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【コラム】タイで産みたい!今、日本人ママの選択が変わってきた。バンコク産院事情

【コラム】タイで産みたい!今、日本人ママの選択が変わってきた。バンコク産院事情
参照 : www.flickr.com
最先端の医療技術とサービスで世界中から訪問者がやってくるタイ・バンコク。今、この地で出産することを選ぶ日本人女性も増えているんです。筆者自身も2009年にバンコクで出産。今回はサービスの良さとクオリティで互いにしのぎを削る、バンコクの産院事情についてご紹介します。
【コラム】タイで産みたい!今、日本人ママの選択が変わってきた。バンコク産院事情
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タイで産む日本人女性が増えている?

海外出産=不安?そんな気持ちを払拭するような質の高いサービスが受けられるバンコク。私自身も迷わずタイ・バンコクで出産することを決めた日本人の1人ですが、周囲からもこんな声を聞きます。 【バンコクで出産することに決めた理由】 ・日本語の通じる、最先端医療サービスを提供する病院がある。 ・産院は日本より設備が良く、安い場合がほとんど。 ・バンコクならパパと一緒にいられるから、立会い出産が可能。産後の精神的なサポートも得られる。 ・日本に帰るとなると、妊娠中期に帰国しなければならない。産院難民にもなりがち。

私もバンコク出産を選びました!こんな声も。

仕事の関係でバンコクと日本を行き来する生活を続けていたアキさん(仮称・30代)は妊娠を機にバンコクに移り住んだ。以前から、「子供を産むなら安いし楽だから絶対にタイがお勧め」と、バンコクで子育て中の友人から聞いていたので、「いつか出産するなら絶対にバンコクで」と決めていたという。バンコクの有名私立病院のうち、唯一、水中出産ができるサミティベート病院を選んだ。アキさん自身、「先生や病院の選択肢が沢山あり、設備が整ってる上、ホテルみたいでくつろげる。日本と同じ、もしくはそれ以上の内容なのに出産費用が安くあがりそう」とバンコクで出産するメリットを感じている。

出典:www.jiyuland3.com

バンコクに住んで5年になる自営業のマリさん(仮称・32歳)は今年1月、シーロムの私立病院「BNH病院」で出産した。バンコクでの生活に溶け込み、タイ語もある程度できるマリさんはタイでの出産に不安はなかったようだ。病院を選んだ理由は、「自宅から近かったから。いざという時に渋滞に巻き込まれても大変だし」というのが一番の理由。ホテルのような個室で伸び伸びと過ごし、高水準の医療(処置)を受けながら、「この料金は安い」とマリさん。

出典:www.jiyuland3.com

日本人に人気の産院はこの4つ!

それでは日本人に選ばれている産院をご紹介致します。日本人が利用する産院はこの4つがほとんどと言われているんです。 ①サミティベート病院(トンロー地区) ②バムルンラード病院(ナナ地区) ③BNH病院(シーロム地区) ④バンコク病院(ペッブリー地区)
どの病院も国際病院として有名ですが、産院目線で比較するとそれなりに違いはあるようです。一番人気のサミティベート病院は日本人居住エリアにあるばかりでなく、ナチュラルな出産スタイルが日本人向けともいえそう。

バンコクの外国人御用達私立病院、サミティベートとバムルングラード。東京でいえば聖路加や愛育病院のように、外国人の出産もターゲットにしている病院です。英語や日本語ができる先生や、日本語通訳デスクも完備(ついでにスターバックスも)。私はバンコクで不妊治療→妊娠→出産したのですが、どっちで産むか決めかねて、最後まで2つの病院を行ったり来たりしました。その経験からいうとこの2つの病院、けっこう個性が違います。

単純化していってしまうと、バムルングラードは「高度医療の恩恵」病院、サミティベートは「自然分娩(アクティブバース)→母乳育児」病院といっていいかも。

出典:tomuyumkhun.blog56.fc2.com

①サミティベート病院

おそらくバンコクで出産する日本人の過半数以上がここを利用していると思われます。日本語の出産案内がウェブサイトにあるのも嬉しい。出産費用・パッケージを一部ご紹介します。(1バーツ=約3.1円 2016年5月現在)

【出産パッケージのご案内】
母体、赤ちゃんの健康状態や、各医師により費用が異なりますので下記はおおよその目安の金額です。

・自然分娩 : 約13万バーツ (4-5日入院)
・帝王切開 : 約16万バーツ (6-7日入院)

サミティヴェート病院スクムビットでは、出産パッケージをご用意しております。出産にかかる様々な費用をまとめてパッケージにしたものです。キャンセル料金はかかりません。お薬代や出産後の入院が長引いたときのお部屋代などには割引も適用されます。お部屋はスーペリアルームです。自然分娩の場合はパッケージの費用で、アクティブバースのお部屋が選択可能です。

出典:www.samitivejhospitals-jp.com

サミティベート病院(出産のご案内)日本語ページ

②バムルンラード病院

バムルンラード病院は規模の大きさ、先端医療でも有名。イスラム圏からわざわざ訪れる患者さんも多く、「メディカルツーリズム」のメッカのような病院です。産院という意味ではサミティベート病院の次に日本人に選ばれている印象があります。こちらも日本語ウェブサイトに今年の出産パッケージが掲載中。

【2016年バムルンラードの出産パッケージ】

3つの出産パッケージと料金
・普通分娩 83,900バーツ
・無痛分娩 101,900バーツ
・帝王切開 129,900バーツ

パッケージ料金適用期間:2016年1月1日から2016年12月31日まで
・上記パッケージには退院時に処方される薬及び個別に利用されたサービスに対する料金は含まれていません。
・普通分娩または無痛分娩を希望された方が、分娩中の問題により急遽帝王切開手術が必要となった場合、通常の帝王切開パッケージ料金に11,500バーツの追加料金が加算されます。
・出産にあたり通常より複雑な医療ケアが必要な場合、上記パッケージが適用されない場合があります。事前に担当医にご相談ください。
・価格は予告なしに変更になる場合がございますのでご了承ください。

出典:www.bumrungrad.com

バムルンラード病院 出産パッケージ(日本語ページ)

バムルンラード病院 出産パッケージ(日本語ページ)

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④BNH病院

BNH病院で出産した体験を書いておこうと思います。バンコクではサミティヴェやバムルンで出産する日本人は多いし情報もたくさんあるけど、BNHは比べると数が少ないので、、、。私も出産してからそうだったのか!と知ることがたくさんありました。

■出産
陣痛室と分娩室は同室。夜シフトの助産婦さん?が3人、朝シフトが3人で交代しているようです。みなさんとーってもやさしくて、陣痛に耐えながら癒されました。陣痛促進剤を打ったので基本NSTにつながれてベッドに横たわる体勢。すぐ隣に横にもなれるソファーがあるので、旦那さんがいても夜中休むことができます。トイレやシャワーも同室に完備されていました。

出典:saocean2.exblog.jp

③バンコク病院

バンコクの代表的な病院であり、バンコク初の私立病院として1972年に設立された歴史ある病院。ただし出産パッケージなど産院情報は日本語ウェブサイトがあるわけではないようです。バンコク病院で出産した日本人の方の体験談も(いるとは思いますが)ネットで見つかりませんでした。

私のバンコク出産はここでした!

私自身の体験談も少しだけ。2009年にバムルンラード病院で自然(普通)分娩にて出産しました。出産スタイルではナチュラル派(自然分娩希望)でしたが、サミティベートより自宅に近かったバムルンラードを選択。
また決め手となったのは、産後入院する個室部屋。これが新しくて快適なコンドミニアムみたいだったので、他を比較した上で【即決】しました。1週間くらいのゆったり滞在を予定していたので、部屋にはこだわりたかったんです♡ 出産も大切だけど、やっぱり産後ライフ(特に直後)は大切! 結果、大正解でした!現地タイ人よりだいぶ長めの7泊8日のステイ(パッケージは2泊3日で購入し、5泊延長)を完了させ、退院。快適な滞在と産後サポートには大満足。
産院は産まれてきた子供の小児科選びにもつながるので、病院とはトータルで長いお付き合いになります。バムルンラード病院の小児科(写真上)はキッズルームもありますよ。 今後もサービス・質ともに向上傾向にあるバンコクの産院。ここで出産する日本人女性はますます増えていく気がしてなりません。