あの斎藤工さんも通った!自由に意思決定ができる子に育つ「シュタイナー教育」とは? - Up to you!

あの斎藤工さんも通った!自由に意思決定ができる子に育つ「シュタイナー教育」とは?

あの斎藤工さんも通った!自由に意思決定ができる子に育つ「シュタイナー教育」とは?
ドイツ発祥哲学者ルドルフ・シュタイナーの提唱する教育思想。意思、思考、感情をバランス良く身につけ、自由に意思決定のできる人間の育成を目指しています。オーガニックブランド「ヴェレダ」の創業者でもある彼の思想に共感し、娘をバンコクのシュタイナー教育保育園に通わせ始めました。どんな教育が行われているのかご紹介します。
あの斎藤工さんも通った!自由に意思決定ができる子に育つ「シュタイナー教育」とは?

シュタイナー教育の特徴とは?

●子どもは周囲の大人を模倣して育つ
幼児期の子どもは、目の前で起こっていることをすべて受け入れ、模倣し、吸収していく。大人は、常に子どもに見られているという意識を持って、生活しなければならない。

●静かで安心できる環境が子どもの心を育てる
・大きな音を立てたり、大声で叫んだりすると、子どもは興奮し、心が安らがない。子どもが安心できるよう、静かな環境を作る。
・シュタイナーの園では、子どもが安心する淡いピンク色のカーテンなど、ピンクを基調とし、先生も、ピンク色のエプロンやスカートを身につけているところが多い。
・木製の積み木やシルク、綿などで作られたお人形など、自然素材のおもちゃを与える。

●規則正しい生活のリズム
1年、1ヶ月、1週間、1日の生活のリズムが子どもの成長に大きく影響する。毎日の生活のリズムを繰り返す中で、子どもの心は安定し、集中力が高まり、落ち着いて集団行動ができるようになる。

出典:allabout.co.jp
娘の通う園の室内も”静かで安心できる環境”が整っており、原色のものは目に入りません。外の日差しをさえぎるピンクのカーテンや柔らかいパステルカラーのインテリアが可愛らしく、まるでオシャレな雑貨屋さんのよう。大人のわたしでもゆったりとした気分になり落ち着いてくつろげる空間が作られています。先生は大声で名前を呼んだり走って子どもを興奮させたりすることはなく、母親が子どもにするように、囁くような優しい声で話しかけてくれます。

子どもたちはどんなことをして遊ぶの?

■水彩画(にじみ絵)
絵具は、赤、青、黄色の3原色を使う。画用紙を水で十分濡らし、そこに色を落とす「にじみ絵」という描き方が大きな特徴。色と色が重なり合い、無限に新たな色彩が広がっていく。自由に色を表現することで、子どもの感性を高める。

■みつろう粘土
みつろうで作られた天然素材であるため、子どもが口に入れても安心で、固いのが特徴。固い蜜ろう粘土を手の中で温めで、やわらかくしてから、形作る。

■みつろうクレヨン
みつろうで作られたクレヨンなので、口に入れても安全。描いているうちにみつろうの甘い香りがする。
*みつろう・・ミツバチの巣から採取される天然ワックス

出典:allabout.co.jp
オーガニック化粧品ブランドの創業者なだけあって遊び方も「自然との調和」を重要視しています。上記のにじみ絵やみつろうクレヨンの他にも、カラフルな毛糸や庭に植えてある木から取れた木の実、草木染めの柔らかな色合いの麻布など、昔ながらの遊びものが多く、子どもの手に触れるものは自然のぬくもりが伝わるものばかりです。プラスチック素材、ケミカル素材のおもちゃは1つも用意されていません。

シュタイナー幼稚園の見学者の声は?

本場ドイツのシュタイナー幼稚園を見学された方のコメントです。子どもにカリキュラムを与えるということはなく、あくまで家で遊んでいる延長で、子どもの自然な興味をそそる遊びをしているようです。

まずは、3歳〜7歳のクラス(25名)のお部屋を見学させてもらいました。保育ルームとキッチンと小部屋があり、小部屋は作業部屋になっています。そこには、サクランボの種がたくさん入っていて、身体をすっぽり納められる籠が置かれていました。手を籠の中に入れてみると、豆ざわりがとても気持ちが良くて、知覚を刺激されます。前回の視察時に、園児がこの籠に入って、気持ち良さそうに遊んでいたのを思い出しました。名前が書かれた石やフェルトのボールもあります。

子供たちが少しザワザワしてきたとき、一人の年長の女の子が、春の歌を突然歌い始めました。すると、他のみんなも一緒に歌い始めたのです。
自然に歌のハーモニーが響き、子供たちが落ち着いている姿に、とっても感動しました。これこそ、シュタイナー教育っていう気がしました。

お昼ご飯の前なので、子供たちはまだまだ集中しなければなりません。先生は絵本の読み聞かせを始めました。最初またザワザワしていたのですが、先生の静かで安心感のある声に、子供たちはまた落ち着きを取り戻していきます。前半はお話を読むだけだったのですが、後半は先生は子供たちにクイズ形式で質問もしていました。そういえば、この先生は、朝の会のとき、静かに話をした瞬間があり、そのときは園児も静かになりました。今思うと、子供たちは先生を模倣したということになるのでしょうね。

出典:miamama.exblog.jp

日本でシュタイナー教育を取り入れている園はどこ?

シュタイナー教育 学びの広場

北海道から沖縄まで、全国区の園を紹介しています

斎藤工さんは、新宿(現在は神奈川)にあるシュタイナー学園に小学校5年生まで通っていたそうです。10代の頃から海外でモデルとして活躍されており、今も俳優業と映画監督業を両立している斎藤さん。早いうちから自分の進みたい道を見極めて追求している姿勢は、詰め込み式ではなく、自分で考える事を重視する教育方針の賜物かもしれません。
シュタイナー教育では戸外で遊ぶことにも力を入れていて、娘の通う園には大きい庭があり、子どもたちは木で作ったブランコや芝生で裸足で走り回って遊んでいます。平日は子どもをたっぷり自然と触れ合わせてあげる機会って少ないですよね。教育の押し付けではなく、自然と調和することを教え、子どもの感性を伸ばすシュタイナー教育。ぜひ子育ての選択肢のひとつに取り入れてみてはいかがでしょうか?