Cotechino (コテキーノ)
エミリア・ロマーニャ州モデナ発祥のコテキーノ。「コティカ」と呼ばれる豚の皮に、豚肉と背脂、塩、胡椒やクローブ、ナツメグ、シナモンなどのスパイスを詰めた大型ソーセージです。
コテキーノ・ディ・モデナ(Cotechino di Modena)と呼ばれるエミリア=ロマーニャ州モデナ産のコテキーノは原産地名称保護制度指定を受けている製品であり、イタリアの法律で製法と生産が保護されている
出典:ja.m.wikipedia.org
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Zampone (ザンポーネ)
ザンポーネとは、「大きな足」の意味。豚肉の肩、脚、首、頬、筋などの部位を合挽きにし、塩コショウ、香辛料で味付けして豚足に詰め、燻製にしたものです。
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コテキーノもザンポーネも500年以上の歴史ある食材!
1511年にミランドラのガヴェッロが教皇ユリウス2世の軍勢に包囲された折、保存食として生産されたのがコテキーノとザンポーネのはじまりとされている
出典:ja.m.wikipedia.org
コテキーノとザンポーネは縁起の良い食べ物!
その昔は、栄養価の高い食べ応え満点の料理を年始めに食べ、豊かな1年になるよう願ったといいます。また、子だくさんの豚にあやかるという説もあります。年末のイタリアでは、コテキーノもザンポーネも、温めるだけで食べられる真空パックやスライスカットされたものがスーパーに出回ります(生のものは何時間もかけて茹でなければならないので、加工調理済みのものが便利!)。
Lenticchie (レンズ豆)
平べったいレンズ型のレンズ豆。緑色が定番ですが、鮮やかなオレンジ色や黄色もあります。栄養価が高く保存の効くレンズ豆は、古代ローマ人も重宝していました。形がコインにも似ていることから、年越しや新年に縁起の良い伝統的な食べ物として広まっています。コテキーノやザンポーネの付け合わせとして美味しく頂きます。
【作り方】
乾燥豆を1晩水に漬けておき、深鍋に潰したニンニクとオリーブオイルを入れ、キツネ色になるまで熱し、レンズ豆とみじん切りにしたニンジンを加えて数分炒めます。その後、固形ブイヨン、ローリエを加えてたっぷりのお湯で茹でます。鍋底が焦げやすいので混ぜ続けること。豆が柔らかくなってきたら、隠し味のトマトピューレを少量加えてさらに煮詰めます。水分が無くなったら塩で味を整えて完成です。
Capitone または Anguilla (ウナギ)
南イタリア、特にナポリ一帯のクリスマス&お正月料理がカピトーネ。メスの大ウナギのことで、グリルや煮込み、フライにしたものです。一般的なウナギを意味するアングイッラという呼称も使われます。
元々南イタリアでは、聖書でアダムとイブを誘惑した悪魔の化身のヘビになぞらえて、クリスマスイブにウナギを家庭で捌き、悪魔祓いをするという風習がありました。それが大晦日にも行われるようになり、広まったのだとか。普段ウナギはあまり食べないイタリア人ですが、年末年始のこのシーズンだけは、カピトーネを食する人も多いようです。
Spumante (スパークリングワイン)
年末年始に限らずお祝いごとには欠かせないスプマンテ(スパークリングワイン)。カウントダウンに合わせてコルクをポンッと抜き、シュワシュワの泡でお祝いするのが定番です。
Melograno (ザクロ)
実がぎっしり詰まっているザクロもまた、縁起の良い食べ物。こちらも粒が小銭に例えられ、豊かさの象徴とされています。
Carbone di zucchero (石炭の砂糖菓子)
こちらは、年明けの1月6日、ベファーナのお祭りで子どもたちが頂くお菓子です。良い子にはお菓子を、悪い子には石炭を残していくという魔女ベファーナ。でも石炭を模した砂糖菓子は子どもたちも大喜びです。
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イタリアの公立幼稚園や小学校は、たいてい1月6日までお休み。というのもこの日は、1年最初の宗教祝日「エピファニア」なんです。と同時に子どもたちが待ちに待った「ベファーナ」のお祭りの日。お菓子の詰まった靴下を持って、魔女のベファーナおばあちゃんがやってくる!