【コラム】幼稚園児の習い事。私がこだわる放課後の有効活用法。
バンコク在住、共働きの我が家。幼稚園の降園後、娘はタイ人ベビーシッターさんと過ごしています。が、その時間をもっと有効に使いたいなぁと思い始めたのが去年のこと。今回はバンコクを拠点とした海外育児ならではの「習い事環境」について書いてみます!
幼稚園児にたくさんの習い事をさせるのは酷?
実はこれ、私自身がかつて思っていたこと。「まだ小さいのに、たくさんの習い事で忙しいのって、子供にとって本当にいいことなのかなぁ」と。
ですが幼稚園年長さんになって、娘の方が習い事に興味を持ち始めたのです。お友達が通っている教室はどんなところ?というふうに。
タイではベビーシッターさんが習い事の先生と兼務というケースはあまりないという環境もあり(キッズラインのシッターさんの「保けいこ」、とても羨ましいです!)降園後の貴重な時間を有効に使うことが大事だなぁと考え始めたのがきっかけです。
結果として、複数の習い事を始めて本当に良かったです。シッターさんと先生の両方を欲張ることでその分コストはかかりますが、大切な将来の投資と思えば親としてはぜひ頑張りたい。
またバンコク都心部に住むタイ人富裕層家庭なら、子供の習い事に対する熱心さは日本人以上!と思います。
タイ人の同年代のお子さんたち(保護者)の習い事熱にはいつもびっくりさせられます。日本と比べると月謝制ではなく、回数制の習い事が多く、気軽にいろいろ始めることができるのも影響しているとは思いますが、みんないろんな習い事をやっています。2つ、3つは当たり前、多い子は週5つとか。タイ人の子どもたちは忙しいです(笑)。
出典:masabk.exblog.jp
タイでの習い事。我が家の場合、こんな感じです!
例えば今の我が家の習い事はこんな感じです。先生探しは全て知人からの評判・口コミで。
①ピアノ(週1回、60分で600バーツ)英語ができ、コンクール入賞経験のあるタイ人の先生が自宅訪問。→集中力強化と音楽センスを養う。
②水泳(週1回、30分で300バーツ)日本語が出来るタイ人の先生が自宅コンドミニアムのプール訪問。→体を鍛える。
③タイ語(週1回、60分で500バーツ)日本語が出来るタイ人の先生が自宅訪問。→日・英はできるが、タイ語が挨拶程度しかできないため。
(2016年1月:1バーツ=3.22円)
習い事を始めるにあたって、まずは子供がやりたいことは何か?そして私たち親が習わせたいものはなにか?を洗い出し、体験入学してみたり、お試しでいくつかトライアル。双方のニーズに合致したもので、予定に合うものが残りました。全て交通費込、先生に自宅訪問して頂くスタイルです。
タイには「公文」もあります。
そして、習い事というよりは「塾」ですが、娘は公文にも通っています(送り迎えはベビーシッターさん)。週2回、国語・英語・算数の3教科を選択しており月謝8,400バーツです。ここには日本人の先生がいます。
習い事の中で一番大変なのは宿題がたくさん出る公文式。タイでも日本で学ぶのと同じ教材が利用されており、価格も日本より高いです。それでもこちらで駐在されている日本人家庭で通われている方は少なくありません。
毎月の習い事費用。気になる平均値は?
2012年「ケイコとマナブ.net」アンケートでは小学生以下の子供で①費用:平均13,000円、②習い事の数:平均1.9種類、③習っているもの1位:「水泳」だったそう。
リクルートライフスタイルが企画運営する「ケイコとマナブ.net」では、8月30日~31日の間、全国の習い事に通う小学生以下の子供をもつ母親412人を対象に、「子供の習い事」についてのアンケートを実施した・・・
出典:news.mynavi.jp
現在わが家で習い事は4種類、月謝は合計45,000円程度です。改めて計算してみると高い!海外育児では、現地で日本人の先生やバイリンガルの先生に習ったり、日本語教材の輸入などのため、割高な場合がほとんどでしょう。
さらに我が家の場合、幼稚園児のこなすボリュームとしては間違いなく多い方。無理はないように「いつでもやめたくなったら、やめていいからね~!」と娘に言っています。そういうと、「ううん、やりたいよ!」との返事がくるのですけどね。笑
小学校入学に向けて。
さて、4月からは小学校へ入学です。小学生になることは環境の変化。習い事をどうするかは、娘と一緒に考えたいと思っています。
以上、今回は海外育児(バンコク編)の習い事環境についてご紹介させていただきました。バンコクの学校や教育環境については、またの機会にご紹介します。