ズッキーニに極小パスタ、パルミジャーノチーズにウサギ肉やラム肉・・・!イタリアの離乳食はやっぱりイタリアン!
グルメ大国イタリア。離乳食からしてやっぱり美味しそう…。我が家の息子2人に食べさせていた離乳食をご紹介します。
ペースト状の離乳食 (4カ月~)
4ヶ月くらいから、小児科の先生と相談しつつスタートする離乳食。我が家では、カット野菜(にんじん、じゃがいも、ズッキーニ)の煮汁で市販のペーストを温め、さらにどろどろにして食べさせるよう指導されました。
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ペーストには、鶏・豚・牛肉はもちろん、七面鳥やプロシュット(ハム)、うさぎ肉、モッツァレラチーズ、子羊肉、馬肉などもあってビックリ!鮭や鱈などのお魚バージョンもあります。うーん、グルメ~!
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瓶入りのペースト状ではなく、粉末状のお肉もあります。これだと持ち運びに便利で賞味期限も長いので重宝しました。
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同時期から、少しずつ果物もあげてOK。フルーツのペーストには、りんごや洋ナシ、バナナ、プルーン、黄桃などがあります。
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パスタの離乳食(6カ月~)
さすがイタリア、離乳食用パスタもたくさんあるんです!
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初めは、セモリナ粉をブロードで煮てドロドロにしたお粥のようなものからスタート。徐々に、サッビオリーナ(小さな砂)、ステッリーネ(お星さま)など大き目のものに移ります。10ヶ月くらいになると、マッケロンチーニ(小さなマカロニ)もOK。こうしたパスタを、野菜の煮汁スープで柔らかく茹でて食べさせます。
生鮮の肉・果物 (8カ月~)
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8ヶ月を超える頃になると、肉屋でミンチにしてもらった豚・鶏・牛肉や、魚屋でフィレにしてもらった白身魚など、生鮮食品を買ってきて小分け、冷凍、調理して食べさせました。フルーツも、新鮮な果物をつぶしてそのままあげても大丈夫。
トマトソースにボロネーゼソース(1歳前後~)
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1歳を過ぎれば、もう離乳食ではなく乳児食。お湯で茹でたパスタを、塩分無しのトマトソースやボロネーゼ(ひき肉入りトマトソース)、お魚のソースで和えます。立派なパスタ料理ですよね。
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いかがでしょうか。当たり前ですが、イタリアの離乳食はやっぱりイタリアンなんです。どの国でもそうかもしれませんが、母国料理が世界で1番大好きなイタリア人の舌も、がっつりと乳児期に育成される訳ですね!
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