【コラム】夫婦間コミュニケーション!育児中だからこそ実践したいあのコト。
子供が産まれた後、夫婦間のコミュニケーションは様変わり!各家庭で状況は違っても、夫婦が仲良く協力できればタイヘンな育児だって乗り越えられる!と信じます。我が家が産後以来、努力してずっと取り組んでいる【あのコト】をご紹介します!
当たり前だけど、二人きりの時間が激減。
子供が産まれてから6年目になる我が家。
共働きということもあり、夫婦オンリーの時間は日常生活でほとんどありません。
赤ちゃんの時はほぼ何もかも子供優先でしたし、幼稚園に入った今も状況はあまり変わっていないんです。
来年から娘は小学生になるので、ますます夫婦の時間というものは脅かされている!?と感じており
放っておくと平日は100%すれ違い状態になる寸前のところを、なんとか週末で調整しているような状況です。
そう、多くのママ・パパにとって夫婦二人きりの時間は産後、当たり前のように激減してしまうんですよね。
それが当然と思って何もしないでいると、昔はもっともっと欲しかったはずの二人きりの時間が
時とともに「照れくさかったり、ぎこちないもの」にすら変わっていく気がします。
子供がいないと間が持たない~なんていう話、他人ごとではない状況になってしまいそうです。
だから、夫婦だけで旅行に出かけよう。
そんな夫婦時間のない私達が産後、意識して続けていること。
それは「二人だけで旅行に出かける」ことです。これ、努力しなければ本当に実行は難しいこと。
なんでわざわざ?と思う方もいらっしゃることでしょう。
でも、これが私たちの夫婦間コミュニケーションで抜群の効果を生んでおり
今では欠かせない定例イベントになっているのです。
旅行といっても、あまり大げさなものはむしろNGだと思います。
私達の場合、ほんの1泊だけ素敵ホテルに泊まりに行ったり、
最長2泊3日で行先は移動時間の短いタイ国内ビーチです。
旅行先で二人が寄り添い、心を温め合う♡
さて、夫婦オンリー旅行の効果を考えてみると・・・
旅行先で二人きりになる=カップルとして向き合うこと。緊張感もあり、刺激になります。
この緊張感こそ、産後の夫婦に必要なものではないかなぁと思います。
ズバリ、忘れかけていた(!?)「男と女に戻る」感じですね。
また旅先では、パパとママの役割はいったん脱ぐものの、私達はあえて育児の話もします。
子供が近くにいると、改めて話せないようなこともじっくり、たくさんたくさん話します。
自分がこんなに夫と話したいことがあったのか!と気が付かされるほど。
そうすると普段のイライラや思わず相手を責めてしまったことなども浄化されてゆき、
気持ちはすっきり、心はじんと温かく♡これこそ夫婦コミュニケーション!だなと。
「またこうして二人で旅行にきて話し合うことができるのなら、普段いくら喧嘩しても大丈夫!」
そんな風に思えるようにすらなりました。
ということで、現在は年に2回の夫婦旅行を実施しています。
そのタイミングは1・入籍記念日、2.挙式記念日で、半年に一度です。
夫婦間コミュニケーションも、もっと自由でいい。
ある時、小さな子供がいる知り合いの日本人パパ・ママに「夫婦オンリー旅行」について聞いてみました。
「いいね!うちもそういう時間が欲しいなあ」といった反応が多かったものの、
「奥さんと二人きりで旅行?うちは食事が限界。間が持たないし。」とパパ側に言われたことも。
いずれにしても日本では子供を預けて親だけで出かける習慣がないことを表しているように思えました。
育児中の親たちがより自由なスタイルでサポートを得たり、自分たちのことに時間を使うのが珍しくないタイ。
ここに住む環境メリットと、自由を何よりも尊重するタイ人がパートナーであることは大きいです。
それでも、この習慣をこの先何年継続していけるかは私達にとってチャレンジでもあり、
積み重ねて行くことが楽しみなイベントでもあるのです!
育児に様々なスタイルがあるなら、夫婦間コミュニケーションも自分らしく。
今は日本ではまだまだ「子供を置いて旅行なんて!」と目くじら立てられてしまうこともあると思いますが
将来こうした夫婦旅行を周囲がサポートしてくれる社会に少しずつ変わっていくと信じます。
まずは育児中の夫婦が、自ら発想も行動も少しずつ自由になっていくことから、
変化は起こってくるのではないかな、と思います。