知りたい!子供たちのお小遣い事情☆いつから?どれくらい?どんな風にあげるの?
☆子供たちとお金~昔と今~
少子化が進んだことで、子どもひとりにかけるお金の額が大きくなっているという指摘があるように、子どもにかけるお金の源泉が、両親と両祖父母の6人の財布からという意味で使われています。また、最近では、非婚化・晩婚化を反映して、金銭的に余裕のある、「おじ・おば」が増加した結果、子どものポケットは8つあるとも、10あるとも言われています。
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☆お小遣いの相場はどれくらい?
低中高学年のいずれも、最も多く回答されたおこづかい額は500円でした。高学年になると1000円~1500円の金額帯の回答の比率が上がってきます。
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おこづかいの額については、小学生は「学年×100円」などと言われますが、金額は個々に決めるといいでしょう。まずは、どんなものをおこづかいで買うのかを整理してみてください。文房具まで含めるのかどうか、習い事の帰りのドリンク代なども含めるのかなど、子ども自身の行動などから考えて見積もるといいでしょう。
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☆みんないつからあげてるの?
子供のお小遣いをスタートさせる基準・子供がお金の価値が理解できたら・お金を使う時のルールが守れるようになったら・計算ができるようになったら
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お子様がお金や買い物に興味を持った時がはじめ時です。歳の近い兄弟がいる場合、上のお子さんから始めなければならないということはありません。お子様の成長具合や性格に合わせて始めてください。
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タイミングの目安としては、•子どもの方からおこづかいが欲しいと言ってきた•現物支給での要求も多く、コントロールを覚えさせたいと親が感じる。そんなときでいいのではないかと思います。
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☆いつ渡せばいいの?
毎日、毎週お小遣いを渡す方法よりも毎月の定額制のほうが計画性をもってお小遣いを使えるようになる効果が高いのでおすすめです。
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おこづかいのもらい方では、低学年では月に1回と決めてもらっているのは13.2%、時々もらうという回答は58.5%です。中学年では月に1回は34.3%、時々もらうが43.9%、高学年では月1回が52.2%、時々もらうが30.6%と、学年が上がるほど定期的なおこづかい制の比率が上がっていきます。
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一番問題なのは、「欲しいときにもらう子」である。前述の「小学生ナウ」によれば、4年生15.2%、5年生13.4%、6年生11.4%40人学級の中に各学年4~5人程度「欲しいときにもらう」子がいることになる。このタイプの子の問題点は、限度額を超えやすくなることである。
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☆こんな渡し方、実はNG×!
①お手伝いしたら、おこづかい♪
お小遣いから少し話がそれますが、基本的には、家のお手伝いに対してお金を払うことはNGです。その理由は、年齢なりに頑張って家事や手伝いをすることは”家族の一員として当然のこと”だからです。やって当然のことに報酬を与えると、逆に報酬目当ての手伝いしかやらなくなってしまう可能性があります。それは悲しいですよね。
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「僕がタオルを畳むとお母さんが助かるから畳むね」という純粋な思いやりが「100円が欲しいからタオルを畳むよ」に変わることは、つまり見返りを求める行動に変わるということです。子供の内から見返りを覚えてしまうと後が大変です。損得勘定にかたよることなく、思いやりの心や家族間の愛情を育てることが大切です。
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②成績があがったら、テストの点数がよかったらおこづかい♪
私の個人的な意見としては反対です。ニンジンをぶらさげるような方法では、本当の意味でのやる気とは言えず、従って実力もつかないと考えているからです。
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ただ、冒頭でも書いたように、「ご褒美」を、やる気をおこさせる、やる気がおきる動機付けの道具に使うと、いずれ子どもはお小遣いなどご褒美をもらう為に良い点数を取ろうとしたり、お手伝いをするようになります。そうすると、お小遣いをもらえないとやらない、頑張らない、またやってもお小遣いをもらえないと怒り出す様になります。育児書によりますと、ものやお小遣いをご褒美として与える事は、すべて外からの働きかけ、外から子どもをその気にさせようとする行為で、本当のやる気は外からは来ないとあります。
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☆お小遣い導入時のポイント
①お金は大切なものだと子どもに実感させる
お金の大切さも知ることができますし、日ごろ親が自分たちを育てるために、どれだけの仕事をして給料を稼いでくれているのかも、自分自身が働くことで体験しながら、そのありがたさを感じます。お金の大切さを学んでいる子どもたちは、使うお金と蓄えるお金のバランスを自分で考えて、物を買って消費するお金と、将来のために貯金して育てるお金に振り分けていくようになります。
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一つは、労働とお金がつながっていることを「見せる」ことです。言葉で言うよりも、仕事をしている姿を見せるなど、直感でわかるような形がいいでしょう。「お父さん、お母さんが一生懸命働いて手にするのがお金なんだ」と腑に落ちるようにしてあげましょう。
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また、お金を渡すときには、目を見ながら両手で受け取り、必ず「ありがとう」と言うことをルールにしてみてください。大事なものを渡されているのだと子どもにも伝わるのではないでしょうか
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②お小遣いの意味=信頼して預けるお金
もう1つは、おこづかいの意味です。自由に使っていいお金であるのは確かですが、あくまでも家のお金の一部であって、「子どもたちを信用して預けているお金」だという説明もしておきましょう。だからこそ無駄な使い方をしないようにして、おこづかい帳でどう使ったのか報告してね、と言うこともできます。
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そして、時々は子供が使いすぎていないか、お金が合っているかどうか、普段のコミュニケーションを通して把握しておきましょう。計画性をもってお小遣いを使ったり貯金したりする習慣が身につくように、導いてあげましょうね。お金とはなんのために使うものなのか、その根本が一番大事なことですから、お小遣いを通してお金についての考え方をしっかりと身に付けてもらいたいものですね。
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③『自分の家』と『他人の家』は違う!
おこづかい教育出前教室Webサイト。子どもにお金との付き合い方を教えたい保護者のためのセミナーを開催しています。「現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためお受付を停止させていただいております。」
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