子どもに伝えたい!昔ながらの「お正月遊び」とその効果7選
お正月って、子どもにとっては暇な時間が多いですよね。そんな時に教えてあげたいのが、お正月遊び。実は現代でやっても意外と面白く、子どもの成長にいい効果がある遊びが多いんです。今回はお正月遊びとその効果について、まとめてみました。
かるた
たくさんの札の中から当てはまるものを探して取る、お馴染みのかるた遊び。当てはまるものを探す瞬発力や、どこに何があるかを覚える記憶力などが鍛えられ、頭を使う遊びです。また、子どもがことわざを覚えるために作られた「いろはかるた」は、新しい言葉を楽しく覚えるのにぴったり。大きい子であれば、百人一首を覚えて競っても楽しいですよ。大人数でも楽しく遊べるので、親戚が集まるお正月にいいですね。
羽根つき
今ではあまり見かけませんが、実はスポーツとしても楽しめる「羽根つき」。固い羽子板で羽を付き、落とした方の顔に落書きをしていきます。落書きでなくても、お菓子などを賭ければ盛り上がりますよ。お正月は寒くて家にこもりがちなので、楽しみながら運動できて良いですね。
昔は羽子板は「こきいた」、羽根つきは「胡鬼子(こきのこ)勝負」と言われました。
出典:www.pleasuremind.jp
胡鬼は「異界の鬼」という意味で、羽根つきは遊びというよりも、新年の悪霊払いと一年間の吉凶を占うという性格をもっていたのです。
元々は厄払いの意味があるので、そういう意味でもお正月に遊ぶものとされています。最近ではディズニーや戦隊モノのキャラクターが描かれた羽子板もたくさん出ているので、この機会に手に入れてはどうでしょうか?
こま回し
意外と回すのが難しい、昔ながらの「こま」。パパママ世代の中には回し方を知っている方もいるのではないでしょうか?縄をきっちり巻いて、まっすぐに投げなければ回らないので、手先の器用さとバランス感覚が身に着きますね。特に男の子の間では最近、進化形のコマが再ブームになっていますから、意外と夢中になりそうですね。
福笑い
のっぺらぼうの紙に目や鼻のパーツを目隠ししたまま置いていく、福笑い。どうしても変な顔になるため新年から笑いが起きて、縁起が良いとされています。顔のパーツを手先で確かめながら置いていくので、手先の感覚が鋭くなりますね。また自作の福笑いでも十分楽しめますから、子どものオリジナルで遊んでみてはいかがですか?
たこあげ
お正月の童謡に必ず出てくる「たこあげ」。お正月早々、広い場所で走り回って気分も爽快です。風や重さ、走るスピードもよく考えなければならないので、そういった物理を感覚的に理解するいい機会にもなりますよ。特に、電柱の少ない広場がある田舎はたこあげにベストです!この機会に家族で思いっきり楽しんでみてください。
すごろく
すごろくも、かるたと同じく大人数で遊べるお正月遊びです。小さい子は「サイコロの目の数だけ進める」「1回休み」などのルールから、数を数えたり、順番を守ったりと学ぶことが多いですよ。子どもが大きくなってきたら人生ゲームにレベルアップして、お金の計算や計画性などを楽しみながら身に着けてもらうのもいいですね。
お手玉
おばあちゃんに是非教えてほしい、お手玉遊び。お手玉は柔らかいので、小さい子でも安心して遊べるのがいいですね。最初はキャッチボールから、次は1人で2つ、そして3つを投げていく……と、どんどんレベルアップできるのが魅力。脳活にいいと、最近ではリハビリなどにも取り入れられています。慣れてきたら反対周りにすると、脳がより鍛えられるそうです。
子どもたちに伝えたい!
いかがでしたか?やってみたい遊びは見つかったでしょうか。この機会にパパママ、そしておじいちゃん・おばあちゃんに教えてもらって、昔ながらの遊びでお正月を楽しめたら素敵ですね。