友達の意味を考えさせる絵本『ともだちや』
『ともだちや』という絵本をご存知でしょうか?昔からある絵本なので、読んだことのあるママもいるかもしれませんね。今日はそんな絵本のご紹介です。
『ともだちや』
内田麟太郎さん作、降矢ななさんイラストのこの絵本。1998年の出版以来ロングセラーで、きつねが主人公の「ともだち」シリーズとして続編もたくさん出ています。
あらすじ
寂しがり屋のキツネは、ある日「ともだちや」を始めることにします。お客となったオオカミとトランプをし、帰る時にお代を請求すると、オオカミは怒り出します。その理由とは……?
オオカミとの描写ももちろんのこと、それ以前に出会う動物たちとの交流にも秘密が隠されている気がしてなりません。大人が読んでも深いメッセージを感じる絵本です。
ご購入はこちら
「ともだち」の意味を考えさせられる絵本たち
『ともだちや』の他にも、友達の意味を考え直すきっかけとなる絵本はたくさんあります。その一部をご紹介します。
ともだち
谷川俊太郎さんの詩に絵がついた絵本です。詩のリズムも相まって、ゆっくりと体に染みわたっていくような素敵な言葉が溢れています。
あらすじ
「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」――友達はどれだけ大切なのか。友達にはどう接したらいいのか。身の回りだけではなく、もっと広い世界の友達と出会うには……?
ご購入はこちら
オオカミのともだち
きむらゆういちさんと田島征三さんがタッグを組んだ、「オオカミの」シリーズのひとつ。友達という存在は面倒だ、と強がるオオカミが、友達を見つけるまでのお話です。こんな強そうなオオカミでも友達は必要なんだな、と子ども心に理解できそうですね。
あらすじ
「ひとりのほうがきらくでいい。ともだち?なんだかめんどうだな。」そう言い張るオオカミの前に、おかしなやつが現れて……?
ご購入はこちら
ふたりは ともだち
小学校の教科書にも取り入れられている、こちらの絵本。「がまくん」と「かえるくん」の日常を描いた、5つの短編が収録されています。のんびりと温かい気持ちになれる絵本です。
あらすじ
2匹のかえる、「がまくん」と「かえるくん」は仲良し。二人はずっと一緒に遊んでいますが、のんびりとした二人には色んな面白い出来事が巻き起こって……?
詳細はこちら
「ともだち」について、考えてみませんか?
学年が上がる時など、何となく友達とケンカしたり、離れてしまったりするタイミングってありますよね。そんな時、そっとこの絵本を読み聞かせて、自分にとって友達はどういう存在なのか、見直すきっかけにしてみてくださいね。