ママだって泣きたいよ…。幼児の反抗期「イヤイヤ期」!イライラしないで子どもを落ち着かせる方法
多くのママを悩ませる子どもの反抗期。
幼児の反抗期では2才前後のイヤイヤ期が特に有名ですよね。「自我が芽生え始めた証拠」なのですが、ママにとっては何が気に入らないのかわからないし、1度パニックになると手がつけられなくなることも。
ママの方が泣きたくなってしまう反抗期に効果的な対処法をご紹介します。
幼児の反抗期がやってくる時期
幼児の反抗期は、2才前後からのイヤイヤ期とも呼ばれる「第一次反抗期」と、4〜5才から始まる「中間反抗期」があります。
反抗期は「子どもが成長している証拠」なのですが、何か月も続くので、わかっていてもずっと一緒にいるママにとっては耐え難いものがあります。
私も特に1人目の時には、思い通りにいかない日々に、イライラが爆発しそうになったものです。
今、まさに子どもが幼児の反抗期真っ最中というママさん!お疲れさまです。でも、反抗期はいつか終わりますからね。それぞれの反抗期の特徴を知っておくと、少しは心穏やかに子どもに向き合えるかもしれませんよ。
第一次反抗期は自我の芽生え
2才前後から始まるイヤイヤ期は、自我の芽生えで起こると言われています。
何でも自分でやってみたくなる時期ですが、まだ上手にはできないし、自分がやりたいこともうまく言葉で伝えられなくて「キーーーッ!!」となって癇癪を起こします。
また、ママの言うことに何でも「イヤイヤ」と言って聞き入れなくなるのも、この頃の反抗期の特徴です。
我が子は特にイヤイヤ期がキツかったです。ピークのときには名前を呼んだときの返事が「イヤ。」でしたからね。
ママがイライラしないためのイヤイヤ期に効果的な対処法
反抗期が始まったと言っても、2才はまだまだ子どもです。
ママは心に余裕を持って対応してあげれば大丈夫。
イライラしてしまったときは、深呼吸して、コーヒーでも飲んで、心を落ち着かせましょう。
トイレにこもったりして子どもから少し離れるのもママの心を落ち着かせるためにはおすすめです。
時間に余裕を持って行動する
イヤイヤ期の対処法で1番大切なことが時間に余裕を持って行動することです。
時間がないとママもついイライラしてしまいますよね。
2才は靴下を履くのも、お茶を注ぐのも、何でも自分でやりたくなる時期なので、時間がかかります。パパッと済ませてしまおうとママが手を出すと、それがきっかけで癇癪を起こして手がつけられなくなってしまうこともあります。
いつもより少し早く起こしたり、出発の時間までに余裕を持たせるよう心がけてみてくださいね。
子どもに問いかける話し方をする
イライラするとつい「◯◯しなさい。」と命令形で子どもに話してしまいます。
イヤイヤ期の子どもにこの話し方は禁物です。命令形だと子どもから帰ってくる言葉は、ほぼ間違いなく「イヤ!」でしょう。すでにイヤイヤ言っているときなら、癇癪をヒートアップさせてしまうこともあります。
「◯◯してもいいかな?」「◯◯はどうかな?」と子どもの意見が聞けるような言い方だとスムーズに聞き入れてくれることが多くなります。
また、「何が嫌だったの?」「どうしたの?」と言って子どもの意見を聞く姿勢を見せましょう。
子ども自身も、何がイヤなのかわからず、イヤイヤ言っていることもあるので、声をかけた後は、静かに側にいて落ち着くのを待ちます。声をかけ続けるとヒートアップしてしまうこともあるので、ただ側にいるだけで大丈夫。
落ち着いたら子どもの方から寄ってきます。
絵本やテレビの内容を例に出す
2才の子どもにはまだ言葉で諭そうとしても伝わらないこともあります。
絵本やテレビの内容を例えに出すと伝わりやすくなりますよ。
アンパンマンが大好きだった娘には、バイキンマンがかなりの悪者に思われていたので、歯磨きをしないとき、お風呂に入りたがらないとき、爪切りを嫌がるときには「バイキンマンがいっぱいになっちゃうよ〜。」「お口の中にバイキンマンが見えるよ!」と言うと割と素直に言うことを聞いてくれました。
簡単なお手伝いをさせてとにかくほめる
食べた後の食器を運ぶ、洗濯物をしまうなど簡単にできるお手伝いを積極的にさせて、やってもらったら大げさにほめます。
2才のイヤイヤは“何でもやってみたいけど、うまくできない”ということがきっかけでもあるので、これはかなり効果がありました。
簡単なことはさせて、難しいものは「これはとっても難しいからママがやるね。」と言うと「うん!そうだね。◯ちゃんには難しいからママやってね。」と聞き入れてくれました。
終わりはいつかやってくる!心の余裕を大切に。
「子どもの反抗期は成長の証」そう思えるようになったのは、私が乗り越えたからかもしれません。
今、イヤイヤ真っ最中のママは本当に大変な毎日だと思います。
でも幼児の反抗期は終わりがきます。「今はそういう時期」と諦めることも大切。
ストレスを溜め過ぎず、ほどよく力を抜いて、心に余裕が持てるようにしたいですね。
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何をするにしてもとにかく「イヤー!」だった2・3歳の「イヤイヤ期」。しかし3歳の終わり頃になると、驚くほど話が通じるようになり、イヤイヤ期も終了の兆しを見せてくるんです。その時は“急に”だったり、“じわじわと”だったり。素晴らしい我が子の変化を、きちんと見つけてあげたいものですね☆