知ってた?3月8日は国際女性デー!黄色に揺れるミモザを贈ろう!ミモザ メニューのレシピ付き!
3月8日の国際女性デーは、家事に育児に仕事に頑張る女性たちをねぎらう日。イタリアでは、この時期に満開になる可憐なミモザの花束を女性にプレゼントします!
3月8日は国際女性デー!
その起源は100年以上昔…
20世紀初頭、アメリカをはじめヨーロッパ諸国では、女性労働者の解放運動や参政権獲得を訴えるデモが増え、女性の社会参加を希求する機運が高まっていました。
こうした国際的な動きの中で、ドイツの社会主義者で、後に「女性解放運動の母」と呼ばれるクララ・ツェトキンが
1911年には国際社会主義婦人会議に出席し、1904年3月8日にアメリカの女性労働者がデモを行ったことに因んで3月8日を「国際女性デー」とするよう提唱
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したのが始まりと言われています。その後国連では1975年(国際婦人年)の3月8日以来、この日を「国際婦人デー」と定義。現在は国連事務総長により、女性が十全かつ平等に社会参加ができる環境を整備するよう、加盟国に呼びかけが行われます。また2000年には、国連人権高等弁務官のメアリー・ロビンソン(アイルランド初の女性大統領)が21世紀に向けて「女性が権利の獲得に向けたこれまでの歩みを祝うと同時に、女性被害者はいまだ跡を絶たないことを想起する日」とし、世界各地でまだまだ差別や劣悪な環境下にある女性たちの解放運動を呼びかけています。
イタリアではミモザの花束をプレゼント
3月8日は、国際女性デー(International Women’s Day)とされていますが、イタリアでは「ミモザの日」と呼ばれ、男性が日頃の感謝の気持ちを込めて、妻や恋人、身近の女性にミモザの花を贈る習慣があります。
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イタリアでは男性から女性に、また女性から女性にも贈り、子供達もその日は学校の先生や、ご近所のお世話になっているおばさん、
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そして特にお母さんに、ミモザの花束をプレゼントします。こんな小さな事と思われがちですが、女性として、母として、生きていて良かったと思える大きな喜びを味わえる日です。
ミモザがシンボルになったのは…
1946年、戦後初めての「国際女性デー」を迎えるにあたり、U.D.I.(Unione donne italiane:イタリア女性連合)は、ぱっと目を惹く「フェスタ・デッラ・ドンナ」の象徴となる花を探していました。そんな時に目に留まったのが、鮮やかな黄色で、小さくってふっかふかのポンポンがいっぱい散りばめられたミモザ。ちょうどフェスタの時期に満開となり、香りも素敵、そして、すべての人が手に取りやすいお手頃価格
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だったからなんだそう!
ちなみにミモザの花言葉は…
友情、真実の愛、秘やかな愛、豊かな感受性、堅実、優美、神秘など。強靭かつしなやかな女性にぴったりですよね!
ミモザにちなんだお料理でお祝いしよう!
この国際女性デー、ミモザにちなんだメニューでお祝いしてみては?出来れば、この日は男性にお料理してもらっちゃいましょう♡
日本でもおなじみのミモザサラダ
レタスやキュウリ、クレソン、ベーコンなどのサラダに、裏ごしして粒状にしたゆで卵をふりかけたお料理ですね。ミモザの花のように鮮やかなイエローがキレイ!
ロシア版ミモザサラダ
ほぐしたサケやツナのオイル漬け缶詰、茹でておろした卵の白身とニンジンとジャガイモ、生タマネギのみじん切りを、大きなボウルなどに入れてマヨネーズの層と交互に重ね、最後におろしたゆで卵の黄身をふりかけたサラダです。ジャガイモの代わりに白いご飯を入れることも。ロシアでも特別なパーティに出される料理とあり、これ一品で豪華なランチに♪
デザートにはイタリアで定番のミモザケーキを!
スポンジケーキと生クリームを何層かに重ねてドーム型にし、サイコロ状またはホロホロに細かく切ったスポンジケーキを上に散りばめ、最後に粉砂糖をふったデザートです。
旬のイチゴをトッピングして、さらに華やかにしたバージョンのレシピです。
ミモザ カクテルもあるよ!
フルート型のシャンパングラスにシャンパンを注ぎ、同量の搾りたてオレンジジュースを加えて、軽くステアしたカクテル。美しいイエローオレンジになることからミモザの名前が付きました。爽やかでアルコール控えめなので女性にぴったり。色々なフルーツジュースを加えるアレンジもできます!
日本でも、ミモザの花を!
2月中旬から3月中旬に満開になるミモザの花は、春の訪れを告げていて、見ているだけで身も心も軽やかに。グリーン調でパウダリーなほのかに甘い香りも繊細で心地よいお花です。国際女性デーにはぜひ、ミモザの花束を!