難しそう?そんなことありません!1歳から始める情操教育
小さなお子様がいるママさんなら、「情操教育に○○をすると良い」「情操教育は○才から始めると良い」といった話を一度くらいは耳にしたことがありますよね。でも、そもそも情操教育って何だろう…そう疑問に思っている方も多いのではないかと思います。情操教育は難しいのでしょうか?簡単に始めることはできるのでしょうか?
情操教育とは何か
そもそも、情操とはどういう意味でしょうか?
美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心。道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情。
出典:daijisen.jp
情操教育とは、これらの感情の育成を目的とする教育です。
これだけ読むと、なんだかとても難しいことのように思えますよね。
「美術館やクラシックコンサートに連れていかなければいけないのかな?」と考えてしまう方もいるかもしれません。
でも、それは少し違います。
美術館やクラシックコンサートに出かけるのももちろんいいことですが、それだけが情操教育ではありません。
感動を覚えたり、幸せな気持ちを誰かと分かち合ったり、当たり前の出来事に疑問を抱いたり。
そんな日々の彩りを増やしていくことが情操教育なのです。
情操教育は何をすればいい?
そう考えると、毎日の暮らしのなかで、情操教育ができそうな気がしてきませんか?
例えば、何かを観察して「どうしてこうなるんだろう?」と考える、知的好奇心を育むこと。
困っている人を見かけたら「助けてあげたい」と思うような、人を慈しむ気持ちを育むこと。
絵を観賞したり、音楽を聴いたりして「うつくしい」と感じる気持ちを育むこと。
一般的な神仏の教えを学んだり、行事に参加することで、いのちの重みを感じる気持ちを育むこと。
つまり、何か難しいことを考えたり、実行したりする必要はないのです。
これらの気持ちを育むきっかけを作ってあげれば良いだけ。
それでは普段、どんなことを心がければ、そのきっかけを作れるのでしょうか?
情操教育を普段の生活に取り入れよう
1.自然に親しむ
近所の公園におでかけする時でも、なるべく自然に触れるようにしてみましょう。
例えば、アリが並んで歩いているのを見かけたら、「どうしてアリは一列に並んで歩けるのかな?」と一緒に考えることで、知的好奇心が刺激されます。
2.音楽に親しむ
家にいる時は、音楽をかけて過ごしてみましょう。
音楽を聴いたり、歌を唄ったりすることで、楽しみながらゆたかな感性が育まれます。
簡単な楽器を演奏してみるのも良いかもしれません。
今までできなかったことに挑戦したり、達成感を得たりすることで、新しい刺激が生まれます。
3.動物を飼う
小さな子どもでもお世話ができる動物を飼ってみましょう。
犬・猫だけでなく、金魚・小鳥・亀といった小さな動物でも良いと思います。
エサをあげたり、話しかけてみたり、一緒にお世話をすることで、生き物を慈しむ心が生まれます。
また、その動物の成長に感動を得ることもできます。
子どもの気持ちを大切にすることが情操教育につながる
このように、難しく考え過ぎなくても、情操教育は普段の暮らしで十分行っていくことができます。
同じ目線に立ってみることで、きっかけはあちこちにあるもの。
毎日、子どもの気持ちに寄り添うことを意識して過ごしてみてくださいね。
ちょっとずつ、でも確実に、子どもにゆたかな感情が育まれていきますよ!
関連記事はこちらから
習い事の定番としても定評があるピアノ・リトミック・バイオリンなどの音楽系習い事。ご自身が習っていたお母さんも多いはず。なぜそんなに音楽系の習い事が人気なのか?それには一生を通じて子供たちの財産になる、秘密が隠されていたからなのです。
「笑い」が子供の脳の発達に大きな影響力を与えていることをご存知ですか?今回は笑いの効果を中心に、毎日の育児のなかで、「あえて子どもを笑わそう!」というスイッチを持ってみることをご提案します♡「笑い」いっぱいの生活はママにも子どもにも断然イイのです!