赤ちゃんが安心して眠れる睡眠環境をつくろう!妊婦さんが寝やすい体勢や睡眠の質を高める方法
赤ちゃんがなかなか寝てくれない、夜泣きをすると悩む方も多いはず。今回は赤ちゃんとママの睡眠についてご紹介いたします。
<★新生児~生後3か月ごろまでの赤ちゃんの睡眠>
生まれてまもない赤ちゃんは、脳の発達が未熟なため眠りも安定していません。
夜にまとめて眠れるようになるのは、生後3ヶ月以降と言われています。
赤ちゃんの成長に合わせ、いずれは夜にしっかりと眠るようになりますのであせらず見守ってあげることが大切です。
赤ちゃんが安心して眠れる適切な睡眠環境を整えましょう。
<1、朝と夜の区別をしっかりつけて体内リズムを整えましょう>
朝はカーテンを開けて太陽の光をしっかりあびましょう。
就寝1時間前は、ほのぐらい部屋で過ごしましょう。
夜深く眠るために午後4時以降はなるべく寝かせないようにしましょう。
<2、午後8時就寝を目指しましょう>
午後7時ごろにはお風呂を済ませて就寝準備を始めましょう。寝不足になると病気になりやすく朝も不機嫌になってしまいます。
<3、就寝前のお風呂>
就寝時間の1時間~30分前にお風呂に入り、体を温めて寝つきをよくしましょう。
お風呂は一定の時間に入り、就寝までのリズムを整えましょう。
<4、たっぷりのミルク>
お腹が減ると目が覚めます。たっぷりミルク(母乳)をあげましょう。
※新生児~2,3ヶ月くらいまでの乳幼児は、胃が未発達であるため夜間授乳が必要です。
助産科でも3時間おきにミルク・母乳を与えるように指導されています。
<5、赤ちゃんとのスキンシップ時間>
ママやパパと触れ合っているだけで赤ちゃんは安心します。今日の出来事や明日の楽しみなどをお話ししましょう。
<6、快適な温度を保ちましょう>
・快適な温度は、腕、ふくらはぎを触ってほんのり暖かく心地いい温度です。
・背中に汗をかいていないか確認し、汗をかいていたら薄手のパジャマに着替えましょう。
・頭に汗をかいていたらあせも防止のためにふいてあげましょう。
・パジャマは長袖か半袖か厚手、薄手など季節に合わせて選びましょう。ふくらはぎが冷えると寝つきも悪くなるので真夏以外長ズボンにしましょう。
<7、寝言泣きに反応しない>
赤ちゃんの脳は未発達で体内時計が整っていないため、睡眠も浅く1時間おきにぐずることもあります。
寝言泣きはお腹が減るまたは不快なことがあって泣いているのではなく、眠りが浅く寝言を言って眠っている状態です。手足をバタバタさせることもあります。少し泣いても1~2分ほど様子を見て泣き止んだときはそのまま寝かせてあげましょう。
しっかり睡眠をとることで、病気をしにくいじょうぶな子に育ってくれるでしょう。
また、夜にちゃんと眠れるようになったら、朝・昼は太陽を浴びて、夜はほの暗い部屋で過ごさせましょう。
寝る習慣・起きる習慣をつけて目覚めスッキリ
夜:パジャマに着替える、照明は暗く
朝:着替え・手・顔をふく、照明は明るく
▼月齢別 最適な睡眠時間(2015 年1 月米国睡眠財団(National Sleep Foundation)が推奨
新生児(0~3ヶ月)は14~17時間
乳児(4~11ヶ月)は12~15時間
幼児(1~2歳)は11~14時間
学童前期(3~5歳)は10~13時間
学童期(6~13歳)は9~11時間
脳や身体の回復や修復に係わる睡眠の機能が十全に発揮されるためには、夜にまとまって眠る必要があります。
就寝時刻の遅い子どもでは夜間睡眠が不足し、日中に不規則に居眠りすることが増えます。
睡眠不足のお子さんは、脳の発達が遅い、日中に感情をコントロールできない、など問題行動が増えることがあると言われています。
<★妊婦さんの睡眠>
妊娠初期は特に強い眠気に襲われたり、身体が重く仕事や家事が手につかないということがあります。また、夜は寝つきが悪くなります。これは、赤ちゃんを守るために自然と身体が休息しようと働きかけている証拠です。
妊娠中はあおむけで寝ると腹筋に力が入り赤ちゃんに負担がかかり、お腹の重みにより腰痛の原因にもなりますので左側を下にして抱き枕をして眠ると安定します。
また、体がむくみやすくなり、こむらがえりが起きやすく途中で目覚めることがあります。
妊娠後期は、赤ちゃんの胎動により途中で目覚めやすくなります。
妊娠中は寝つきが悪くなり途中で目覚めやすいため睡眠の質は低下します。お昼寝をとりながら寝不足を解消しましょう。
赤ちゃんを迎える準備期間と考えてこの期間を楽しみましょう。
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記事執筆:
ロフテー株式会社 ご担当者名:塚島早紀子 広報担当
(上級睡眠健康指導士 一般社団法人 日本睡眠教育機構 認定)
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