【2023年イタリアの祝日】イタリア人はバカンス好き?意外と少ないイタリアの祝日

【2023年イタリアの祝日】イタリア人はバカンス好き?意外と少ないイタリアの祝日
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イタリアの祝日は、実は日本よりかなり少ない!渡伊して仕事をするようになり、結構ビックリしたのがこの事実。月曜代休もないので、丸々4ヶ月間祝日がない、なんてことも。どんな感じかご紹介します!
【2023年イタリアの祝日】イタリア人はバカンス好き?意外と少ないイタリアの祝日
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実はヨーロッパ各国の中でも祝日が少ないイタリア!

バカンスを満喫し人生を謳歌するイメージのイタリア人。ですがイタリアの祝日は12日。16日ある日本よりも少ないんです。

日本の「国民の祝日に関する法律」第2条で祝日とされた日は16日あり、イタリアより多い

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2023年のイタリアの祝日

1月 1日 元旦 1月 6日 公現祭 4 月 9日 復活祭 4 月 10日 イースターマンデー 4 月 25日 イタリア解放記念日 (English) 5月 1日 メーデー 6月 2日 共和国建国記念日 (English) 8月 15日 聖母の被昇天 11月 1日 諸聖人の日 12月 8日 無原罪の御宿りの祝日 12月 25日 クリスマス 12月 26日 聖ステファノの日
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年末年始も通常営業!

学校は12月23日くらい~1月6日まで冬休みですが、お店や企業のオフィス、官公庁は12月25日、26日、1月1日以外は普通に仕事の日。年明け2日から出勤なので、寝正月という概念はありません!

守護聖人の日はその街だけ祝日!

イタリアの各都市にはその町の祝日があります。

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4月25日 ヴェネツィア 6月24日 フィレンツェ、ジェノバ、トリノ 6月29日 ローマ 7月15日 パレルモ 9月19日 ナポリ 10月4日 ボローニャ 12月6日 バーリ 12月7日 ミラノ
町の守護聖人の日は、その市にあるオフィスや学校がお休みになります。

しかも、日曜に重なっても月曜代休はナシ!

イタリアに来てビックリしたのが、ただでさえ少ない祝日が、日曜日に重なっても月曜代休にならないこと!消化されてしまうんです。 雇用契約によっては、消化した祝日分としてお給料にいくばくかの手当が付くのですが、日本のように毎月何かの祝日があるのと比べると本当に少なく感じます。

・・・その代わり有休がたっぷりあるんです!

とはいえ、有給休暇が多く、取得率も高いのがイタリアです。
こちらは、コロナ禍前の2019年の有休取得率のデータ。有休数は平均です。職種や雇用形態、勤務年数にもよりますが、正社員や公務員の場合は35日くらい有休があります。さらにイタリアでは有休とは別に、病気休暇や育児休暇、介護休暇なども取得できます。
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カレンダー上では日本に比べるとイタリアの祝日の数は少ないですが、イタリアの方が有給休暇日数が多い(取得率も多い!)

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日本のように気兼ねなどしていられません。有休取得日数が少ないと雇い主から半強制的に消化するよう休まされることもあります。
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2~3週間の休暇を年に2回ほどガツっと取る人が多いのがイタリアなんですね!