本サイトはプロモーションを含みます

「私らしい人生のたたみ方」30才から始める終活リスト

「私らしい人生のたたみ方」30才から始める終活リスト
参照 : stocksnap.io
「終活」という言葉をよく耳にするようになりましたね。"終焉に向かう活動”という意味合いだけではなく、人生の後半戦を充実させる想いがあるそう。育児がひと段落したら取り組んでみたい、30代から着手できる「上手な人生のダウンサイジング方法」を纏めてみました。
「私らしい人生のたたみ方」30才から始める終活リスト
参照 : stocksnap.io

【1】終活って何?

「人生の終わりをより良いものとするため、事前に準備を行うこと」

例えば、自分のお葬式やお墓について考えておいたり、財産や相続についての計画を立て、身辺整理をしておくといった内容で、これらの活動を行うことで残された家族に迷惑をかけることも無くなり、また、安心して余生を過ごすことができます。

出典:shukatsu.nifty.com
2012年の流行語大賞にも選出された「終活」、震災の影響もあり認知度が飛躍的に高まっているそうです。なぜ30代から意識し始める必要性があるのでしょうか?専門家の見解はこちらです。

◎回答:残された家族が困らないよう、元気な内に万全の準備を始める必要がある

◎終活の理由は何ですか(終活をしている・終活をしたい人)

・72%…「子どもに迷惑をかけたくない」
・9%…「パートナーに迷惑をかけたくない」
・9%…「自分の死に方は自分で決めたい]
・5%…「世間で広がっているから」
・5%…「その他」

≪参考:終活・アンケート結果 2016/1/12~2016/1/21LIVINGひろしま.com アンケート調べ≫

出典:www.livinghiroshima.com

【2】何から着手すればよい?30代からの終活リスト

人生の終わりに向け「不必要なものは処分し、曖昧なものは視覚化」これが目的ですね。財産や相続、友人や親族関係、所有物の整理…活動は多岐にわたります。今回は30代からスタートできそうな内容を体験談を元にリストアップしました。

(1)エンディングノートを記入する
(2)遺影写真について考える
(3)通帳や保険まわりの整理
(4)不用品の処分、形見分けの整理
(5)パソコンのデーター関連を整理
(6)病気になった時の治療方針や希望を記す
(7)老後の暮らし方の意向を残す

出典:
特に最近話題をよんでいるのが「エンディングノート」。全国でエンディングノートの書き方講座が開催されたり、市販品も多く登場しています。遺言書との大きな違いは「法的効力がない」点だそうですが、遺言書より気兼ねなく記せ人気を集めています。

エンディングノートとは、配偶者や兄弟、子どもなど自分にとって大切な人にメッセージを残しておくノートのことです。また、自分にとって大切な項目を残しておくことに使う人もいます。

出典:www.ihin-fundex.com

●市販ノートを利用するととっても便利

◎年齢を問わずに「今」から始められる備忘録として人気

記入項目には、銀行口座や口座引落し、クレジットカード、保険、重要な連絡先、WebサイトのIDなど、普段の生活の中でも役立ち、今日からすぐに記入できる項目を多数設けています。また、漫画やイラストによる説明を加え、ページ配置、記入欄の記入しやすさに配慮し、年齢を問わずより多くの方が気軽に自分自身の情報整理を始められるようにしています。

出典:www.kokuyo.co.jp

◎記憶が新しい20代、30代から書き始めるのがおすすめ

例えば、子供ができたとして、子供への思いはライブで書いていったほうが明確で、リアルな思い出が残ります。思い出す上で、いま30年前を思い出すのはしんどいけど、15年前だと、もう少し細かいことを思い出せて、詳細なことを人に伝えることができます。年をとってから始めると、労力になりがちなので、自分の人生を振り返る、分岐点となるツールとして、なるべく早くからこれを書くことを勧めたい」

出典:ure.pia.co.jp

▼実際にノートを使用した人たちの感想

急に入院したことがあります。

夫が骨折して病院に搬送されたこともあります。

突然の死に立ち会ったことがあります。

お葬式で揉めるのを見たことは数度あります。

私の為ではなく、何かあって右往左往する家族の負担を少なくする為にも、一人に一冊、こういうモノを持っていても良いなと思いました。

出典:www.amazon.co.jp

最近、親父が亡くなりましたが、このノートにびっしりと記入していたお陰で、残された者が色々な面から助かりました。シンプルで且つ記入者の負担にならない内容。資産管理にも活用できます。

出典:www.amazon.co.jp
少し気が早いのでは?と感じる方も多いと思います。しかし、育児世代にも想定される”もしもの時”はいきなり訪れるかもしれません。例えば、奥様が交通事項に遭遇してしまったり、緊急入院されたり…「家賃の振込口座はどこ?」「銀行のパスワードって?」「生命保険の連絡先は?」「財布の落としてしまった時、カードを止めたいが番号がわからない…」といった曖昧になっている重要事項が存在し、家族は困ってしまう事態は想定の範囲内。こういった情報の洗い出しは、夫婦間での情報共有としても有用です。誰にでも訪れる「私という人生の終焉」…私自身も1児の母として、娘に残したいことや伝えたいメッセージは元気な内にまとめておき、もしもの場合でも悩み困ることのない「考えの道標」は手渡したいと感じました。

モノだけではない、想いを引き継ぐ…それが"終活”の意義なのかもしれません。