【2024年の厄年】厄年に結婚するのは縁起が悪い?”厄年は何なのか”が分かると答えが見えてくる!
厄年って悪いイメージばかりありますが、本当のところはどうなのでしょうか。特に、結婚のような縁起を担ぎたい人生の一大イベントを控えている方は気になるところです。
そこで今回は、厄年に結婚するのは縁起が悪いのかについて解説します!
「厄年に結婚してもうまくいかない」って本当?
人生の一大イベントは、なにかと縁起を担ぎたいもの。結婚だって、籍を入れる日や式の日取りは「大安の日」を選びたい方が多いですね。では、日本で昔から馴染みのある「厄年」はどうでしょうか。
「悪いことがおきるからお祓いしないといけない年齢」という認識の方は多くいるかと思いますが、そんな年に結婚しても大丈夫かな?と心配になってしまいますよね。でも、厄年の年齢を見てみると、30代で結婚となれば厄年を避けるほうが難しいのです。
厄年に結婚するとどうなるのか…まずは厄年とは何なのかを紐解いてみましょう!
厄年は1000年前にはすでにあった!?そもそも厄年とは
厄年とは「厄災が多く降りかかる年齢」とされていて、平安時代にはすでにその考えがあったという古い風習です。厄年は数え年で設定されており、男性と女性で厄年が異なります。
ちなみに数え年とは生まれた時点で1歳、それ以降お正月になると1歳ずつ年齢を加算していく数え方です。厄年には「本厄」と呼ばれる特に警戒するべき歳と、その1年前で厄災の前兆が現れる「前厄」、厄が薄れる「後厄」があります。
一般的に男性の本厄は数え年で25歳、42歳、61歳とされており、特に42歳は「大厄」として注意が必要としている年齢です。
一方で女性の本厄は数え年で19歳、33歳、37歳、61歳で、特に注意が必要な「大厄」は33歳。
女性は30代で2回もあるので、前厄と後厄をあわせるとほぼずっと厄年ということに…。
2024年に「本厄」となる生まれ年はこちら
ちなみに2024年に本厄を迎えるのは以下の生まれ年の方々です。
【2024年】
男性…2000年(平成12年)、1983年(昭和58年)、1964年(昭和39年)
女性…2006年(平成18年)、1992年(平成4年)、1988年(昭和63年)、1964年(昭和39年)
本厄を迎える年齢はいずれも人生の転機を迎えやすく、今の時代では厄年はおとなしくしていろと言われても無理がありますね。そもそも、なぜこのような年齢に設定されたのでしょうか。
意外な事実…厄年には「根拠がない」
厄年と設定された年齢は、33歳→サンザン(散々)や42歳→シニ(死に)など語呂合わせ的な要素もあると言われてます。昔からこの年齢に不幸なことが起きていた…というわけではなく、実は科学的根拠は全く無いのだそう。では、日本では神社で厄払いをしてもらうのが一般的なので、神道にその由来があるのかと思いきや…こちらも文献などで確かな根拠は見つかっていないようです。
また、今と昔ではライフステージの変化が訪れる年齢が大きく違い、戦国時代(室町時代)はなんと10代前半での結婚・出産が珍しくなかった時代です!大厄を迎えるころには人生が一段落し、今より平均寿命が短かったことから健康に気を使う年齢になったという意味合いもあるのでは?という説もあります。
厄年ではなく「役年」という説も
「役年」とは、仕事や家庭などで役に立てるようになったとする年です。「厄年」とは読み方が同じですが、意味が全く違いますね!この意味なら結婚するのにピッタリな年とも考えられます。
ここまでをまとめてみると、「厄年」に災いが起きるという確かな根拠はなく「役年」という見方もできるとなり、そんなに恐れるべき年でもないように感じられます。
結論…厄年に関係なく幸せな結婚はできる!
厄年だから不幸になる・災いが起きるという根拠はなく、むしろ一人前に役に立てる年齢になったということで、結婚は全く問題が無さそうですね。その結婚が幸せになるのか残念な結果になるのかは、結局本人たち次第!どうしても厄が気になるなら、神社で厄払いを受けて気持ちをスッキリさせましょう♪
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