乳歯の生え方が問題ないか心配
うちの子の乳歯が奥歯から生えてきました。普通前歯から生えると聞くのですが、これって大丈夫でしょうか?
お子様の歯の生え方の順番は、人それぞれですので、心配はないと思います。
前歯から生え変わるお子様だったり、奥歯(6歳臼歯と言われる大人の歯)が一番奥に生えてきたり、上下でもいろいろな場合があります。ご心配なら近医の歯科医院で確認してもらうと安心されるのではないでしょうか。
これから歯が生えてよいかみ合わせになるのは、また別の問題になります。
いい位置から生えたからといって、大人になっていいかみ合わせになるとは限りません。
歯が成長していく間の悪習癖(口呼吸、噛み癖、食事の仕方、寝相など)によって、歯並びも悪くなることが多くあります。定期的に歯科医院でチェックしてもらうことがよいでしょう。
乳歯から永久歯への生え変わりは人それぞれ。
前歯から生えるというような決まった順番はありませんが、乳歯が虫歯になった場合、どのような治療が必要なのでしょうか。
乳歯の虫歯の原因と治療の必要性について
義姉が子どもを歯医者さんへ連れて行った際に聞いたそうで、少し調べてみたのですが、この哺乳瓶虫歯はお茶や水、ミルクの場合は特に問題なしで大丈夫でしょうか?砂糖が多くつかわれる飲み物を哺乳瓶で飲んでいる子ども以外は、特に心配する必要はないでしょうか?
乳歯の生え始めから1歳頃までの虫歯の原因はほとんどが「哺乳びん虫歯」と言われています。
赤ちゃんの歯が生え始めるのは通常生後6ヶ月ころ下の前歯が生えてきます。その後上の前歯、奥歯と順に生えてきます。
この時期にだらだらと長時間かかってジュースや乳酸飲料を与えると乳歯は虫歯になってしまいます。
一度母乳より甘い乳酸飲料を覚えてしまうと、甘い哺乳びんが癖になってしまうのです。
そうなると甘い哺乳びんではないと泣き止まず手に負えなくなり、習慣的に与えるようになります。
さらに、寝る前に甘い哺乳びんを与えると、寝るときは唾液の分泌が少ないために余計に虫歯を作りやすくなります。
少なくとも3歳までは甘いものの味を覚えないように、ご両親にはお菓子をあげないようにしていただけるとよいかと思います。
乳歯の虫歯は、甘いジュースや乳酸飲料をだらだら与えてしまうことがほとんどの原因だと考えられています。
甘い飲み物の味を覚えて甘い哺乳瓶が癖になってしまい、そのまま虫歯になってしまうお子さんもいるので気をつけておきましょう。
娘の乳歯がぐらぐらしていて、もう生え替わりそうです。
が、先日『小さな虫歯になっている』と歯医者さんで言われました。
治療すべきでしょうか、それとも生え替わるのを待つべきでしょうか?
生え変わりの乳歯がむし歯になっていて、何か症状があれば治療も必要でしょうが、もうすぐ生え変わるなら抜歯してしまうという処置も考えられます。
お近くの歯科医院でしっかりご相談頂ければと思います。
生え替わりの時期の乳歯は、判断が難しいですよね。
もし、何か痛みなどの症状があれば治療した方がいいですが、もう生え替わりそうであれば、歯科医に相談し、抜歯してもらっても問題はなさそうです。
5歳の子供の左下奥歯に虫歯があります。神経ギリギリのところまで達しているそうなのですが、生え変わる歯なのに治療をする必要はあるのでしょうか?
歯医者さんからは根管治療を勧められました。
奥歯であれば、生え変わるのは恐らく4~5年後になるかと思います。乳歯の虫歯の進行は早く、それまでの間放置すれば、神経(歯髄)へ虫歯は進行します。
放置する問題点として、
1、神経にまで虫歯が達するとズキズキと痛みが出ることがある
2、歯の根の先に病気を作り、永久歯の形成に影響を生じることがある
3、歯がボロボロになってしまう可能性があり、歯並びに影響を生じることがある
乳歯は永久歯にとって、非常に大切なものであり、生え変わるから大丈夫というものではありません。生え変わり直前の乳歯が虫歯であれば治療を行わずに様子をみることはあります。
子どもの歯を守るにはご家族の方の力も非常に大切になりますので、ぜひ治療をおすすめいたします。
痛みなどの症状があるのに、乳歯だからといって治療をせず放置しておくのは危険です。奥歯の場合、生え替わるのは他の歯より遅いことが多く、それまでに虫歯はどんどん進行していくことも……。
乳歯の損傷や変色は治療した方がいい?
3歳の姪ですが、保育園の行きに走って滑ってぶつけて、乳歯が欠けました。
歯医者さんにいくまで、なにかできることはあるでしょうか。
また、半分程欠けた状態なのですが、差し歯などの処置になるでしょうか。
かけた歯の破片はお持ちですか?
接着して使うこともできるかもしれませんので、歯科医院にお持ちください。
付けられない場合は白い詰め物で補うようになります。
かけた場所が神経(歯髄)まで言っている場合はその処置が必要になるかもしれません。
偶発的に(今回の事故のような場合)神経が出た場合は上のほうの感染の恐れがある部分だけとって直接神経を保護する方法もあります。時間をおいて神経が根のほうまで感染すると抜髄になります。
お子さんの場合差し歯はしませんが、全体に被せるジャケット冠などもあるようです。
いずれにせよ、急いで歯科医院に行くのが一番です。
まずは歯科医院に早く受診をしていただくことだと思います。歯科医院に行くまでにできることはございません。
半分程度欠けて、痛みを伴うかどうかにも処置は違ってきますが、乳歯では差し歯を行うことはございません。
それは、抜け変わってしまうためですし、年齢によっては経過をみて、生え変わりまで待つこともございます。
また詰め物で様子を見ることが多いですが、乳歯なので、取れやすかったりすることはご了承下さい。
見た目が痛々しい歯の欠け……乳歯の場合は差し歯などの処置はおこなわず、欠けた歯の破片を接着する、また詰め物で様子を見ることが多いようです。
子供の前歯(乳歯)が黒・・・灰色?っぽい色に変色しています。
わたしも昨日の歯磨きの時まで気づいていませんでしたが、虫歯でしょうか。
子供は痛くないと言い張っていますが・・・?
お子様は思わぬ時に、歯をぶつけたりしていることもあると思います。
転んで歯をぶつけても、それほど痛くなったりすると、親御さんにもわからなかったりすることはございます。
歯が黒っぽくなる原因は、外傷で歯の神経が死んでしまった場合が多いです。
痛みや自覚症状がなければ、歯科医院で確認してもらって、生え変わりまで様子を見ていけばよいかと思います。
症状によっては、歯の治療も必要なことはございますので、一度歯科医院でご確認下さい。
以前ぶつけませんでした?歯をぶつけたことにより、神経が死んでしまったりすること、かみ合わせなどによっても、神経がしんでしまうこともありますが、着色のこともあります、1回受診することをお勧めします。
乳歯が黒や灰色になるなど変色している場合は、親御さんが知らないうちにお子さんがどこかでぶつけてしまっていることが多いそう。
痛みがないのは神経が死んでしまっている場合もあります。歯の欠けや変色が気になったら早めにクリニックを受診しておきましょう。
乳歯から永久歯への生え変わりができているか心配
5歳の子供の歯で相談です。すぐに歯医者に行くべきかどうかわかりません、教えてください。
左の下前歯ですが、裏から永久歯が頭出してきました。でも、本人に聞くと全く左下前歯はグラついてない、痛くもないとのこと、このままでいいのでしょうか?両方生えたりしませんよね?よろしくお願いします。
下の前歯の永久歯は乳歯の裏から生えてきます。乳歯が抜けることで、舌の力と唇の力の関係で、前の方に生えていくことになります。ある程度永久歯が生えても、歯の位置は変わることは十分あるので、経過をみていけば大丈夫です。
永久歯が生えてきたら、乳歯は抜歯してもよいのですが、グラグラでない乳歯は麻酔をしたりして抜かないといけなかったりします。麻酔をさせてくれるお子様ならよいですが、なかなか嫌がるお子様が多いです。
そこで自分でどんどん揺すってもらって、どうしても抜けなければ抜歯したりしています。揺することでグラグラしてくることも多いので。
まずはお近くの歯科医院で、今後のことを含め相談してみてください。
抜歯すると言っても、歯がグラグラしていないと麻酔が必要になります。
麻酔が苦手なお子さんも多いので、お子さんに歯を揺すってもらい、グラグラしてから抜歯するのも手の1つでしょう。
生まれたときから家族のように可愛がっている近所の小学生なんですが、抜けた上の前歯がなかなか生えないようです。
最近前歯がないことを気にしていて、写真を撮られるのも嫌がります。
歯医者さんには行っているようですが、歯が抜けてもうずいぶん経つと思うので(2ヶ月以上?)レントゲンなど勧めた方がいいでしょうか。
一般的には永久歯が出てくるのに伴い、乳歯が抜けることが多いですが、早めに乳歯が抜けてしまったりすると、歯ぐきが少し硬くなって、永久歯が出てくるのが遅くなったりすることもございます。
また個人差があるので、永久歯があるかどうかはレントゲン撮影をしていただければ、確認することができますので、担当医とご相談下さい。
早いうちに乳歯が抜けてしまうと、永久歯が生えるまで時間がかかるお子さんもいらっしゃいます。
生えてくるタイミングは個人差があるので、生えるのが遅いのが気になるようであれば、クリニックでレントゲンを撮って確認できます。乳歯の抜歯や永久歯の生え方など、気になる方はクリニックで医師に相談してみてくださいね。
※上記は専門のドクター・歯科衛生士による返答は、治療行為ではありません。
これらのサービスは自己の責任において利用し、必要ならば適切な医療機関の受診等、自身の判断でおこなってください。実際に医療機関を受診する場合、治療方法等に関しまして医師によくご相談ください。