親なら知っておきたい!子どもを褒め伸ばす【101のフレーズ】
日々成長していく子どもたち。さまざまな失敗や経験を通して成長していくものですが、ちょっとしたきっかけや言葉が「自己不信」「自信喪失」を招くことも。今回、英語圏の大人が良く使う「子どもを褒めのばす101の英語フレーズ」をご紹介します。
◎「褒める」は親子の経験値を上げる"魔法の言葉"
度々耳にする「褒める子育ては逆効果」、多くの専門家や先輩ママ達の言葉にになるほど…と頷くこともあります。一方で、アメリカ在住の子育て環境で感じること、それは「とにかく褒める!」という習慣が根付いていること。
オーバーなのでは…という程、子どもたちのチャレンジや成し遂げるパフォーマンスを”間髪入れず”讃えます。一番身近な存在の親だけではなく、社会全体がそういった風潮にあるのです。
例えば、エレベーターで「何階のボタンを押しますか?」と子どもが尋ねボタンを代わりに押してあげます。すると「あなたとてもスマートね!ありがとう」「グットヘルパーだわ」等、賛辞の波が押し寄せるシーンも日常茶飯事です。
一番身近で信頼できる親だけでなく、第三者から「褒められる」という経験は、子どもにとって”確かな自信を得る糧”。彼らを自立した別人格とみなし、行動を起こすまでの過程やチャレンジ精神をしっかり受け止め言及するのです。
私自身、特段褒めらて育てられたという記憶は薄いのですが、「郷に入れば郷に従え」ということで娘だけではなく、他人の子どもであっても”褒める”よう意識しています。
◎こんなに表現豊か!子どもを褒める英語のフレーズ
海外(英語圏)の親向けに広く知られる「子どもを褒める言葉リスト」の様なものがあります。今回全てを網羅しきれませんが、英語で子どもを褒めたい時によく使われる101フレーズをセレクトしました。どれも短いフレーズなので、すぐに覚えることができますよ。
◎具体的な褒め言葉のかけ方
では実際にどんな風に声がけすればいいのでしょう?「褒め過ぎかな?」と思う位、オーバーリアクションで重ねると伝わりやすさが増します。違った褒め言葉を重ねて「褒めちぎる」シーンも良く目にします。それでは具体例をご紹介していきます。
【事例1】親の手伝いを率先してしてれた時
「Good job!」=よく出来たわね
「I’m proud of you」=あなたを誇りに思うわ
「How smart」=とても賢いわね
「You tried hard」=一生懸命取り組んだわね
【事例2】学校の先生が、子どもの課題や成果物に対して褒める時
「Outstanding!」=際立って素晴らしい
「Hooray!」=よくできた!頑張れー万歳
「Bravo」=素晴らしい
「Super star!」=活躍が素晴らしい
◎「ポジティブな声がけ習慣」で子どもは飛躍的に伸びる!
上記でご紹介した英語は一部の例えで、実際にはもっと存在します。もちろん、日本と言う環境で子育て中の方に、英語での誉め言葉やフレーズを自然に用いることはハードルがありますね。今回は”米国を中心とした、英語での褒め言葉のバリエーションの豊富さ”がお伝えしたくご紹介しました。
これらを日本語に置き換えると、どのような褒め方が思い浮かぶでしょうか?もちろん日本語ならではの言い回しや日本人の感性で培ってきた”褒め言葉”が存在します。是非、『子ども全体を大人が褒める』ことがより自然と行われる社会であって欲しいと願います。
わが家で子どもを褒める時に意識していること、それは「結果や成績に焦点を当てず、プロセスや取り組む意欲、または勇気を出して足を踏み出したポジティブな姿勢」に対しての言葉がけです。家庭で自然とこのような習慣がある子どもは、身近な友達や先生等に対しても自然と他者に関心を持ち、ポジティブな言葉を発しているように感じます。
子どもを褒めることで、「私はあなたに関心があるのよ」「あなたは大切で愛おしい存在よ」という潜在メッセージを伝わる気がします。
叱ることも時に重要ですが、子供の自己肯定感や生きる力を高めるために、日本の子育てに”褒めて伸ばす”というスタイルを上手に取り入れてみると育児が楽になるかもしれませんね。
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