すごい!すぐにやってみよう!脳の力を125%発揮させる「百ます計算」の効果とやり方
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百ます計算の秘密とは?
同じ百ます計算の問題を繰り返すだけのプリントで子どもに計算力がつくはずない、みなさんはそう思われるでしょう。しかし意外なことに、子どもは単純なことの徹底した反復によって伸びる、というのが私の実践の理論でした。他の学校の先生の指導によっても同じ結論でした。
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2週間同じ問題を繰り返していると、前回の経験が頭の中に残っていてどんどんタイムがよくなり、劇的に計算力が向上します。この「タイムが上がる」ということが重要なのです。百ますけいさんは単なる計算練習ではありません。その本当の効果は、脳の前頭前野を最大で25%も活性化させるところにあります。このことは東北大学・川島隆太先生の最新脳科学によって実証されています。
徹底反復学習をすることによって、子どもたちがある段階から、覚える能力そのものが高まり、反復学習しているものとは異なる科目までもが効果的に進むようになってきます。子どもたちの学習処理能力が高まり、確かな思考力や学力がつくのです。
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学力を上げる百ます計算のやり方
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1.まずはページをコピーして時間をはかりながらスタート
ドリルに直接書き込む前に、14枚分コピーして、同じ問題に1日1回、2週間取り組みます。低学年の場合は、十ますくらいから始めましょう。
2.やればやるほど、スピードアップ
小学校中学年からの目標は一ます1秒、1分30秒です。最初は時間がかかったとしても、数字の並びは毎回同じだから、やるたびにどんどん早くなっていきますよ。
3.やることが快感に!レベルが上がって次々もクリア
最後は暗記して速くなるのでもOK。集中して楽しく解くことができます。同様に次のレベルも、その次のレベルもこなせるので、続けられるのです。
同じ問題でも、実力はつく!
やる気を引き出すことが、学力向上の鍵
子どもを伸ばす親は「やる気」と「結果」をわけてとらえ
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ダメにする親は「やる気がないからできないんだ!」と決めつける
ゆとり真っ只中の頃住んでいた田舎は、低学年は外で遊ばせておけばよい、5年になったらさあ勉強しなさいという地域だった。急に変われる訳がないと思い、百ます計算と早寝早起き朝御飯を1年生から徹底していた。集中力は低学年からつけるべき。
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ニンテンドーDSのアプリの百ます計算を継続してたら、明らかに計算の速さと正確さが向上します。
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スポーツでもそうなんですが、ベイシックが出来ていないとその先が伸びないのですよ。剣道の序破急みたいなもので、百ます計算は序をガッチリ固めて早く破や急に進むための方策だと思うのですね。
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