マリトッツォだけじゃない☆ローマに行ったら絶対食べて!在住ママおすすめのローマっ子大好きストリートフード
ローマの定番料理といえば、カルボナーラが有名です。最近日本でブームになった、生クリームたっぷりのマリトッツォもローマのスイーツ。でもそれ以外にもオススメのグルメは盛りだくさん。
中でも、テイクアウトして食べられる地元のストリートフードを4つご紹介します!
スップリ(ライスコロッケ)
スップリ(suppli)とは牛ミンチやサルシッチャ、生ハムなどとお米をトマトソースで煮て、そのトマトライスにモッツアレラを詰めて揚げたイタリア、ローマのライスコロッケ
出典:bacchetteepomodoro.com
切り売りピッツァ店などで1.5ユーロくらいから買うことが出来、小腹が空いた時にぴったり。
最近では、カルボナーラ味、トリッパ(もつ煮込み)入り、ベジタブル、カーチョ・エ・ペーペ(チーズと黒コショウ)味など色々なバリエーションのスップリを出しているお店も増えていて、若者や子どもはもちろん、老若男女大好きなオヤツ&前菜です。
ポルケッタサンド
ポルケッタとは、風味高く脂肪の多い、しっとりとした骨なしのポークロースト。骨を取り除いた豚を丸ごと使います。肝臓、ニンニク、ローズマリー、フェンネル、その他ハーブ、脂肪分、皮を詰めた状態で串焼きやローストにします。黒コショウがたっぷり効いているのもポイント。
スライスして量り売りしてもらい自宅で食べたりする他、その場で切り落とした肉をパンに挟んでパニーノを作ってもらうことも。
ポルケッタは、特に公共の展示会や休暇中に、通常は白く塗られたバンでピッチャーによって販売され、パニーノで提供される。それはローマで一般的な屋台の食べ物
出典:ja.m.wikipedia.org
シンプルなパンにポルケッタをたっぷり挟めば、手軽にボリューミーなランチを済ませられます。夕方ならビールと合わせたいところ!
トラピッツィーノ
イタリア語で、食パンのサンドイッチのことを「トラメッツィーノ」(間に挟む、という意味)と呼ぶのですが、「トラピッツィーノ」は「ピッツァの間」という意味の造語で、お店の名前です。
3角形に焼いたピッツァビアンカの一片を開け、袋状にしたその厚めの生地にローマの郷土料理をたっぷりと詰め込んだのが『トラピッツィーノ』
出典:buonaforchetta.cocolog-nifty.com
ローマの下町テスタッチョで2013年に独立したトラピッツィーノは、またたく間に人気のグルメストリートフードに。イタリア国内はもちろんニューヨークなど海外進出も果たし、さまざまな料理雑誌にも取り上げられています。私も職場の近くにお店があるので時々食べに行きますよ!
カルボナーラや鶏肉の猟師風(カチャトラ)、アマトリチャーナ(トマトソースとベーコンの煮込み)など、ローマの郷土料理の具材を三角形のピッツァに詰めて、ジェラートのコーンのようにして頂きます。アツアツの具、外はカリッ、中はモチモチのピッツァ生地がもうたまらない!店先のスタンドで手軽に食べられるのも魅力です。
コッピエッタ
古くからおつまみとして食べられるコッピエッテcoppietteはローマやカステッリ・ロマーニ地方の特産品
出典:www.japanitalytravel.com
いわゆる干し肉=ジャーキー。
かつては馬肉で作られていたそうですが、現在は豚肉や牛肉製が多数あります。塩コショウ、ハーブ、ペペロンチーノを効かせたピリ辛がこれまたビールのおつまみに最適。
これだけを食べ歩きしている人は身近であまり見かけませんが、昔からあるいわゆるストリートフードです。
前菜としてチーズやクラッカーと一緒に合わせてもOK。ほとんどの精肉屋さんやサラミ屋さん、精肉カウンターのあるスーパーでは真空パック詰めにしてくれるので、お土産にもいいですね!
※ローマでストリートフードを味わう際は、スペイン階段などを含む歴史地区は食べ歩き禁止ゾーンになっているので気を付けてください!