子どもたちはケンカで育つ?!子供同士のケンカにどう対処してますか?
◆子供にとってケンカは成長のチャンス!
子どもたちの自然な姿の一つとして、けんかやいざこざが挙げられる。子どもは数々の幼児期のけんかやいざこざ、衝突や摩擦を経験し、折り合いを付けながら様々な感情を体験し、コントロールする力を獲得していく。こうした対人関係のルールを学ぶ機会を確保し、子どもの心を育んでいく大人や保育者の役割は大きい。幼稚園教育要領(2008)の中には、「けんか」という用語は出てこないが、葛藤やつまづき体験など、互いに思いを主張し折り合いをつける体験の大切さについて記されている。
出典:ci.nii.ac.jp
◆ケンカの場面で、親の私たちができること
①まずは子供たちに任せてみよう
多くの研究者が、子どものけんかはある程度子ども同士に任せて、必要に応じて仲立ちをする必要性を説いている
出典:ci.nii.ac.jp
例えばオモチャの取り合い。1~2歳でも起こるケンカですが、3歳にもなると子どもは「欲求が通らないこともある」と学び、どう交渉すればいいか、欲求が通らないときにどう折り合いをつけるかを学んで、仲直りすることを覚えます。4歳頃には相手の気持ちもだんだんとわかるように!そして徐々に多くの人と関われる社会性を身につけるのです。だからこそ、多くの保育士さんが実践しているようにある程度「見守る」という姿勢が必要ですね。
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②解決しなさそうなときは「どうしたの?」と聞いてみよう
③話を聞いたら気持ちに『共感』してあげよう!
④一緒に解決策を考えよう
◆親同士・先生との信頼関係を築こう
保育園ではお互い様。保育園でのトラブルは、被害があったことは教えてもらえるけど、お互い様なので、加害者の名前は教えてもらえません。 先生たちが適宜注意をしているし、まだ1歳そこそこなので、ケンカそのものも仲裁の必要がないと思います。
出典:digest.beach.jp
「私はこう思うけれど、あなたはどう思う?」と、園の先生やママ(パパ)友達などと率直に意見交換をしてみてはいかがでしょう。とくに園の先生などは、こういった保護者からの相談があって初めて気付く事や行動に移せることも多いので、直接お会いする時間が取れなくとも電話や手紙などで自分の気持ちを伝えることが大切だと思います。
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