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学力全国1位を記録し続ける秋田県!その驚くべき秘密とは?

学力全国1位を記録し続ける秋田県!その驚くべき秘密とは?
毎年小学6年生と中学3年生を対象に実施されている全国学力テスト。 やはり毎年注目を集めるのが、都道府県別の順位です。 ここ数年、小学生のテスト結果で、すべての科目において 首位の座をキープし続けているのが、秋田県です。 秋田の子どもたちはなぜ学力が高いのでしょうか?その秘密を探りました!
学力全国1位を記録し続ける秋田県!その驚くべき秘密とは?
毎年4月に実施されている全国学力テスト。 ここ数年、成績が全国1位となっているのが、秋田県。 秋田県は東北地方北部、日本海側に位置します。 人口は100万人あまり。
出典:www.flickr.com
よくニュースで目にする、田んぼアートでも有名ですね。 田園風景が多く広がるのどかな地域です。
東京などの都市部のように、子どものための学習塾や教育サービスが溢れているようなことはありません。 ではなぜ、その秋田県のこどもたちは、学力が高いのでしょうか?

学力高水準の秘密は、生活習慣にあった!

全国学力テストでは、テストと同時に学習状況調査といって、 ライフスタイルのアンケート調査のようなものを行っています。 たとえば、朝ご飯はいつも食べているか、睡眠時間はどれくらいとっているか、 学校以外で毎日どれくらい勉強するか、など。 それによると、興味深い結果が見えてきました。

①秋田県の子どもたちは、早寝早起き!

調査によれば、秋田県のこどもたちは全国平均より早起き傾向であることがわかりました。 夜も早寝で、加えて、睡眠時間は全国平均より長め。 決して、夜遅くまで塾で勉強していたり、家庭で眠い目をこすりながら勉強しているわけではないのです!

②秋田県の子どもたちは、朝ご飯をしっかり食べる!

毎日朝ご飯を食べている子どもたちが、全国平均より多いという結果が出ました。 しっかり朝ご飯を食べることが脳に良いのは、皆さんご存知の通り。 朝からパワーいっぱいの状態で登校することで、学校の授業に集中することができるのです。

少人数学習などのきめ細やかな指導方法とともに、「早寝、早起き、朝ごはん」などの規則正しい生活習慣が子どもたちの学習意欲につながっていると考えられています。

出典:www.pref.akita.lg.jp
出典:www.flickr.com

③実は学習時間はそれほど多くない!?

学力が高い、と聞くと、毎日ものすごく勉強をしているのかしら、と思うかもしれませんね。 しかし、調査結果は意外なものでした。 秋田県では、1時間以上2時間未満の勉強をしていると答えた小学生の割合は56.2%。 3時間以上の勉強をしていると答えたのは、わずか3.6%! 一方で全国平均では 1時間以上2時間未満の勉強をしている子どもたちは36.2%。 11.2%の子どもたちは3時間以上勉強していると答えています。 秋田県の子供達の勉強時間は、全国平均より短かったのです。

高い学力の秘密は家庭学習ノートにあり!

先ほども述べた通り、秋田県は都市部のように子どものための教育サービスが充実しているわけではありません。 東京都内にいれば、0歳児からの早期教育、英会話スクール、小学校受験・中学受験の名門塾、 個別指導塾、プロ家庭教師など、選択肢がありすぎて親が困ってしまうほど、子どもの教育サービスは溢れています。 では、秋田県の子どもたちはどこで勉強しているのでしょう? 答えは、家庭です。 学校の授業と宿題をベースにした、家庭学習が基本なのです。
そして、秋田県の小学生のこどもたちは、 家庭学習ノートというものをつけているそうです。 主婦の友社「秋田県式家庭学習ノート」によれば、 秋田県の子どもたちは、毎日、1冊の家庭学習ノートを使って、家庭学習を行います。

普通のノートに1日1ページ、それぞれが好きな勉強をすればいいというものだ。

5年生のノートを見ると、新聞記事を貼ってその背景を調べたもの、
ゆで卵の作り方のレポート、苦手な漢字の練習、計算など、
日々、子どもによってバラバラの内容が丁寧に綴られていた。

担任は、それらのノートにコメントを書いて子どもに戻す。

出典:dot.asahi.com
学校と家庭の両方で子どもを見守る。 その橋渡し役を、この家庭学習ノートが担ってくれているようです。 もう、ここまでお読みいただいた方には、おわかりですね!

学力向上のためには、夜遅くまでの勉強も、高い月謝の学習塾も、必要ないのです。

規則正しい生活と食事、そして、学校の勉強を基本とした家庭学習で、 全国トップレベルの学力を身につけることができます。 まずは今夜ベッドに入る時間と、明日の朝ご飯から、変えてみませんか? きっと明日は、いつもよりも、もっともっとキラキラした瞳のお子さんに出会えるはずです!

平成26年度全国学力・学習状況調査 回答結果集計

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