が冷やされて、空気中の水分が水滴になり、ペットボトルにつきます。
ペットボトルは集まった水滴でビショビショになるので、タオルを敷いた上に置き、こまめに水滴を拭き取りましょう。
⑤除湿剤
除湿剤は、湿気を吸い取ってくれる効果が高いので、ジメジメする時期には活躍します。
押し入れや靴箱だけでなく、脱衣所や部屋の隅に置いておくのもおすすめです。
⑥塩・重曹
塩や重曹も湿気を吸収してくれます。
小さな皿に盛って湿気が気になるところに置いておきましょう。
盛り塩や重曹にアロマオイルを数滴垂らしておけば、吸湿しながら良い香りを広げることもできます。
ジメジメする季節には、除菌や消臭効果があり、さわやかな香りのラベンダーやティートゥリーがおすすめですよ。
梅雨が来る前にジメジメ対策をしてみてね
除湿機を使わずに湿気を取る方法をご紹介しました。
家にあるもので簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
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