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ホントは違う!? 知ってるようで知らないイタリアンのマナー&習慣

ホントは違う!? 知ってるようで知らないイタリアンのマナー&習慣
楽しく気軽に食べられるイタリアン。テーブルマナーもフレンチと比べて厳しくありません。一方で、外国ではOKでも、本場イタリア人は行わない習慣もいくつかあります。この機会に、知ってるようで知らないイタリア料理の”たしなみ”を再チェックしてみてください!
ホントは違う!? 知ってるようで知らないイタリアンのマナー&習慣
基本的にイタリアンは、フレンチほどカトラリーの使い方に厳しくはありません。高級リストランテでも、置かれてあるフォークやナイフ、スプーンを外側から使っていけば大丈夫。
フルコースだと、アンティパスト(前菜)、プリモ(パスタまたはリゾット、スープ類)、セコンド(肉または魚)、ドルチェ(デザート)の順番でサービスされますが、どれかを飛ばしたり、1皿を分けたりしてもOKです。サービスのしっかりしたお店なら、オーダーしたお料理に合わせて、不要なスプーンを外したり、足りないフォークを持ってきてくれたりします。
そんなイタリアンでも、イタリア人にとって「???」な外国人の行動がいくつかあります。

スパゲッティはフォークで食べて!スプーンは厳禁!

日本では、長いパスタをスプーンでサポートしながら食べるのが上品、というイメージを持っていらっしゃる方もいるのでは?イタリア人で、パスタを食べる時にスプーンを使う人はいません。スパゲッティなどのロングパスタでも、フォークだけで器用に一口分をクルクル巻き付け、綺麗に口元へ運びます。子どもでも、スプーンで補助して食べているのはあまり見かけません。小さい頃からフォークの使い方はきちっと習うのです。もちろん、音を立ててすするのは厳禁!
魚貝類のパスタなどは、片手で殻を取ってもう一方の手のフォークで身を出して食べます。高級店ならフィンガーボール(指先を洗うための水の入った深皿)も出てきます。

リゾットもフォーク!

チャーハンやおじやを食べる感覚だと、ご飯ものはスプーン!という先入観がありますが、イタリア人はリゾットもフォークで食べます。

ピッツァもナイフ&フォークで!

ピッツァは、1人が丸ごと1枚オーダーして、ナイフとフォークで食べます。ケーキを切るように、円の中心から時計回りに1回ずつ食べる分(8分の1)だけカット。最初に全部切ってみんなで取り分けたりはしません。

シェアする時は、取り分け皿を使って!

前菜の盛り合わせなど、複数人分が大皿でサービスされる場合を除いて、パスタもピッツァも、基本的には1皿を1人で責任を持って食べましょう。分けたいときは、お皿ごと交換したり、自分のお皿に他の人の料理を貰って乗せたりするのはスマートではありません。取り分け用の別の小皿を貰ってください。高級店なら、パスタを1人分オーダーして、二人で分けると言えば、ワンポーションをあらかじめ二皿に盛り付けてサービスしてくれます。

ケーキはティースプーンがおすすめ!

ケーキ類は、フォークで食べても良いのですが、ティースプーンで食べる人が結構います。やってみるとフォークより食べやすい!スポンジケーキなどもカットしやすいし、ポロポロこぼれず口元に運べます。

食後のカプチーノはご法度!

食後に頼むのは、エスプレッソ。ここでカプチーノをオーダーするのは外国人です。ミルクのたっぷり入ったカプチーノは、空腹時の朝食にクロワッサンと頂くのがイタリア式です。食事の後にカプチーノを頼む=まだ空腹=料理が美味しくなかった、という意思表示とも捉えられてしまうこともあるので要注意!
エスプレッソには消化促進効果があるので、食べ過ぎた時の強い味方!お腹いっぱいの食後にクイッと飲むとスッキリします。

エスプレッソには、頭をすっきりさせたり、リラックス効果や食後の消化促進など、 たくさんの効果があると言われています。

出典:www.aeonretail.jp
逆に、カフェイン摂取量が気になる方にもエスプレッソはおすすめ。コーヒー豆からエキスを高速抽出しているので、実はドリップ式のアメリカンコーヒーよりカフェイン含量は少ないんです。

実は、蒸気で一気に抽出する エスプレッソ1杯あたりのカフェイン含有量は、 意外にも約70mgとドリップコーヒー(平均200mg) に比べて断然少ない

出典:www.aeonretail.jp
なお、コーヒーが苦手な人は、食後酒をオーダーするのも良いでしょう。

スマートにイタリアンを楽しんで!

イタリア料理はイタリア流に。現地のマナーや習慣に倣って、スマートに美味しい食事を楽しんでください!