【1月23日は一無二少三多の日!】 生活習慣病予防が期待できる「一無、二少、三多」って何?その意味ややり方はこれだ!
1月23日がなんの日かご存知ですか?
1月23日は、「一無、二少、三多」の日なんです。
と、言われても…「一無、二少、三多って何?」と思ってしまいますよね。
実は「一無、二少、三多」は、生活習慣病の予防や改善が期待できるスローガン。
今回は「一無、二少、三多」についてご紹介します!
「一無、二少、三多」って何?
「一無、二少、三多」は、「いちむ、にしょう、さんた」と読みます。
一つなくし、二つ少なくし、三つ多くする。
これに基づいた行動をする事で、生活習慣を変えていこう!というスローガンなんですね。
それでは、何をなくし・少なくし、何を多くすれば生活習慣を改善していけるのか?
ひとつずつ説明していきますね♪
一無は「禁煙」
まず、一無ですがズバリ「禁煙」!
タバコをやめましょう!という意味です。
昔は大人だったらタバコを吸っているのが普通だった世の中から、最近は健康志向が高まりタバコの害についても認知されてきましたよね。
タバコの何がいけないのかというと…タバコにより人間の体に運び込まれてしまう、「ニコチン、タール、一酸化炭素」が悪影響を与えるから。
これらの有害物質を常に体に運び込んでいると、あらゆるがん、心臓病、脳卒中など、生活習慣病にかかるリスクが高まると言われています。
生活習慣を変える一歩として、まずはタバコを「無」にするところからはじめてみませんか?
たばこに関する厚生労働省のページはこちらから
二少「少食・少酒」
二少は何を二つ少なくするのか?というと、「少食・少酒」。
食事とお酒です!
少食
厚生労働省の「食事摂取基準2020年版」を見ると、30代から40代の働き盛りの成人で、男性なら2700キロカロリー。女性なら2050キロカロリーが1日の必要摂取カロリーだそう。
この必要摂取カロリーなら、腹八分目というところでしょうか。
また、塩分にも気をつけなければいけませんね。
「食事摂取基準2020年版」によると、前年度よりも目標となる成人の塩分量が0.5グラム減りました。
塩分による健康への影響にも、気をつけていきたいですね!
「食事摂取基準2020年版」に関する厚生労働省のページはこちらから
少酒
「酒は百薬の長」と言いますが、飲み過ぎは体に良くありません!
アルコールも食事と同じくほどほどに。
厚生労働省は、「節度ある適度な飲酒」は1日の平均純アルコールの摂取量は約20g程度としています。
これは普段よく飲むお酒に換算すると、ビールなら中瓶1本(500ミリリットル)、日本酒なら1合程度です。
これからはこの量を意識しながら、うまく気分転換にお酒と付き合っていく目安にしてみてはどうでしょうか?
アルコールに関する厚生労働省のページはこちらから
三多「多動・多休・多接」
今までは、なくす!減らす!だったのに、三多ではいきなり「多」と目標を増やす方にシフトします(笑)
健康的に生活するために、三多は何を多くしていけばいいのでしょう?
多動
多動は「体を多く動かす」事。
体を多く動かす事は、健康への第一歩。
とはいえデスクワークが多い現代人は、なかなか運動する機会も減っていると思います。
そんな現代人にこそ、「一無、二少、三多」をきっかけにちょっとでも体を動かす事を意識していく事が必要なのではないでしょうか?
まずはいつものバス停から1つ手前で降りて歩いたり、家の中を拭き掃除する時間を増やしたり、近くのスーパーなら車を使わず徒歩で出向いたり…
無理のない範囲で、ちょっとずつ体を動かす時間を増やしていけたらいいですね!
多休
「多く休む」、これも忙しい大人たちにはなかなか難しいテーマですよね。
でも心と体をしっかり休めないと、ストレスがたまりそこから様々な悪影響が出てきます。
まずは6時間から8時間の平均的な睡眠時間をとるようにする。
そして仕事や家事、育児の間にもしっかりと休憩をとる。
休日を作って、その日はしっかりと体を休める。
こういった事から「多く休む」事をちょっとでも意識して、ストレスを減らし健康に暮らせるようにしてみましょう!
多接
多接は、「多くの人や事柄、物事に接して創造的な生活を心がける」事です!
とはいえコロナ禍の今は、多くの人に接する事が難しいですが、だからと言って多接を諦めないで!
「事や物」に接する事も、立派な多接です。
密にならない環境で、美術館や科学館での展示を見たり、何か新しい趣味をはじめたり。
自身の生活に刺激をくれるような、創造的な何かを見つけやりがいを持てば、毎日を楽しく暮らしていく事でストレス発散にもなり健康的になれそうです。
いろんな事に興味を持って、自分から接していく。
そんな姿勢が生活習慣の改善につながるかもしれません!
「一無、二少、三多」から生活習慣の改善をはじめよう!
「一無、二少、三多」と聞くと、聞き慣れない言葉でなんだか難しく感じてしまうかもしれませんが、1つずつ紐解いていくと案外できなくなさそうな物ばかりですよね!
大事な家族のためにも、健康でいたい。
そんな方にこそおすすめしたい「一無、二少、三多」。
1月23日は「一無、二少、三多」の日です。
今一度自分の生活習慣を振り返ってみて、「一無、二少、三多」を取り入れられるところがあれば、無理なくマイペースに楽しく健康的な生活習慣を取り入れられるよう、見直してみませんか?
クリスマス、年末年始などおいしいごちそうを食べる機会が増えるこの季節。食べ過ぎかな、と気をつけたいのは大人だけでなくキッズだって同じ。今回は肥満の低年齢化のリスク、そして対策方法を紹介したいと思います。
まだまだ新型コロナウイルスは収束とはいかず、インフルエンザなども心配な季節。本格的な冬に向けて体調管理や免疫力を下げない事を意識していきたいですね。今回は管理栄養士・料理研究家の成澤文子先生に、おすすめの食材やレシピを教えてもらいました!レシピと一緒に、調理にとっても便利な道具もあわせてご紹介します♪