禁忌となるアロマにご注意!ツライつわりを”香りの力”で乗り切る「おすすめ精油」4選♪
つわりは妊娠初期に起こる、吐き気・食欲不振・嘔吐・頭痛・倦怠感・眠気などの症状のことです。
においに敏感になる人も多いですが、アロマオイルの香りは心地良く、不快感を軽減してくれる効果があると言われています。
ただ、妊娠中には"禁忌"とされている香りもあるので、注意して使いましょう。
つわりにアロマオイルがおすすめである理由
妊娠中は、胎児への薬の影響が気になるので、体調が悪くても『薬には頼れない…』と思っている妊婦さんが多いでしょう。
つわりにアロマオイルがおすすめなのは、アロマオイルは天然の植物由来成分のみで作られているからです。
つわりの症状は人それぞれ
つわりは人によって症状が違います。
また、不調を感じながらも日常生活が送れる人もいれば、水分すら取れず入院してしまう人がいるほど、症状の重さも違います。
つわりが起こる原因は、まだはっきりとはわかっていないようですが、妊娠によるホルモンバランスの変化や、ストレスなどが影響していると考えられています。
つわりにはさまざまな症状がありますが、多くの人が感じるのが、吐き気や食欲不振、嘔吐など消化器系の不調です。
スッキリとしたさわやかな香りは、ムカムカを抑えてくれますし、アロマオイルには高いリラックス効果があるとされているので、少しでも不快な症状が緩和できるなら、ぜひ試してみたいですね。
妊婦がアロマオイルを使うときの注意点・楽しみ方
アロマオイルは、天然成分100%のものを選ぶことが大切です。
『アロマオイル』と書かれていても、成分を見ると香料や添加物が使われているものがあるので、必ず成分表示は確認してください。
『エッセンシャルオイル』『精油』『pure oil』と書かれていれば、天然由来成分100%のアロマオイルです。
しかし、天然100%だから、いつ、どの香りを使っても良いというわけではありません。
アロマオイルは植物が持つ芳香成分を高濃度で凝縮して作られるため、人体に強く影響する場合あり、基礎疾患がある人や子ども、妊娠中、ペットには禁忌とされている香りがあります。
また、妊娠中は、初期、中期、後期で使える香りが違うので、安全のためにも十分に注意して香りを選ぶようにしましょう。
つわり対策に!妊婦さんにおすすめのアロマの楽しみ方
つわりは症状だけでなく、始まる時期や終わる時期も人によって違います。一般的には、妊娠5週目ごろから始まり、8〜10週目がピークで、長くても安定期に入る15〜16週ごろには治まる人が多いようです。
妊娠初期で、不安定なころなので、アロマオイルの使用は芳香浴のみにしましょう。
妊娠初期は、肌もデリケートになっているので、直接アロマオイルに触れてしまう、アロマバスやアロママッサージは避けたほうが無難です。
芳香浴の楽しみ方・やり方は、ハンカチやティッシュ、アロマストーンに1〜2滴垂らしておいたり、マグカップにお湯を入れてその中に3〜5滴垂らして使うのがおすすめです。
妊娠初期の「つわり対策」におすすめのアロマオイル
それでは、妊娠初期の妊婦さんにおすすめのアロマオイルをご紹介します。
好みに合わせてセレクトしてみてくださいね!
グレープフルーツ
グレープフルーツはつわりの時期に特におすすめの香りです。
ほのかな苦味がある、さわやかでフレッシュな香りは、ムカムカをスーッと抑えてくれます。
グレープフルーツの香りは、気分を明るくリフレッシュさせてくれたり、不安感や緊張、憂うつな気持ちを和らげてくれる効果があるとされています。
ティートゥリー
ティートゥリーは清涼感のあるさわやかな香りで、抗菌、抗ウイルス、防臭などさまざまな効能があり、室内の消臭、掃除、リフレッシュなどに使われます。
つわりの時期だけでなく、持っていたらいろいろな場面で役に立ちます♪
鼻を抜けるようなスーッとした香りは、花粉症の時期や、仕事や勉強で集中力を高めたいときにもおすすめです。
ミントやハッカほど、刺激が強くないので使いやすく、主張しすぎない香りで、ほかのアロマオイルとの相性も良いです。
レモン
レモンの香りは、フレッシュでさわやかで、気分を明るく元気にさせてくれます。
ポジティブな気持ちにさせてくれるだけでなく、レモンの香りには冷静さや集中力アップなどの効果があるとされているので、つわりで気持ちが落ち込みがちなときや、不安定になりがちなときにもおすすめです。
オレンジスイート
甘くてフレッシュな香りがするオレンジは、アロマオイルの中でも特に親しみやすく、使いやすい香りのひとつです。
明るく元気な気持ちになれる香りなので、ストレスや不安感の解消にも効果的とされています。
柑橘系の中でもリモネンの含有率が高く、新油性があるので、油汚れを落とす力が強く、掃除にも使える便利なアロマオイルです。
子どもからお年寄りまで使える穏やかな香りですが、甘さが強いので、つわり中には少しその甘さが気になってしまうかもしれません。
グレープフルーツやティートゥリーとブレンドして使うとさわやかさがアップできます。
オレンジ系甘さの少ないものを探している人は、ビターオレンジやネロリが使いやすいですよ♪
つわり中に使用NG。妊娠初期に禁忌となるアロマオイル
つわり中だけでなく、妊娠期間はデリケートな時期なので禁忌とされているアロマオイルがたくさんあります。
妊娠初期の場合は、通経作用、子宮収縮作用、ホルモン様作用、エストロゲン様作用があるされているアロマは使わないようにしましょう。
つわりの時期に使ってはいけない代表的なアロマオイル
・ラベンダー
・ジャスミン
・ローズゼラニウム
・ペパーミント
・カモミール
・ローズ
・イランイラン
アロマオイルでつわりを乗り切ろう
つらい症状が1か月以上続くつわり。
なんとかがんばって乗り切りたいですね♪
妊娠中は、嗅覚が敏感になるので、昨日は良い香りと感じたものが、今日は鼻につくこともあります。
アロマオイルの効能を十分に得るためには、『心地良い』と感じられることが1番大切です。
その日の気分に合うものを使ってくださいね♪
アロマオイルには、心身をリラックスさせてくれて、緊張やストレスをほぐす効果があるとされています。「赤ちゃんが生まれるのは楽しみだけど、陣痛が怖い」と思っている方もいるのではないでしょうか。アロマオイルを上手に使うことで、心を落ち着けてスムーズなお産へと後押しをしてくれる効果が期待できます。
スギ花粉はそろそろ終わり、次はヒノキ。近年は子どもたちの花粉症も増えているとか。せっかくの春も鼻のぐずぐずやモヤモヤした気分では楽しめませんよね。花粉症による身体の不調を、アロマテラピーの香りを楽しみつつ、改善してみませんか?