子供の肥満が増えている!
ここ30年の間、肥満傾向のこどもは2~3倍に増えており、9~17歳の男の子の10人に1人は肥満であるとの数字が出ています。とくに、男の子では15歳で13.5%、女の子では12歳で9.8%ともっとも高い肥満出現率が示されています。
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ドキドキ?肥満度チェック!
小児肥満が引き起こすリスク
糖尿病
高脂血症や高血圧、Ⅱ型の糖尿病になる子もでてくるんです。こういった病気は、普通は20代、30代から積み重なるものですが、10歳、11歳の時期から血管に異変があればそれは怖いこと。やがては動脈硬化、さらに心筋梗塞にもつながりかねませんね
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2型糖尿病についても治癒は難しいのが現状です。食事療法や運動療法、薬物療法で一時的に血糖が正常値になったからといって治療を投げ出すと、後になってかえって重症化する事もあるため注意が必要です。
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日常生活における支障
こどもに特徴的なのは、日常生活の障害や外傷を受けやすいことです。具体的には、肥満に伴う骨折や関節障害、月経異常、走行・跳躍能力の低下があげられます。
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メンタル面への影響
子供の感覚でいうと、太っている(子供の肥満)のために他の子供より自分が劣っていると感じられ引け目を感じることがあります。外見上で悩んだり運動面で悩んだり友達や社会との関係が上手くいかないことがあります。
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すぐにできる!親子一緒に『肥満予防対策』
1 食習慣の改善
・ジュースなどの取り方を見直します。ジュースや牛乳をお茶や水に替えてみるだけで摂取カロリーが減ります。
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・早食いの習慣を直します。途中で数分間、休憩時間を挟むくらいの余裕をもって食事を取りましょう。
・噛まずに飲み込む習慣を直します。食べ物を水で流し込まないように注意します。
・調理方法を見直します。揚げるより焼く、炒めるより煮るほうが脂肪を抑えることができます。
・根菜類や海藻、果物、きのこ類に含まれる食物繊維を多くとるようにしましょう。
2 運動習慣の改善
・楽しく体を動かすことから始めましょう。まずは体を使う「遊び」から。
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・親が外遊びに誘うようにしましょう。
・いきなりスポーツクラブに通わせない。いきなり技術を身につけたり、競争する環境に入れないようにしましょう。
・水泳は心臓や膝、腰などに負担がかかりにくく、太っている子供に適している。
・ゆっくりとした運動を15分以上続けて行いましょう。
3 生活習慣の改善
早起きは三文の得といいますね。早起き早起き習慣を身につけて、ヤセ体質になりましょう!
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なぜ早寝早起きが良いのか?
早寝早起きを実行すると、身体が痩せ体質に変わります。
質の良い眠りは、痩せホルモンといわれる“成長ホルモン”や、幸せホルモンの“セロトニン”を作り、身体の代謝を高めてくれるからです。さらに、代謝の良い午前中に活動ポイントを作ることで消費カロリーが増え、痩せていきます。
・自分の事はなるべく自分でさせましょう。
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・食後の後片付け等は自分でさせましょう。
・ふとんのあげおろし等ベッドメイキングは自分でさせましょう。
・自転車よりも歩くようにさせましょう。