子どものお片付けは何歳から教える?ルールを作って習慣づけると自然に「お片付けができる子」に!
子どもがいるとすぐ部屋が散らかりますよね。
散らかった部屋だとママもイライラ。しかも!おもちゃって踏むとものすごく痛い!
つい「片付けなさい‼︎」と大声を出したくなりますが、お片付けは“やり方”を教えてあげないとできるようになりません。
できるだけ早くからさせることで、自然とお片づけの習慣が身に付きます。
お片付けは何歳からさせる?
お片付けは、『しつけ』です。
さっき掃除した部屋が、食器を洗っているうちに「どろぼうでも入ったの!?」というくらい足の踏み場がないほど散らかっていると、つい「片付けなさい‼︎」と言ってしまいますが、遊んでいる途中にそんなことを言ってもムダです。
お片付けは、教えてあげないとできるようになりません。
しかも、それは『習慣』でもあるので、『遊んだら片付ける』ということをセットにして覚えさせることが大切です。
なかなか根気のいる『しつけ』ですが、繰り返し教えてできるようになると、ママのイライラやストレス、負担も格段に軽減されます!
できるだけ早くから『お片付け』という存在を教えてあげると、身につきやすいですよ♪
お片付け教育は「言葉が理解できるようになった」らスタート
お片付けのしつけは、「ちょうだい」「ここに入れて」などの言葉が、理解できるようになったらスタートできます。
子どもにお片付けをさせるのはとても時間がかかりますし、眠かったり、お腹が空いているとできません。
時間ギリギリまで遊ばせず、『お片付けまでセットで遊ぶ時間』と思って予定を立てるのがおすすめです。
また、この時期は、全部のおもちゃを片付けさせる必要はありません。ボックスを子どもの近くまで持って行き、「お片付けしようね。」と声をかけて、入れる様子を見せます。ときどき「ここにポンして♪」と言って入れさせるだけでOK。
『お片付け=ボックスにおもちゃを入れること』と覚えさせるのが目的です。そして、お片付けが終わったら、おやつ、お散歩など、子どもが喜ぶことをするようにすると、より流れとして身に付きやすくなります♪
3〜4歳になったら子ども中心でお片付けを
3〜4歳になったら、ママはサポート役です。
よほど散らかっていないかぎり、子どもにお片付けをさせるようにしましょう。
ただ、この時期はまだ、おとなと同じように、整理整頓してお片付けをすることはできません。
“子ども目線で、お片づけしやすい工夫”をしてあげることが大切です。
生活感を出したくないからと、おもちゃを片付けるのは別の部屋で、遊ぶのは目の届くリビングにしている人もいると思いますが、この年齢で違う部屋へおもちゃを片付けに行くというのは、とても難しいことです。
ボックスをリビングに持ってきて、おもちゃを入れるのは子どもの役割、ボックスを違う部屋に持っていくのはおとなの役割としてあげるのがおすすめです。
また、子どもがわかりやすいように、おもちゃのボックスに、『ぬいぐるみ』、『車』、『ボール』、『お絵かき』など、入れる物の写真を撮って貼っておくと、分けて入れることもできるようになります。
子どもと一緒におもちゃの断捨離をしよう♪
おもちゃはどんどん溜まっていきます。
『気付いたらおもちゃ箱がパンパンで、はみ出てしまっている』ということもありますよね。
その中には、もう使わないおもちゃもたくさんあるはず。
おとなから見ると、ガラクタに見えてしまうものも、子どもにとっては、何か特別な思い入れのある宝物かもしれません。勝手に捨てるのはNG。
また、子どもにとっても『いるものといらないもの』を分けるというのは、勉強になります。
小学生になると、プリントやノート、えんぴつなど持ち物が増えます。そのとき、いるものとといらないものの区別がつかず、全部取っておくと、机の上が散らかり放題になってしまいます。
小さいときから『いるものといらないもの』を分けて、『いらないものは捨てる』という習慣を身につけることは、おとなになってからも、きっと整理整頓をするときの役に立ちます。
3カ月に1回おもちゃの点検で部屋が片付く
我が家では、3カ月に1回子どもたちとおもちゃの断捨離をしています。
子どもって、工作や絵を取って置きたがりますよね。でもどんどん溜まってしまうので、普段から、取って置きたい工作は、『工作専用ボックスに入る分だけ』という決まりを作っています。
また、ガチャガチャや、お子様ランチに付いてくるおもちゃも、取って置けるのは専用のボックスに入る分だけです。
ほかのおもちゃもあるので、3カ月経つとパンパンになっているんですよね(汗)
そのたびに、ゴミ袋の前で『いる、いらない』とひとつずつチェックして断捨離します。
リビングにおもちゃ入れを置いているので、これをするだけで、部屋がスッキリと片付いた感じがします♪
毎回20リットルのゴミ袋分くらい出るので、本当に知らない間におもちゃって増えていくんですよね。
上手にお片付けが身に付けられたらママはとっても楽になる♪
部屋が散らかっていると、それだけでストレスを感じますし、イライラしてしまうものです。
子どもに上手にお片付けを身につけさせることができれば、ママはとっても楽になりますよ♪
お片付けの習慣はできるだけ小さいうちから始めるのがおすすめです。
私は、上の子のお片付け教育を失敗したなと実感中。おもちゃのお片付けや、幼稚園のカバンやバッグのお片付けも、つい「私がやったほうが早いから」と、ずっとやってしまっていました。
そのせいか、今でもランドセルや制服は放置です(泣)毎日「片付けなさい!」と言わないと片付けません。
逆に下の子は、小さいころから園のカバンや、水筒、服を片付けさせていたので、『帰ってきたら片付ける』が習慣になっていて、注意した記憶がないくらいなんです。
性格の違いもあるのかもしれませんが、『習慣』って本当に大事だなと思います。
根気のいるしつけですが、子どものお片付けは、早いうちから始めてくださいね。
子ども服の整理の仕方や収納のコツなど、洋服の管理を楽にする方法をご紹介します。
前回ご紹介した漫画はこちら