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オンライン授業は前から実施されてました
イタリアの小学校では、2月現在の規定だと、コロナ対策としてクラスに3人陽性が出ると10日間の学級閉鎖となります。以前のロックダウン時もですが、そうした場合はオンライン授業が実施されていました。
同じクラス内の陰性の子も、みんな強制的に自宅隔離となるため、全員が参加必須のオンライン授業が毎日3~4時間ほど行われます。
登校とオンラインの両方OKなハイブリッド授業が導入!
しかしうちの子たちの通うローマの公立小学校では、1月末から、ハイブリッド授業が導入されました。10日が過ぎてもPCRで陽性反応が出てしまう場合は陰性になるまで登校出来ないので、隔離を続けなければならない子のために、クラスでの授業をオンラインでライブ中継し、自宅からもアクセス可能にする対策です。
地域や学校によってはもっと前からハイブリッド授業が行われていたそうです。高校などでもずっとこの方式で投稿する生徒を当番制にし、密を防いでいます。
これが申込書↓
ちゃんと書面での申し込みが必要で、PCR検査の陽性結果や濃厚接触者であることの証明書も提出が求められます。
使っているツールはWeSchoolやGooglemeet
オンライン授業では、パソコンでWeSchoolというプラットフォームにアクセスしています。クラスのアドレスがあり、先生と生徒たちが集まってビデオ通話したり画面を共有したり。スマホにアプリをダウンロードすることもできます。場合によってはGooglemeetを使うこともあります。
タブレットの貸出もあり
家庭の事情でパソコンやタブレットが無い場合は、必要書類を提出して申請すれば、学校を通して市が貸し出してくれます。
宿題の画像はスマホに届く
その日にクラスでやった内容や宿題は、親のスマホ(SNSのグループチャンネル)に届きます。
自宅からオンライン授業にアクセス出来なかった場合は、この連絡をチェックしてその日の内容や宿題をするように言われます。
やった宿題は、写真を撮ってWeSchoolの共有フォルダに送ると、先生が見てくれることになっています。
まだまだ我慢の日々・・・
少しでも授業に参加出来るように、というハイブリッド授業。先生の方ではクラスで説明しつつオンラインで繋いでいる子にも分かりやすく伝えなければいけないので大変だと思いますが、子どもたちが孤立しないためにも、毎日お友達や先生と画面越しでも会えるのは有難いことです。
みんな、春には感染状況が収まって元気に登校出来るのを祈って、毎日ギリギリの状態ですが頑張っています!
今年の3月にロックダウンしてからそのまま夏休みに突入したイタリアの学校(幼稚園~大学)が、9月半ばに、なんと6.5ヶ月ぶりに再開となりました!息子2人の通う公立小学校では、政令により、コロナ対策の様々な決まりごとを守らなければなりません!
イタリアでは、昨年12月15日から、5~11歳の子どものワクチン接種が始まっています。受けさせるかどうかはもちろん自由。賛否両論ありますが、我が家では接種させることにしました。