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知りたい!イタリアの子どもたちの習い事事情

知りたい!イタリアの子どもたちの習い事事情
参照 : pixabay.com
9月から、新学年が始まるイタリア。子どもたちも新しい習い事に挑戦する絶好のタイミングです。どんな習い事が人気なのでしょう?周りのご家庭に聞いた情報と、町を歩いていて見かけるお教室の広告などから、実態をお伝えします!
知りたい!イタリアの子どもたちの習い事事情
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スポーツ系がトップ

イタリアの小学校にはプールはありません。体育の授業は、息子の公立学校では週に1回だけバスケットをしていますが、これ以外の球技や体操などを教えて貰えるチャンスはなく、陸上競技が出来るような校庭もありません。そのため、各家庭で習い事としてスポーツをさせないと、子どもたちは運動不足になりがち。キッズ自身がやりたがるという他に、スポーツ系の習い事がトップに来るのはこうした理由からだと思います。

女の子に人気が高いのは、新体操やバレエ

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幼稚園くらいの女の子からすでに人気なのは、新体操やバレエ、ダンスなど。実際、ダンス教室やバレエスクールは町の中に何軒も見かけます。週に2~3回のペースでレッスンがあるようです。

男の子に人気が高いのは、やっぱりサッカー!

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サッカー大国イタリア。早い子は幼稚園年長さんくらいから、地域のサッカースクールに通う子も。クラスのお友達が通い始めると、僕も僕もと仲間が増えるようです。親としては、毎週週末に練習があったり、練習試合で別の町まで遠征したり、お昼やイベントの用意をしたりと大変なことも多いようですが…(涙)。子どもの希望をなるべく叶えてやりたいのが親心というもの。セリエAのサッカーチームが運営する本格的なジュニアや幼児用のサッカー教室もありますが、のんびりペースの地元のミニサッカーなども人気です。もちろん、女子サッカーもありますよ!

男女問わず「武道」も人気

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柔道や空手、合気道などの武道は、男の子にも女の子にも根強い人気を誇ります。護身術を学べて、礼節を身に付けられるという点も、特に親たちの間で好評です。知り合いには、親子で柔道を習ったり、なんと週に3回道場に通っている子もいます。

王道はプール

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海辺のバカンスが欠かせないイタリアでは、子どもの頃に水泳を習わせる家庭も多いです。身体の発達にも良いですし、4~5年やって一通り泳ぎの型をマスターしたら次のスポーツに変える人も。着替えや冬などは大変ですが、習わせておいて良かったと思えるよう、我が家でも頑張ってプールに通わせています。

【ナットク】実体験から見る!子どもに「水泳がいい」と言われる理由

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「子どもに習わせるなら水泳」、「ベビースイミングがおすすめ」とよく言われていますが、その実態は?私も6歳と3歳の長男次男をプールに通わせているので、そこのところとっても気になります。情報収集してみました!

英語

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ヨーロッパの国の中でも、実は英語力の低いイタリア…。義務教育で小学校1年生から英語の授業はありますが、1年生は週に1回1時間(2年生は2回、3年生は3回…と増えていく)。しかしながら、仕事を見つけるにはやはり英語力があることが大前提です。英語の幼稚園・小学校(いわゆるインターナショナルスクール)に通わせる方もいますし、そうでなくても小さな頃から英語のレッスンに通わせる家庭は多々あります。

楽器

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さまざまな音楽家を輩出しているイタリア。小さなころから楽器を習わせる家庭も多いです。ピアノはもちろん、ヴァイオリンやチェロ、トランペット、フルートなど持ち運びも簡単で、自宅に置いておける楽器も人気のよう。弦楽器・管楽器の他、ドラムなどの打楽器を習う子もいます。我が家ではギターを私も一緒に習いたいと考えています。

変わり種 ??

チェス

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ヨーロッパらしくて素敵!と思ったのが、チェス。我が家の長男の小学校では、クラブ活動のように希望者が習うことが出来るようですが、チェス愛好者が開催している団体などに、お稽古事として通うこともできるんです!ボードゲームであると同時に「スポーツ」とも「芸術」とも「科学」とも言われるチェス。勝つためにはさまざまなセンスを総合する力が必要で、集中力や忍耐力、洞察力を養うことができます。

パルクール

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パルクールとは、フランスの軍事訓練から発展して生まれた、走る・跳ぶ・登るといった移動所作に重点を置く、スポーツもしくは動作鍛錬

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これを習っている6歳の男の子に会ったときは、正直ビックリしました。き、危険では??

実践者の多くは、パルクールを通じて身体の機能性と現時点の限界を理解し、その上で鍛錬を通じて今の限界を超えうる方法を模索する

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壁や手すり、屋根などの間をつたい、走ったり跳んだり、よじ登ったり・・・。基本動作をマスターしたら、地形を活かして飛び移ったり飛び降りたり、回転して受け身をとったりと、どんどんダイナミックなパフォーマンスに挑戦するのだとか。日々トレーニングを積んで、距離や危険性を測る感覚を養ったうえで、自分の能力に見合った動きを行うのであって、初心者がむやみにやるとケガや事故につながってしまうそうなので(やっぱり)、キチンとしたトレーナーのいるところで小さいうちから段階的にしっかり習うのは良いことなのかもしれません。

新しい習い事にチャレンジ!

新学期の開始に合わせて習い事もスタートします。9月は、あちこちで見学会やお試しレッスンなどが設けられるシーズンなので、継続して習っているものの他にも、この機会に色々チャレンジさせてあげたいと思います!