「厄年にやってはいけない事」って何?女性は30代の半分が厄年…。”注意すべきこと”を知って過ごそう
厄年と聞くと、なんだか怖いイメージ…
特に女性は、30代の半分を前厄・本厄・後厄として過ごすので、厄年というネガティブな印象から不安になりがちです。でも、厄年について詳しく知っておく事で、注意できたり気にせず過ごす事もできますよ!
今回は「厄年にやってはいけない事」と言われている事や、注意点をまとめました。
そもそも「厄年」とは?
そもそもの始まりは、陰陽道に由来していると言われています。
「災厄が多くふりかかる年」という、意味があります。
厄年は該当する年齢の1年だけではなく、「前厄・本厄・後厄」と3年に渡り厄が続くそう。
その厄年ですが、生まれた年を0歳とするのではなく、生まれた年を一歳とする「数え年」で割り出します。
数え年はを簡単に知るには、「現在の実年齢+1歳」と考えるとわかりやすいですよ!
厄年という考え方が定着したのは、諸説ありますが平安時代にはすでに存在していたそう。
その頃は寿命が短かったので、厄年にあたる年前後にに身体的な不調が出やすかったので、より厄年に敏感になっていたとも言われています。
男性、女性の厄年はいつ?
先ほどお話した通り、厄年は「数え年」で割り出します。
そして、男性と女性では厄年の年齢が違うんです!
男性の本厄:4歳・13歳・25歳・42歳・62歳
女性の本厄:4歳・13歳・19歳・33歳・37歳・61歳
となっています。
特に注意したいのが「大厄」と言われる年。
男性なら「大厄」は42歳、女性の「大厄」は33歳です。
女性は前厄と後厄を合わせると、30代のほとんどを厄年の中で過ごす…という事になります。
やはりそのあたりの年齢というのは、身体的にも環境的にも変化が起きやすい年なので、より気をつけたい年頃なのかもしれません。
厄年にやってはいけない事
厄年には、「新しい事」を始めてはいけないと言われています。
とはいえ「人生の転機になるような大きな出来事は、厄年にあたる年に行うとリスクがあるよ」という意味でとらえればそんなに怖がる事もありません!
厄年の一覧を見てみると、男性なら25歳や42歳で、仕事で大きな変化を迎えそうですよね。
62歳にはそろそろ健康にも気をつけたい年頃。
女性なら昔は19歳で結婚という場合もあったでしょうし、現代では33歳、37歳あたりに仕事の責任が重くなったり、結婚出産などという人生の節目を迎えたりという事もありそう。
「新しい事」って何?
注意しろと言われても「新しい事」って具体的に何?と、疑問が湧きますよね。
「新しい事」というのは具体的には、
・結婚
・引っ越し
・起業
・転職
・家を建てる
など。
これらの事は、女性なら30代に起きやすい出来事なので、ちょっと気になりますよね。
厄年に「新しい事」は絶対にダメなのでしょうか?
厄年は「いつもより注意しなければいけない年」と考えよう!
やってはいけない事、と言われてしまうとちょっと怖くなってしまいますが…厄年付近に新しい事や人生の転機になるような事を行うなら、「いつもより注意しなければいけない年」と考えると前向きになれそう!
いつもより注意して生活する事で、不要なトラブルを避けられる場合もあります。
責任のある仕事を任されたら、「今は厄年だからよりいっそう気をつけよう!」と気が引き締まるかも。
体の事なら、積極的に検診に行ったり不調があるならすぐに受診したりと、いつもより注意する事で安全に暮らせるかもしれません。
厄年を気にしすぎると絶好のチャンスを逃してしまうかも!
結婚や転職などは、人生の中でもかなり大きな転機ですよね。
そんな時に「今は厄年だから…」と尻込みしてしまうと、絶好のチャンスを逃してしまいかねません。
「厄年だから…」と気にし過ぎて暗くなっていると、悪い出来事を呼び込んでしまいそうでもったいない!
いつもより注意しながら、気をつけつつ毎日を送って、チャンスも逃さず厄年を越せたらいいですね。
厄年は誰にでも巡ってきますから、「人生の節目のひとつ」ととらえて、縛られ過ぎないよう過ごすのも大事です。
厄年の過ごし方で注意したい事
先ほどお話した中にもあったように、厄年は「人生の節目のひとつ」と考えてあまり気にしないようにしながらも、過ごし方の中で注意できる事はあるのでしょうか?
厄年を気にし過ぎない
もしも厄年の間に悪い事が起こったら、「厄年だからしょうがない!」と切り替えるきっかけにするのもいい方法ですよ!
生活を見直してみる
厄年の前後は、体調の変化が起こりやすい年齢。
食生活を見直す、体の調子を整える、掃除をまめに行って運気アップをはかるのもいいかも!
厄払いをする
厄払いができる神社やお寺に出向く事によって、「厄払いをした!」と自分の中で気持ちが切り替わり、自信が持てるようになるかも!?
厄払いっていつ行くの?
厄年を迎えたら、気持ちに区切りをつけて前向きに過ごすためにも、厄払いに行くのはすごくいい方法です!
厄払いに行くタイミングですが、「前厄・本厄・後厄」のどれかで行くのが一般的なようです。
「前厄にあたる年に結婚・出産を控えている」など、自分自身の事情と照らし合わせて厄払いのスケジュールを立てるといいかもしれませんね。
いつ行くかについては、「お正月から節分まで」に厄払いを済ませておくのがいいようですが、神社でもお寺でも一年中受け付けてくれる所が多いので、自分のタイミングでOK!
厄除けにおすすめの神社3選
①北海道神宮(北海道札幌市)
厄除けだけでなく、神前結婚式でも有名な北海道神宮は、札幌駅から電車やバスですぐアクセスできる便利な場所にあります。
もちろん車でも大丈夫。
詳しくはこちらから
②寒川神社(神奈川県高座郡寒川町)
神奈川屈指の厄除け神社なので、名前を聞いた事がある!という方も多いと思います。
電車でのアクセスも、JR相模線宮山駅から徒歩5分程度。
車なら圏央道の寒川北インターか、小田原厚木道路の伊勢原インターを降りてから、10分程度で着くのですごく行きやすいですね。
各種御祈祷は、年中無休で午前8時から午後5時まで受け付けています!
忙しい方でも安心して参拝できますね。
寒川神社の公式サイトはこちらから
③下鴨神社(京都市左京区)
京都駅と阪急河原町駅から、地下鉄・バス・JR・阪急でアクセスできる下鴨神社は、正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と言い、国宝、重要文化財、特別史跡に加え世界遺産登録もされている由緒正しい神社です。
御祈祷は、午前9時から午後4時までなら、いつでも受けられます。
受付方法については、当日受付のみです。
御祈祷の後は、ゆっくりと世界遺産登録された神社を眺めていくのもパワーをもらえそうですね!
下鴨神社の公式サイトはこちらから
厄年にやってはいけない事に縛られ過ぎず、マイペースで毎日を過ごそう!
女性は30代に2回厄年を迎えます。
さらに前厄と後厄を合わせると、30代のほとんどを厄と共に過ごす事になるわけですが…あまり気にし過ぎず、厄年なら注意できる事をしっかり注意し、健康に気をつけて生活できるようにしましょう。
さらに厄払いに行けば安心感も得られますし、パワースポットである神社をゆっくり散策すれば気分もリフレッシュできるかも。
日々注意できる事、厄払いなどいろいろと気を配りつつ、厄年でも変わらず輝ける年にできるといいですね♪
妊娠・出産を控えている女性なら、“厄年”について気になる!という方も多いのではないでしょうか。「厄年に出産するとお腹の子と母体に何か影響があるの?」という疑問も浮かんできますよね。今回はそんな疑問に答えながら、有名な厄払いスポットについてもあわせてお話してきます!
厄年って悪いイメージばかりありますが、本当のところはどうなのでしょうか。特に、結婚のような縁起を担ぎたい人生の一大イベントを控えている方は気になるところです。そこで今回は、厄年に結婚するのは縁起が悪いのかについて解説します!