アン(1)、ドゥ(2)、トロワ(3)…世界各国の指数えジェスチャーが面白い!【ボンジュール!パパはフランス人】その33
パパ(フランス人)、ママは(日本人)、ムスメちゃんの3人家族が紡ぐ、お国が違うだけでさりげない日常がホッコリしちゃう、ステキな漫画をご紹介します♬
漫画家&イラストレーターの「大場もも」(vamomoko)の夫はフランス人!お国が違うだけでさりげない日常がホッコリしちゃう、ステキな漫画をご紹介します♬
前回ご紹介したマンガ記事はこちら
第33話「指数え」
日本とフランスの手を使っての数の数え方の違い。
他にも色んなジェスチャーの違いがあって面白いです!
数の読み方ガイドはこちら
世界各国の「指数え」ってこんなに違う!
アメリカ…人差し指から順に立てていく
アメリカでは多くの場合、手を握った状態から、人差し指、中指、薬指、小指、親指の順に立てて数えます。
日本で人に数字を見せる場合と同じですね。
中国、台湾…人差し指から順に立てて6以降は特殊な形
中国や台湾では10までは片手での表し方が決まっています。
1~5まではアメリカ式と同じですが、6~10までは中国と台湾それぞれ別の、その数字専用の特殊な手の形が決まっています。
中国だったら6は親指と小指を立てる、7は中指、人差し指を立てて3本の指で丸をつくる、8は親指と人差し指を立てる、9は人差し指だけ立てた状態から丸めて親指にくっつける、10は人差し指と中指を立ててクロスさせて表します。
台湾の6は中国と同じですが、7は2種類の表し方があり、なんと中国の8か9と同じ…これはとても紛らわしそうです。
9は手を開いた状態から小指だけ折り曲げます。
10は両手の人差し指でバツを作って表します。
フィリピン…小指から順に立てていく
フィリピンでの数え方は、手を握った状態から、小指、薬指、中指、人差し指、親指の順に立てていく方法です。
日本人が手を開いた状態から数を数えはじめたときの、6~10の数え方と同じですね。
インド、バングラディッシュ…指関節を親指で指し示す
数学が強いイメージの強いインドの数え方は、日本から見るととても不思議。
親指で他の指の関節のシワを指し示して数字を表すのです。
小指の一番下の節からスタート。
1のときに小指の一番下の関節、2のときは小指の下から2番目の関節、3のときは小指の一番の上の関節を同じ手の親指で触ります。
小指が終わったら薬指の下の関節から、薬指が終わったら中指、中指が終わったら人差し指と続き、片手のシワで12まで数えられます。
フランス、ドイツ他北欧諸国…親指から順に立てていく
フランスやドイツその他の多くの北欧諸国では、手を握った状態から1で親指、2で人差し指、3で中指、4で薬指、5で小指を順に立てていきます。
4のジェスチャーは日本式に慣れている人にとってはきついかもしれませんが、小さいころからこのジェスチャーをしている人たちにとっては簡単なようです。
※参照:Suzie -普段気付かない意外な発見と驚きの数字が満載!-
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