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いくつ知ってる?イタリアの美味しいチーズたち、大集合!

いくつ知ってる?イタリアの美味しいチーズたち、大集合!
チーズ王国はフランスだけではありません。イタリアにも多種多様なチーズが存在します。その数400以上!原料ミルクの違い、製造方法の違い、熟成方法の違いによって異なる代表的なチーズを集めてみました。日本の輸入チーズ専門店情報付きです!
いくつ知ってる?イタリアの美味しいチーズたち、大集合!

D.O.P って聞いたことある?

D.O.P. とは、デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・プロテッタ(Denominazione di Origine Protetta)の略。日本語では、「原産地名称保護制度」と訳されます。

イタリアワイン、チーズなどの伝統的食材に対し、品質管理と産品保護のため地域を指定した上、基準をみたすものにのみ特定原産地の名称を付して販売することを許可する制度。

出典:ja.wikipedia.org
チーズにおいて品質保証されたD.O.P.アイテムは、なんとその数48種類 (2016年6月現在)!日本でもおなじみのパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズやモッツァレッラ・ディ・ブーファラ・ディ・カンパーニャ(カンパーニャ州の水牛乳製モッツァレッラ)、青カビチーズのゴルゴンゾーラもD.O.P.です。

それでは、おすすめ D.O.P. チーズ 10 種!!

アジアーゴ

北イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県のアジアーゴという市で生産されているチーズです。形は平らで丸く、1個9kgくらいが通常の大きさです。なめらかでフレッシュなタイプや、熟成タイプまでさまざまな種類があります。熟成した硬質アジアーゴは粉チーズにしてサラダやスープ、パスタなどに使います。まだ柔らかめの新鮮なタイプはスライスしてサンドイッチやパニーノに入れたり、溶かして料理に使ったりします。

カステルマーニョ

牛乳と山羊の乳を混合して作るフレッシュチーズ。北イタリアのピエモンテ州クーネオ県カステルマーニョの特産チーズです。とろけるような口当たりと熟成が進むにつれてよりスパイシーになる独特の風味がクセになりそうです。青カビが混ざるのも特徴です。ニョッキなどの料理のソースにも使われます。

カチョカヴァッロ・シラーノ/シチリアーノ

ひょうたん型が特徴的な牛乳100%のチーズです。南~中部イタリアのアブルッツォ州、モリーゼ州、ラーツィオ州などで生産されていますが、DOP指定されているのはシラーノ産やシチリア産のもの。硬質チーズで、モッツァレラなどと同様、熱湯を加えながら生地を作る「パスタ・フィラータ製法」で製造されています。そのまま熟成させた白いタイプのものと、より香ばしく燻製させたタイプがあり、薄くスライスしてワインなどに合わせると最高です。

タレッジョ

北イタリアはポー川の流域、ロンバルティア地方で生産されています。低温殺菌した牛乳を100%使用したウォッシュタイプのチーズで、特有の強い匂いをはなっています。口当たりはまろやかで、軽い酸味があり、中はクリーミーでミルクの甘味が残るマイルドな味です。赤ワインやドライフルーツとの愛称が抜群で、そのままカットして頂けるほか、リゾットやオーブン料理などにも使われ、コクのある料理ができます。

トーマ・ピエモンテーゼ

北イタリア、ピエモンテ州名産の牛乳チーズ。熟成度によってセミハード~ハードタイプまであります。きめ細かな外皮と、小さな孔がぷつぷつ開いている中身、麦わらがかった白色が特徴。複雑なうまみと酸味があり、後味はすっきりとしています。普段使いのチーズですが、同じピエモンテ州名産の赤ワイン、バローロやバルバレスコとは愛称抜群で、やはり名産のトリュフを載せて味わうと、グレードアップした美味しさになります。

モンタージオ

イタリアのフリウリ地方で作られているハードタイプの牛乳チーズです。熟成2ヶ月くらいのものをフレッシュ、5~10か月のものをセミハード、10か月以上のものをハードタイプと呼び、硬さが増していきます。フレッシュタイプのものはスライスしてパンに乗せたり、そのまま食べたりと、ミルク本来の味わいを楽しむことができます。熟成が進んだハードタイプは大変硬いので、すりおろしてパスタやリゾットなどに散らして食べます。

フォンティーナ

その名もフォンティーナと呼ばれる、イタリア北西端のヴァレ・ダオスタ州一帯が産地の山の牛乳チーズです。約3か月の熟成で出荷されるセミハードタイプで、45~50%と高めの脂肪分が特徴。マイルドな味わい、ナッツのような風味とやわらかな口あたり、蜂蜜を思わせる甘みのとりこになる人も多々います。イタリア版チーズフォンデュ「フォンドゥータ」に欠かせないチーズです。

プロヴォローネ・ヴァルパダーナ

イタリア北部ポー川流域パダーナ平原で作られる牛乳チーズ。球形やサラミ型、洋ナシ型、円錐型など様々あり、重さは 500gから、なんと100kgになるものまであります!6kg未満のものは短期熟成のフレッシュタイプ、6kg以上のものは3か月以上熟成させたセミハードタイプになります。柔らかいフレッシュのものはそのままスライスし、グリル野菜に乗せたりパンと一緒にトーストしたりするのがおすすめ。辛味と塩味の効いたセミハードタイプは、すりおろしてパスタやリゾットなどの料理に使います。

ペコリーノ・ロマーノ

羊乳から作られる、長期熟成のハードタイプ チーズ。塩味が強く、独特の風味と旨味があります。25~35kgほどの円柱形に形成され、5ヶ月~8ヶ月の熟成後に出荷されます。ロマーノという呼び名の通り、ローマ周辺で作られています。同じくローマ地方の名物料理であるカルボナーラ パスタに使用されるのは、パルミジャーノ・レッジャーノチーズではなく、本来このペコリーノ。5月のメーデーには、生のソラマメとカットしたペコリーノチーズをあわせて食べる習慣もあります。この他サルデーニャ産、シチリア産、トスカーナ産、南イタリアのフィリアーノ産など、それぞれ地方ごとにDOP認定されたペコリーノがあります。

ロビオーラ・ディ・ロッカヴェラーノ

ピエモンテ州のロッカヴェラーノ町原産のフレッシュタイプのチーズです。原料の50%が子山羊の乳で、季節や作り手によって牛乳または羊乳を混ぜ合わせて作ります。乳成分に含まれる微生物叢の働きにより、生のまま熟成が進み、酵母菌などは一切添加されません。フレッシュなミルクの味わいが口内に広がり、クリーミィで優しい甘い香りが漂います。ピエモンテ州の名産である甘口発泡白ワイン、アスティ スプマンテとあわせると絶品です。

イタリアでは・・・

デイリーにチーズを購入できるスーパー

どこのスーパーにもチーズやサラミのコーナーがあり、量り売りで好きな種類を好きなだけ購入することができます。
パック入りのチーズも多々売っていますが、多くの人はこのカウンターに並び、本日の特売品やおすすめを聞きながら、「じゃあ100gお願い」といった感じで取り分けてもらって購入します。ピンポイントで食べたいチーズの名前が出てこなくても、「ちょっと辛口の熟成が利いた硬いチーズがいいな。野菜のグリルに合わせたいんだけど」など、好みを言えば、店員さんがぴったりなアイテムを厳選してくれます。

おしゃれな乳製品専門店”ラッテリア”も

乳製品の専門店ラッテリアも、昔から街角に見かけられる小売店です。最近はモダンでおしゃれなお店も増え、チーズの購入だけでなく、イートインコーナーやハッピーアワーのサービスなどがある場合も多々あります。

パーティにも◎!好みのチーズを揃えて、チーズプレートを

まずは好みのチーズ数種類をカット。出来れば、牛乳・羊乳・山羊乳と、フレッシュチーズや硬質熟成チーズなど、さまざまなタイプを取り揃えましょう。これに蜂蜜やベリー系のジャム、季節のフルーツやドライフルーツ、さらにナッツ類を盛り合わせれば豪華なチーズプレートの完成!バゲットやクラッカーを添えれば、立派なアンティパストの出来上がりです。

チーズ好きなあなたに♪お役立ちリンク集

イタリアのDOP認定チーズをまとめたガイドブックをダウンロードできます!

FORMAGGI(イタリア語でチーズのこと)をクリックしてください。資料提供「イーチェ・イタリア貿易促進機構」

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