今注目の非認知能力!学力テストでは測れない、多様な社会で生きる子どもたちにとって大切な資質とその伸ばし方とは?
非認知能力とは?
非認知能力とは、一般知能(IQ)とは関係のない、粘り強さ、協調性、やり抜く力、自制心、感謝する力といった類のものです。
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近年、教育や賃金の格差に関する様々な研究によって、認知能力の向上に資するフォーマルな学校教育と同様に、インフォーマルな活動で培われた非認知能力が、進学や賃金水準の決定に寄与することが明らかになってきている(Heckman and Rubinstein 2001)
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実証分析の結果、これらの非認知的スキルは、学歴、賃金、昇進の違いに統計的に有意な影響を与えていたことが明らかになった。
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非認知能力に重要な性格性 ビッグ5
① 勤勉性・誠実性 ( Conscientiousness )
② 開放性 ( Openness )
③ 外向性 ( Extraversion )
④ 協調性・調和性( Agreeableness )
⑤ 神経症傾向・情緒安定性( Emotional Stability )
非認知能力が培われる環境
*家庭環境
フォーマルな学校教育が認知能力を高めるのに対して、非認知能力はインフォーマルな活動、例えば、幼少期の家庭環境や学校での課外活動によって形成される
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父親の社会階層や両親の子供の教育に対する関心、父親が新聞や本を読んでいることが非認知能力に有意に影響する
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*学校での課外活動
スポーツ活動は子どもの自尊心や競争心、粘り強さ、動機付け、規律と責任を発達させ、これらはすべて学校で身に付ける非認知スキルであり、学習過程で役に立つ
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非認知能力を高める育て方
①幼児期にしてあげられること
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②自己肯定感を高めてあげよう
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非認知能力を育てることは10代になっても間に合う!
認知能力・非認知能力の形成においては、形成時期(年齢)の違いが重要である。認知能力に比べて、非認知能力は遅い時期(十代後半)でも発達する。
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認知能力は8歳までにかなり開発されて、非認知能力は後年(10代後半)でも鍛えられる
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