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「トンボラ」、それはイタリアの年末年始に欠かせない伝統ゲーム!

「トンボラ」、それはイタリアの年末年始に欠かせない伝統ゲーム!
参照 : www.amazon.co.jp
トンボラ、って聞いたことありますか?イタリアの年末年始恒例の伝統的なゲームです!いわゆるビンゴなんですが、賞の数が多くて盛り上がる!ウチの子は学校や習い事の柔道でも、お友達みんなとやってました~
「トンボラ」、それはイタリアの年末年始に欠かせない伝統ゲーム!
参照 : www.amazon.co.jp

トンボラって何!?

出典:www.amazon.co.jp
トンボラとは、18世紀前半にナポリで誕生したと言われる南イタリアの伝統ゲームです。

主にクリスマス、年末年始の時期に行われる伝統的ゲームの一つにトンボラ(Tombola)があります。トンボラとは、イタリア版ビンゴ

出典:www.attico.net

遊び方

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①3列それぞれに5つの数が書かれたマスがあるカードを参加者が1枚もらう。 ②数係が、1~90の数の付いたコマを袋やカゴからランダムに取り出し、その数を読み上げる。 ③読み上げられた数が自分のカードにあれば、カードの数の上に豆やみかんの皮などを置く(最近のトンボラセットはプラスチックのチップやカバー付き)。 ④横1列で、最初に数が2個、3個、4個、5個揃った人が、それぞれ賞品を貰える。 ⑤カード全部の数が最初に揃った人が、大勝利で一番大きな賞品をゲット。

おもしろポイント

本場ナポリのトンボラでは、数字に意味がある

出典:www.amazon.it
ナポリの伝統トンボラには、各数字に、もともと夢占いに使われていたスモルフィアと呼ばれる物や人物のイラストが描かれ、意味が付けられています。例えば、1はL’Italia(イタリア)、25ならNatale(ナターレ・クリスマス)などですね。トンボラ愛好家なら、数字ではなくそのスモルフィアを言うだけで数が分かるほどなんだとか。

「ナポリ人は数字を単に、幸運、不運というレベルでは捉えていない。1から90までの数字に具体的な意味を与えている」
小栗左多里・トニー・ラズロ著『さおり&トニーの冒険紀行イタリアで大の字』(株式会社ヴィレッジブックス・2007)

出典:smonapo.wiki.fc2.com
スモルフィア付きはナポリ方言とイタリア標準語が表記されていて面白い!

数が揃ったら決まり文句で宣言する

出典:it.m.wikipedia.org
横1列で最初に数が揃った時には、決まり文句でみんなに宣言し、賞品を貰います。 2個:アンボAmbo 3個:テルノTerno 4個:クアテルナQuaterna 5個:チンクイナCinquina 全部:トンボラTombola 大勢で遊ぶと同時に「アンボ!」「僕もアンボ!」というようにあちこちから声が上がって大盛り上がり。

賞品がグレードアップする

出典:www.pexels.com
大人同士では、参加賞として幾らかのお金を出し、集まった合計額をアンボ賞5%、テルノ賞10%、クアテルナ賞15%、チンクイナ賞20%、トンボラ賞50%などのように分配するのだとか。子どもたちとの遊びでは、おもちゃやお菓子で下から少しづつグレードアップする賞品を用意しておきます。

同じ人が何度も勝てる!

例えば、先にどこか1列で2個、同じか別の列で4個を揃えたら、アンボ賞とクアテルナ賞の2回、賞品を貰えるんです!

オマケのトンボリーノ賞やスーパートンボラ賞も!?

小学校でやった時には、同時上がりも含めて一度も何も賞を取れなかった子のために、トンボリーノ賞やらスーパートンボラ賞やらを増やして、みんなで楽しめるよう工夫しているみたいです。ちなみに賞品は先生が用意してくれたキャンディ。ウチの子は一番下のアンボ賞だったみたいですが、喜んで帰って来ました。
今年はコロナ感染防止のため、イタリアのクリスマス~新年は自宅待機・外出禁止。トンボラでもして、家族でゆっくり過ごしたいと思います。

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