万能&激ウマ!アンチョビペーストで簡単イタリアン!
カタクチイワシを塩漬けにして発酵させオリーブオイルに漬けたアンチョビ。
すり潰す手間も省けるペーストタイプは、イタリア料理で重宝される万能食材です。チューブ入りなら保存もきくので常備しておくと便利!
手軽に美味しいイタリアンをどうぞ!
アンチョビとは、カタクチイワシを塩漬けにして発酵させオリーブオイルに漬けたもの。
フィレ状や渦巻き状で缶詰やびん詰めにして売られていることが多いのですが、チューブ入りのアンチョビペーストもイタリアでは冷蔵庫に欠かせないアイテム。手軽に美味しいイタリアンが作れちゃいます。
オリーブオイルと撹拌してソースにするも良し、シーフードはもちろん、肉料理の隠し味にしても良し。使い勝手抜群の万能アンチョビペースト、おすすめです!
①バーニャカウダ

北イタリア、ピエモンテ州を代表する冬の鍋料理、バーニャカウダ。
ピエモンテ語で「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」という意味で、牛乳で煮たニンニクとオイル漬けのアンチョビ、エキストラバージンオリーブオイルをミキサーにかけて作った温かいソースに、生野菜をディップしていただきます。作り方も簡単です!
【材料】ニンニク 2~3 片、オイル漬けのアンチョビ6~7枚またはアンチョビペースト適量、エキストラバージンオリーブオイルたっぷり、粗挽き黒こしょう、牛乳、お好みの生野菜(ニンジン、カブ、セロリ、レタス、キュウリ、パプリカなどカラフルにすると盛り付けの時にキレイです)
【作り方】
1.皮を剥いたニンニクを沸騰させた牛乳で柔らかくなるまで煮る。
2.ニンニクを牛乳から取り出し、ミキサーに入れ、アンチョビ(またはペースト)、エキストラバージンオリーブオイルを加えてペースト状になるまで混ぜる。
3.保温容器(チーズフォンデュ用のポットなど)にペーストを入れ、温かいソースに生野菜をつけて食べる。お好みで黒コショウを加えてもOK。
アンチョビの塩加減がフレッシュな野菜の甘みや苦みとマッチして、止められない美味しさです!バーニャカウダには、爽やかな白ワインやロゼワインがぴったりです。
②ブロッコリーのアンチョビペースト和え

熱したオリーブオイルにアンチョビペーストを溶いてソースにしたものを、柔らかく茹でたブロッコリーにかけて和えるだけ。
お好みでニンニクスライスやペペロンチーノを入れてピリ辛にしても◎です。発酵食品であるアンチョビの旨味とブロッコリーの苦みがあとをひく絶品。そのままアンティパストやビールのおつまみ、サイドディッシュとしてもいけますが、パスタに和えると最強です。
https://cookpad.com/recipe/2477805
同じ要領で、レタスとアンチョビ、ペペロンチーノの組み合わせも最高!レタスはお好みで茹でても炒めても生でもイケます。
https://cookpad.com/recipe/470207
③アンチョビとモッツァレッラチーズのクロスティーニ

イタリア語で「小さなトースト」と言う意味の「クロスティーニ」。
ブルスケッタのように、スライスパンを1個ずつ並べてオーブンで熱し、その上にさまざまな具材を乗せたアンティパストです。
今回おすすめするのは、鍋にバターを溶かし、アンチョビペーストを加えて混ぜたソース!我が家では、スライスパンを平たく並べるのではなく、スライスしたモッツァレッラと交互に串に通して丸ごとオーブンに入れ、このアンチョビバターソースをたっぷりとかけます。豪快!パン好き&チーズ好きにはたまらない激ウマの一品です。
※バゲットやモッツァレラが無ければ、トーストにスライスチーズを乗せてアンチョビペーストを塗って焼くだけでも美味しく頂けます!
※これに生ハムを挟むのもオススメ。ボリューム満点ですがペロリと食べられます。
お試しあれ!
調味料として使われるアンチョビは、それだけで塩分が高いので料理に塩を加える必要はありません!サラダ、炒め物や揚げ物、蒸し料理、何にでも使えます。ぜひお試しを!
関連記事はこちらから
ちょっと手間のかかるオムレツ。 フライパンをトントンさせて作るのが結構難しいんですよね~。 実は、今回ご紹介する「高級ホテルの朝食みたいなオムレツ」はフライパンをトントンしません! しかも卵焼きを作るよりも簡単に作れちゃうんです♪ 写真付きでレポートしていきますので是非皆さんも作ってみてはかがでしょうか?
北海道の隠れたグルメをご紹介!スーパーで手に入る食材のみを使用した簡単な料理なので、早速今夜のおかずにいかがでしょうか? お子さんが美味しいと喜んでくれる北海道らしいメニューを厳選しました♪