<泣いちゃう系>
涙が止まりませんでした。。。
マタニティヨガ教室に置いてあり何気なく手に取ったつもりが、大号泣。
妊娠するって、色んな行動への制限があったり、心理的にもアップダウンがあって、なんだか不便。早く産んでしまいたいな~なんて思っていたところだったのですが、読んだ後は、妊娠できた幸せと、まだ見ぬわが子を愛おしむ気持ちがぶわっ!と湧き出して、今この瞬間をもっと楽しもう、という気にさせられました。
<現代妊婦のバイブル>
常に手元に置いておいて、週数が進むごとに読み返す本。
8人の子育てを経験した小児科医夫妻の本で、アメリカでは大ベストセラーに。日本人著書の本もいくつか読みましたが、ワーキング妊婦のせいか、医師が書いているせいなのか、この本の内容が自分の生活に1番沿っていて、すんなり心に入ってきました。何より助かったのは、些細な事でやたら不安になる妊婦の悩みを、明るく的確に解決してくれるところ。読めば常に心が軽くなります。食文化などアメリカ人の考え方と多少異なるところはありながら、妊娠中を通して手放せない1冊でした。
<妊娠中から離乳食期まで実践できる>
妊娠すると、食生活見直しますよね?
筆者は元々ゆるめのオーガニックが基準の食生活をしていましたが、それでも妊娠するまでは、身体を冷やす食事(フルーツ・パン・スイーツなど)や外食も多い生活でした。赤ちゃんが産まれたら、その後の母乳育児や離乳食を視野に入れると、食生活について今までとは違った見方が必要になります。妊娠中だからといって、体調に任せて食べたいものを食べまくるのではなく、その後も見据えて食生活を少しずつ立て直していこう!と思う、良いきっかけになった本です。実際に出産後もずっと手元に置いて、子供の食事作りに参考にできるので、長い間お世話になっています。
<出産後の不安を解消>
出産後の1番の恐怖って何ですか?
わたしは「寝る時間がない」ことでした。周りのママ達から、寝かしつけや夜泣きに苦労するという話を散々聞いていたし、産休・育休を取って仕事復帰しようと思っていた身には、睡眠時間が削られるという想像は、かなりの恐怖に思えました。でもこの本を読んで、出産直後から、神経質にならずに赤ちゃんの睡眠リズムと付き合うことが出来ました。そして、産後半年目には自分の生活リズムを完全に取り戻すまでに。寝かしつけがうまくいくと、育児は何倍も楽になります。娘のためにも自分のためにも、規則正しい早寝早起き生活がどれだけ大事かということを改めて気付かされた本です。
<超実践書!呼吸法がとっても役に立つ>
いざ出産!の当日、最も役に立った本。
呼吸法とそれに伴う痛み逃しは、出産で最も重要なスキルです。呼吸法がうまくできるか否かで、出産のイメージが「痛くて辛くて怖いもの」になるか「痛みはコントロールできるもの。赤ちゃんと一緒に頑張れるもの」になるかが別れると思います。筆者は陣痛が始まってから実際に産まれるまで3時間程の、比較的軽いお産でしたが、外国での自然分娩だったので言葉が全く分からず誰にも頼れず。苦肉の策で夫にこの本を持ち込んでもらい、枕元で呼吸の箇所を繰り返し読んでもらって復習しながら臨みました。元々医療介入をしない、助産所で産む方達のための本なので、病院任せにせずに出産を自分ごととして捉える妊婦さんの言葉に満ち溢れていて、読んでいて勇気が湧いてきます。
おススメ図書5選。いかがでしたでしょうか。
どれも1度目の妊娠の時にとっても役に立ちましたが、今回2度目の妊娠中も、頻繁に読み返して復習しています。出産前の読書は、正しい知識が自分に備わることで、恐怖感や不安感なく、穏やかな気持ちでその日に臨める、というのが最大の効果だと思います。日頃あまり本を読まない方も、ネットばかり検索して怖い情報に捉われてしまいがちな方も、この5冊は心からおススメできますので、ぜひ試してみて下さい!