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【コラム】涙の数だけ強くなれ。ワーキングマザーあるある体験談

【コラム】涙の数だけ強くなれ。ワーキングマザーあるある体験談
仕事も育児もどちらも大切!だからこそ時々「どっちを取るの?」と聞かれているような気持ちになるワーキングマザー達。板挟みに遭って、涙が出るほど辛く苦しい時もあるし、育児の喜びと仕事の達成感でダブルハッピー♡を体験することもできるワーキングマザーの葛藤と決意をつづります。
【コラム】涙の数だけ強くなれ。ワーキングマザーあるある体験談

①幼稚園の忘れ物、あるある失敗談。

自分はなんてダメなママなんだろう!と自己嫌悪に陥りまくる体験がコレ。幼稚園からのお便りをしっかり読んだつもりなのに、当日持参するものや事前に用意するものをすっかり忘れる体験、実は私も何度かあるんです。幼稚園からの電話がかかってきたときの、ザーっと青ざめる瞬間は本当に辛い。 例えば、ハロウィンパーティの衣装、遠足のお弁当など、まったくの基本アイテムを忘れたまま娘を登園させ、「あの、今日はハロウィンですが・・・○○ちゃんだけ衣装を着てきていないようです」「今日はお弁当を持ってきてもらう日ですが・・・」などと、当日先生からお電話が来て初めて慌てて対応したことがありました。家に帰って娘に「ねえ、どうして今日、ママ忘れたの?」と言われると、泣きたくなるほどつらいのです。

②出張で数日家を空ける。子供が寂しがると思ったら・・・

海外出張や研修などで娘が3歳くらいの時から数日家を空けることが年に何度かありました。最長2週間も家を空けたことが。これはさすがにこちらの方が寂しくなってきてしまう長さでした。いつも一緒にいると大変なばかりの子育ても、離れてみれば恋しくなる。家に帰ったらぎゅーっと抱きしめたい!などと思いますよね。 ところが実際帰宅してみると、「ママ!」と飛びついてくることもなく、「あ、帰ってきたの?」みたいな、めちゃくちゃ冷静な娘がいたのです。あれ?と、この拍子抜けした感じ、若干ショックなレベルです。パパや親せきと一緒に過ごしていたから、寂しさなんか感じなかったのかも。ああ、子供って順応性の高い生き物なんだなぁ。ママありき、というわけでもないのね。と。家を空けて仕事をしているのは自分なのですが、ちょっと胸が切なくなってしまいました。

③仕事が佳境!大切な時にやってくる子供の入院。

大切なプレゼン、取引先を招いてのイベントなど、「今はお願いだから元気でいて~!」と願う仕事の山場に限って子供が体調を崩すのがワーキングマザーの常。絶対に外せないイベントがあった日、風邪で幼稚園を休んでいた娘がさらに体調不良を起こし、なんと入院する騒ぎに(そもそも入院前がベビーシッターさんの病児保育中)。しかも病院に連れて行き、入院手続きをしたのはパパ、という状態。 これ、病気の子供を置いて仕事に?というワーキングマザーをしていて一番キツイ瞬間です。私はと言えば、仕事には穴を空けない主義を貫き、仕事を終えてから病院へ駆けつけました。点滴をする娘を真夜中トイレに連れて行ったり、病室で寝付けずに寝不足で朦朧としたまま、病院から出勤する日々でした。完全に付き添えない自分に罪悪感も感じながら「ここで泣いてはいけない、負けてはいけない」と言い聞かせながら・・・。

それでも私が働く理由。

「育児を理由に仕事をあきらめない。」簡単に言うとこれが私のモットーです。これは時にとても難しい選択です。場合によっては批判の塊にもなって降ってくるような決断かもしれないと思います。パパや周囲の人々の理解はもちろん必要ですし、仕事を優先する以上、それなりに周囲を説き伏せるだけの成果を上げる必要だってあると感じています。それでも私が働く理由は、ママが働いていることは娘の将来にとって絶対いいことだと確信しているからなのです。 「大きくなったら何になりたい?どんなことしたい?」との質問したある日、「ママみたいにお仕事するんだ!」と答えた娘。仕事のせいで子供が犠牲になっている―。こう考えるのはむしろ大人達で、子供たちはまた違うものを見ているのかもしれない。そんな風に思いました。 雨の日も、風の日も、毎日毎日とにかく仕事に出かけて行く母の姿を、娘が実はじーっと見てくれている。娘を見てあげなくちゃいけない、とばかり思っていたけれど、「自分も娘に見てもらっているんだ」と気が付いたのです。 だから今、目先のプレッシャーに押し潰されることなく、仕事を続ける決意があります。ワーキングマザー達はたぶん、今この瞬間は大変でも、10年後くらいをを見据えて生きていくべきじゃないかと思うのです。