子育てに大事なことは、ママがストレスフリーでいること!?アジアの国から学ぶこと
アジアの国は子育てがしやすい、とよく聞きます。子育てがしやすい、ってどういうこと?それは「ママがストレスフリーでいること」なのではないかと思います。筆者の住むバンコクで、育児をしていてストレスフリーでいられる瞬間をまとめました。
① 電車やバスで率先して席をゆずってくれる
優先席であろうとなかろうと関係なく、いつでもどこでもゆずってくれます。
乳児連れに限らず、妊娠中でもベビーカーを押していても状況は同じです。
バンコクでは電車に乗り込んだ瞬間に、複数人がザザザと席を立って「ここに座れ」と誘ってくれる。
座ると「何ヶ月?可愛い~」などと話しかけてくれ、赤ちゃんの仕草などを見てひとしきり盛り上がる。
赤ちゃん連れの人が大変そうだから、という理由ではなく、単に自分が赤ちゃんとちょっと遊びたい
から呼んだのかも?と思ってしまうほどの、暖かい目線。
公共交通機関に乗せる時に、他の人に迷惑を掛けるかも?と心配する必要がない。
これがどれだけストレスフリーなことか、ママになったことがある人ならみんな分かると思います。
② 職場に子供を連れてくる
ネイルサロンなどの美容系のお店や、ジューススタンドなど小売のお店でよく見る子連れ出勤。
夫の会社の社員も、土曜出勤の日は子連れです。
子供もちゃんと場所をわきまえていて、おとなしく本を読んだりひとりで遊んだり。
仕事の邪魔をする子はいませんし、お客さんに可愛がられるマスコット的な存在の子も。
日本では「仕事の場所」と「子供のいる場所」が完全に別れていて、なかなか実現しないイメージがありますが、バンコクではよく見る光景なのでお客さんも気にしていない様子です。働くママと子供が一緒の空間にいられることは、ストレスフリーで子育てできる大きな要因だと思っています。
③ 子供を預かってくれる場所がたくさんある
当日予約なしで利用できる、短時間の託児所はいくつもあります。
また、プレイルームや近所の公園ではベビーシッターと子供の組み合わせをよく見かけます。
親である自分と遊ぶのが子供にとっては1番楽しいはず!と思い込んでいたのは私だけなのね。。と思わせられました。
むしろ遊びがマンネリ化しなくて、子供にとっても新鮮でいいみたい。
毎日子供を遊ばせなきゃいけないから自分の時間がない!とイライラしながら遊ぶくらいだったら、数時間預けて心身共にリフレッシュした方が、ストレスフリーでいられる。私しか子供を見る人がいない、という緊張感がない状態はとても精神的にありがたいことだと思います。
実際に住んでみての感想は。。
3つあげましたが、それ以前に、アジアの国では基本的にみんなが「子供って可愛いもの。癒されるもの。」という共通概念を持っているのを感じます。
子供が大勢いるような子連れ向けの場所をわざわざ選ばなくても、普通に道を歩いていて、交通機関を利用していて、レストランで食事をしていて、周りの人に嫌な思いをさせない、むしろ楽しいムードになる。そういう雰囲気が、ママを安心させて、ストレスフリーの状態を作り出して、子育てがしやすいのかな、と思っています。