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【コラム】バンコクで学んだ大切なこと。家事や育児=ママの仕事、という考え方の限界。

【コラム】バンコクで学んだ大切なこと。家事や育児=ママの仕事、という考え方の限界。
参照 : www.flickr.com
はじめまして。バンコク在住7年の働くママ、MAYAです。 これからバンコク発の現地育児事情やワーママ生活などを書いていきます。どうぞよろしくお願いします! 国際結婚&海外で働くママをすると、こんな悩みもあるんです。
【コラム】バンコクで学んだ大切なこと。家事や育児=ママの仕事、という考え方の限界。
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「ママとして、それでいいの?」

我が家はタイ人の夫、娘(5歳)の3人家族。タイの首都、バンコク在住です。 連休があるとすぐにビーチへでかけてしまうほどの旅行大好き家族。 一見楽しんでばかりに見えますが、育児には人並みに悩みもあるんです・・・。 夫婦そろって海外出張や急な休日出勤がある激務&30代働き盛り。 二人とも平日の帰宅は早くありません。 こういう状況なので、育児負担は夫も私も半々くらい。 さらに夫婦二人でどうにもならない部分は、外部の力を借りて、タイ人女性2人にお願いしています。 幼稚園後の預かりをベビーシッターさんに。家事・掃除を別のメイドさんに。

家事を自分でしないの?

育児を他人に任せて大丈夫?

この質問の裏には「ママとして、それでいいの?」という問いが見え隠れ・・・。 どれほど仕事が忙しくてもですね、やっぱり日本人なので。こう思ってしまうのです。 これを自分自身にぶつけ、出産直後から小さな罪悪感と闘ってきました。 うーん、これでいいのかな~って。 家事や育児をカンペキにこなすママでいなければ、という気負いが、 実際にはできていない自分に重くのしかかっていたのです。

ママもパパもおむつ替えしない家庭も、アリ!?

じゃあ、タイ人の働くママはどんな風に仕事と育児を両立させているの? 周囲を見回してみると・・・ タイという国は貧富の差が激しい国。富裕層はメイドさんやシッターさんを何人も雇っています。 住み込み雇用も多く、メイドさんたちをぞろぞろ連れて海外旅行に行く姿も。 ママもパパも「手が空いていても、おむつ替えをしない」というのもこの国ではアリ。 この層の人々はタイ人ママが専業主婦であっても、あまり状況は変わらないようです。 仕事をしていればなおさら、ということに。 「そうなんだ~。もっと気楽に考えよっと。」と思うと同時に、そこでまた私の中の「日本人」が出てきてしまいます。 そこまでの極端なアウトソースはちょっとなぁ・・・。 手が空いていれば、自分でおむつを替えたいなぁと思うわけで。 ただ、タイ人家庭を見ていて、育児に対する考え方はだいぶ変わりました。 「日本的育児」や「こうあるべき」のようなものにこだわることなく、世の中は様々、それでいいんだ、と。 文化、習慣、また個人レベルでも違うなら、いっそ楽しんだ方がいいよね!と。

タイでは驚くほど周りが協力的。

中流タイ人家庭も、家事や育児=全てママの仕事と信じている女性たちに出会ったことはないのですよね。 コストのかかるメイドさんを雇わずに両親にサポートを頼む家庭も多いみたい。 とにかく周りの人々を巻き込んで、育児をこなしていくスタイルがタイ。 近所の屋台のおばちゃんだって、たとえ言葉が通じなくたって娘と遊んでくれちゃうし(笑)。 驚くほど周囲が協力的なところも見ていて「いいね!」と思えるタイなのです。 我が家もメイドさん、シッターさんがいた上で、さらに義理両親のサポートもありがたく受けています。  

タイ人パパ=イクメン?

出典:
さて、タイの育児で夫婦の役割分担というと、むしろパパの出番が多い!と思っています。 我が家もタイ人の夫は「高度なイクメン」なのです。娘もパパが大好き❤ 夫のイクメン具合と、どのようにして夫がイクメンに目覚めていったか? は次回以降の記事にて。