「夜のおむつはずれ」はいつごろ?無理は禁物!ママと子どもに負担が少ないタイミングと方法を見つけよう♪
お昼のおむつがはずれても、夜のおむつがはずれないと悩んでいるママもいますよね。
お昼と違って寝ている間のおしっこは、有効なトレーニングの方法がありません。
がんばるほどママにも子どもにも負担がかかってしまい逆効果になることも。ここではできるだけ楽に夜のおむつがはずせるタイミングと方法をご紹介します。
『焦らなくて大丈夫』夜のおむつがはずれる時期は子どもによってさまざま
日中のおむつが卒業できたら、夜のおむつはいつになったらはずれるのか気になるママも多いでしょう。
日中はすんなり卒業できたのに、夜だけはまったくはずれそうになくて不安に思っている人もいるかもしれませんね。
でも、夜のおむつがはずれるのは、子どもの意思ではどうにもできません。
ホルモンの分泌や膀胱の大きさが関係してくるので、寝ている間におしっこが出るなら、まだその時期になっていないということです。
夜のおむつはずれの時期が2歳半〜5歳くらいと幅が広いのも、子どもそれぞれに成長の差があるからです。
成長とともに機能が発達していけば自然とはずれるので、焦らずに見守ってあげましょう。
おねしょの原因は“ホルモン”と“膀胱の大きさ”
おとなは寝ている間はあまりトイレに行きませんよね。
これは睡眠中に抗利尿ホルモンが分泌され、尿量が減るからです。また、たくさん膀胱に溜まってしまったとしても、尿意を感じて目が覚めます。
でも、赤ちゃんはこのホルモンの分泌が少ないので、寝ている間も昼間と同じようにおしっこが作られます。
膀胱自体の大きさも小さいため、溜められる量が少なく、2〜3時間分しか溜められません。
そして、尿意よりも睡眠が優先されるので、尿意を感じて目が覚めることはなく、膀胱に溜められる量以上になると自然と溢れてしまいます。
これが子どもがおねしょをする原因です。
夜のおむつをはずすタイミング
夜のおむつをはずすタイミングを見極めるために重要なポイントは、寝ている間におしっこをする回数が減っていることです。
朝起きたときにおむつが濡れていることが1週間のうちに1〜2回程度になれば、そろそろはずれるタイミングが近づいてきています。
ママと子どもに負担が少ない夜のおむつはずれの方法
おねしょをされると、シーツや布団の洗濯が大変です。
「そろそろはずしてもいいかなぁ。」と思っても「もし失敗したら。」と思うと、はずすタイミングを見逃してしまうことがあります。
また、おねしょは子どもの意思ではどうにもできないことなので、失敗しても叱るのは絶対してはいけないことです。
ストレスを感じてしまうと余計におねしょが多くなってしまうこともあるんですよ。
ここでは、ママと子どもに負担の少ない夜のおむつをはずす方法をまとめました。
①寝る前と起きてすぐトイレに行く
寝る前と起きたあとすぐにトイレに行くのは、トイレトレーニングの基本です。
寝る前は「行きたくない。」ということもあるでしょうが、トイレに行ってから寝る習慣を付けることは大切なので根気強く誘ってください。
でも2〜3才のときにはイヤイヤ期真っ最中で言うことを聞かないこともあるでしょう。
トイレに行かないで寝ると高確率でおねしょをしてしまうので、おむつを履いて寝させると安心です。
ですが、うちの子がイヤイヤ全盛期のころは「トイレもイヤ!おむつもイヤ!」で暴れるという暴挙に出ることがあり、寝る前のバトルが恒例になった時期がありました。
付き合うとこっちが疲れてしまうので、途中からは諦めて、寝た後に、ズボンを脱がしてパンツの上からおむつを履かせていました(笑)
トイレに行かずに寝た日はおねしょをしてしまう日が多かったですが、これなら布団が濡れません♪
そして起きたあとに、「トイレに行かないから出ちゃったんだよ。今日は行ってから寝ようね。」と言い聞かせていました。でも、また夜になれば「トイレイヤ!おむつイヤ!」の繰り返しでしたけどね。
②夜の水分は控えめに
寝る前にたくさん水分を取ると、おねしょをしやすくなります。
子どもの場合は大体2〜3時間でトイレに行きたくなるので、寝る時間も考えて夕食後から寝る前までの水分は控えめにするように心がけましょう。
起きたあとたくさん飲ませてあげるのがおすすめです。
寝起きに水分を取るとお腹が動くので、朝の排便の習慣を付けるのにも効果的です♪
③失敗しても怒らない
おねしょをされると、朝の忙しい時間にシーツや布団の洗濯をしなくてはいけないので、ママはイライラしてしまうと思います。
でも、おねしょをしてしまった子どもを叱るのは、絶対にしてはいけないことです。
子どもも失敗したことを気にしています。そこで叱られてしまうとストレスになり、余計におねしょをするようになってしまうことがあります。
まだ成長途中の子どもがおねしょをするのは仕方のないことです。
「夜トイレに行ってから寝ようね。」「寝る前の飲み物を少し減らしてみようか。」など子どもが前向きにがんばれるようにアドバイスをしてあげましょう。
④夜だけおむつでもOK♪
夜間のおしっこは、成長することで抗利尿ホルモンが分泌されるようになったり、膀胱が大きくなればしなくなります。
おねしょをするということは、まだその段階になっていないということです。
日中のおむつを卒業したからと言って、夜も合わせて卒業させる必要はありません。
「夜だけおむつでも大丈夫。いつかはずれるから。」とおおらかな気持ちで見守ってあげましょう♪
おむつ履いて寝てくれたら、もしおねしょをしてしまっても布団が濡れないので、ママの手間もかかりません♪
あると便利なおねしょ対策グッズ♪
おねしょはほとんどしないけど、ときどき失敗してしまうことがあるというときに助かる“おねしょ対策グッズ”をご紹介します♪
1.防水シーツ
防水シーツを敷いておけば、もしものときも布団やマットレスが濡れてしまう心配がありません。
ママとしては後始末がとても楽になるので、助かるアイテムです♪
防水シーツにはミニサイズもありますが、子どもは同じ場所でジッとして寝てくれないので、どこでおねしょをされても良いように、布団をすっぽりカバーできるタイプのほうがおすすめです。
子どものおねしょ対策に購入しました。シングルサイズなので、寝返りしても大丈夫なので安心です。また次の子のオムツ卒業のときに購入しようと思います。
出典:review.rakuten.co.jp
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2.おねしょズボン
吸水性のある生地で、おしっこを吸収して布団まで濡らさないようにできます。
ただ、量が多いと布団に染みてしまうので2〜3才の低年齢の子どもにおすすめです。また、冬場は洗濯後乾きにくいようなので、洗い変え用で複数持っておくと安心です。
娘がユニコーンの柄をとても気に入っているし、パジャマの上に穿きますが「気持ちいい」と言っています。
出典:review.rakuten.co.jp
4歳で1回おねしょしましたが、お布団への漏れはありませんでした。
気持ちが楽になったし洗濯の手間も大幅に軽減しました。
もっと早くに知りたかったです。すぐに追加購入しました。
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夜のおむつ卒業は子どものペースに合わせてチャレンジしよう♪
夜のおむつはずしは子どもペースに合わせてチャレンジしましょう。
失敗すると子どもも落ち込んでしまいます。子どもがおむつをせずに眠るのを不安がっていたら無理にパンツにする必要はありません。
時期が来ればはずれるので、温かく見守ってあげましょう。
ただ小学校に入学してもおねしょが直らない場合には、夜尿症の心配があるので小児科で相談してみてくださいね。