【新型コロナワクチン接種】家族の体験レポート@イタリア
ワクチン接種が進むイタリア。2021年4月20日現在で、医療関係者・教職員・軍や警察など優先順位の高い人から、高齢者を中心に1日約25万人が接種を受けています。私の家族も受けているので、実体験レポートをしたいと思います!
イタリアでは3月から新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まりました!
接種状況は、2021年4月20日6:00現在で15,558,775人が1回目を接種済み。そのうち、4,556,228人が2回目までを接種済みです。
人口比では、約18.3%が1回目を、約7.5%が2回目までを接種したことになります。
アストラゼネカやジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンの副反応(血栓)が問題となり、ワクチンの配布に遅れが出ていることもあり、1日50万人ペースで接種したいという当初の予定通りにはいっていません。
ちなみに日本は・・・
とのこと。人口100人に比例すると、少なくとも1回接種した人はわずか1%!
【NHK】世界各地の国や地域ごとのワクチンの接種状況です。接種回数の総数と、人口100人あたりに換算した回数を掲載しています。また、既定の回数の接種が完了した人の総数と、人口100人あたりに換算した人数も掲載しています。
【家族・親戚の接種体験】
※ご紹介するのは、個人のワクチン接種体験談です。ワクチンを受けた後の副作用・副反応は、人それぞれ異なる可能性があります。
アストラゼネカ
48歳男性既往症あり常備薬なし
数年前に頸部リンパ節結核に罹りましたが薬で完治。不整脈がありますが日常生活にも運動にもまったく問題はなく、常備薬もありません。
しかしワクチン接種したその日の夜から微熱、身体全体の痛みと倦怠感、発汗が凄くて起き上がるのも億劫。2日ほどは寝ていました。5月に2度目のアストラゼネカのワクチン接種があります。
64歳女性既往症なし常備薬なし
肥満気味ですが常備薬なし、健康。接種時もその後も、痛みも副反応もまったくなかったそうです。
ファイザー
72歳男性既往症あり常備薬あり
気管支炎の持病・常備薬あり。4月半ばに1回目のワクチンを接種しました。その夜と翌日は疲労感・倦怠感あり。ですがそれ以外の大きな副反応はありませんでした。2回目は6月初めに予約済みです。
84歳女性既往症あり常備薬あり
数年前に甲状腺の切除手術、肥満・高血圧の常備薬ありの女性84歳。ワクチン接種前はかなりナーバスになっていましたが、1回目も2回目も、接種時の注射の痛みぐらいで、熱や身体の痛みなどの恐れていた副反応もまったくありませんでした。
副反応は人によってさまざま・・・
どのメーカーのワクチンにするか選べないですし、どのメーカーでも副反応の症例がゼロと言いきれないでしょう。他の人の話を聞いても、微熱や倦怠感、疲労感が出るのは珍しくないようです。
イタリアでは、ワクチン接種は義務ではありません。が、医療従事者は接種が必須化されました。個人的に受けたくない人は拒否できますが、その場合は最大で今年の12月まで無給停職扱いにされる可能性もあります。
もちろん接種したくない方の気持ちも分かりますが、私は日本に行くためにも、ワクチン接種受けるつもりです。
ワクチン接種が進んでいるお陰で規制が緩和されつつある
ワクチン接種が進むにつれて新規感染者数も少しずつ下がっています。4月20日は1日の新規感染者12,074 人(陽性率4.1%)、死亡者390人なので、まだまだ油断は出来ません。
ですが、地域によってこれまで休業を余儀なくされていた飲食店や劇場、映画館、博物館・美術館なども徐々に再開が可能になる予定。オンライン授業していた学校も登校が始まります。さらに今後は、閉鎖していたプールやジム、エステサロン、ショッピングモールなども営業出来るようになり、州をまたぐ移動もOKになるようです。
このパンデミックが早く収束しますように!!!!
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