緊張で口元がピクピク痙攣する!そんな時の対処法をご紹介
人前に立って何か話す時や初対面の人と会う時「緊張しすぎて口元がピクピク痙攣する」「口元が引きつってうまく笑顔が作れない」…こんな状態に陥ったことはありませんか?
すぐに口元の痙攣がおさまればいいのですが、意識すると余計にピクピクと動いてしまうこともありますよね。
今回はそんな口元の緊張を和らげる方法を紹介します。
口元がピクピクひきつる痙攣のお悩み
緊張するとなぜ口元の痙攣が起こるの?
人前に出て緊張すると、ドキドキと心拍数が早くなりますよね。この血管の拍動が、顔面の神経も刺激してしまうといわれています。すると自分の意思とは関係なく片側の顔面の筋肉が動き、目元や口元の痙攣につながります。
このような痙攣を「顔面痙攣(顔面けいれん)」と言います。通常、顔面けいれんは目元から始まり、口元、顎へと広がっていく傾向に。
しかし「顔面けいれんと思われるほど症状は重くないけれど、人前に出るとどうしても口元が引きつる」という方もいるでしょう。
その場合は、ストレスを和らげる習慣をつけるほか、緊張をほぐす対策をする必要があります。
普段の生活から口元が痙攣するほどのストレスを防ぐ
口元が痙攣するほど緊張しやすい場合は、以下の4つの方法を試してください。
1:規則正しい生活を送る
口元が引きつるほど緊張するのは、普段からストレスをためやすい生活を送っているからかもしれません。
ここで、あなたの1週間の生活を振り返ってみましょう。睡眠時間が不足していたり、食事のタイミングを逃したりしていませんか?
「なかなか寝つけず睡眠不足になる」という人は、眠りに入る前にリラックスする時間を作り、睡眠の質を上げましょう。
例えばアロマをたいたり、温かいハーブティーを飲んだりするのもおすすめです。
2:湯船に浸かる習慣を
忙しくて入浴をシャワーで済ましていませんか。スムーズな入眠のためには、湯船に浸かる習慣を作りましょう。人は一旦高くなった体温が下がるときにスムーズに入眠できると言われています。 この機会に入浴剤を購入し、お気に入りの香りに包まれて体を温めるのもよいでしょう。
3:適度な運動習慣
適度な運動習慣はストレス解消につながると考えられています。 ウォーキングやストレッチなど取り入れやすいものをチョイスしましょう。
例えばいつもの通勤で1駅早く降りてその分ウォーキングをする、またはエスカレーターではなく階段を使ったりするだけでも変化を感じるはず。
4:バランスの良い食事
朝昼晩と3食バランスよく食べることが基本ですが、なかなか難しい時もありますよね。
その場合はとくにビタミンB2とマグネシウムを積極的に摂取しましょう。ビタミンB2は肌の健康維持を、マグネシウムは血圧の維持をサポートする栄養素というデータもあるそう。
ビタミンB2は牛乳やうなぎ、レバーや鯖など、マグネシウムはわかめやひじき、枝豆やイワシなどに多く含まれています。
ストレスを和らげるためにも、これらの食材をバランスよく摂取しましょう。
それでも口元が痙攣するほど緊張したときは?
前述したようなストレスをためない生活習慣を意識しても、どうしても緊張して口元が引きつるシーンはあるでしょう。
ここではそのような緊急事態に対処する方法を2つ紹介します。
1:緊張を和らげるツボを押す
「大事なプレゼン発表前に緊張して仕方がない」「初対面の人と会う前にこのドキドキを抑えたい」──そんなときにおすすめなのが、緊張を和らげるツボ押しです。
以下を参考にやってみてください。手にあるツボですので、職場でも簡単に行えますよ。
・神門(しんもん):手首の小指側にあるツボ。左手首、右手首の順に、親指で30回ほど押しましょう。押す強さは「痛気持ちいい」くらいが目安です。
・合谷(ごうこく):手の甲の、親指と人差し指の付け根の間にあるツボ。親指で少し強めに、揉みほぐすように刺激しましょう。左右それぞれ30回ほどを目安に行いましょう。
2:呼吸を整え自分に意識を集中させる
人前に出て緊張するのは、周囲に意識が向いている証拠。「変に思われていないかな」「うまく話せなかったらどうしよう」と、そう感じてしまうのも、他者を意識しすぎていることが関係しているかも。そうではなく、自分自身に意識を集中させてみましょう。
その際におすすめなのが深呼吸です。1人になれる空間で目を閉じ、鼻から吸って、吸った倍の時間かけて口から吐くのを何度か繰り返しましょう。
その際は腹式呼吸を意識し、お腹が膨らんだり凹んだりするのに意識を集中させます。そうすれば自然と気持ちが落ち着き、口元の緊張も和らぐでしょう。
緊張による口元の痙攣は生活習慣から見直そう
緊張による口元のピクピクは、普段の生活から対策できます。それでも緊張してピクピクするシーンがあれば、今回紹介した2つの方法を試してくださいね。
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