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これがイタリアのグリーンパス=EUデジタルコロナワクチン接種証明書だっ!これからはレストランに入るにも必要に…!

これがイタリアのグリーンパス=EUデジタルコロナワクチン接種証明書だっ!これからはレストランに入るにも必要に…!
参照 : www.lapam.eu
ウィズコロナがニューノーマルとなりつつある欧州。まだまだ完全なる収束への道のりは遠いですが、ワクチン接種を進めるため、色々なシーンでワクチン接種証明書の提示を必要とする国が増えています。 もちろん私が住んでいるイタリアも。レストランへ入るのにさっそくチェックされました!
これがイタリアのグリーンパス=EUデジタルコロナワクチン接種証明書だっ!これからはレストランに入るにも必要に…!
参照 : www.lapam.eu

グリーンパスって?

もともと「グリーンパス」という名称は、ワクチン接種がいち早く進んだイスラエルで接種証明書の呼称として使われ始めたもの。なのですがイタリアではジャーナリストを中心に、伊国内で発行する欧州共通のデジタルワクチン接種証明書を指すにもこの「グリーンパス」という呼称が用いられ、政府・公的機関でも Certificato verde というイタリア語が使われています。 英語での正式名称は EU digital COVID certificate で、イタリア政府発行の欧州で使えるデジタルCOVIDワクチン接種証明書のことです。

ワクチン接種を推進するために・・・

イタリアでは、8月30日現在で12歳以上の人口比にして69%の国民が、必要回数のコロナワクチンを接種済みです。(政府発表)
出典:www.governo.it
大型接種会場もあちこちにあります。
一方で、コロナワクチン反対派のデモなどもあり、健康上の理由などがなくてもワクチンを忌避する人も多数。ワクチン接種の推進と重症化予防のため、医療従事者や学校職員には接種が義務化されました (しない場合は無休の休職扱い)。さらに政府は、欧州規格に則ってデジタルコロナワクチン接種証明書の提示を国内の施設でも義務付けることにしたのです。

イタリア政府は7月22日、デルタ株の感染者が急増していることから、フランスと同様に、遺跡、ジム、劇場、屋内プール、レストラン、バー、カフェなど屋内施設に入る場合には、いわゆる「グリーンバス」の提示を義務付けると発表

出典:www.travelvoice.jp

イタリア政府は、今年9月1日から航空機、高速鉄道、地域間鉄道、地域間の船舶での移動でも、グリーンパスの提示を義務化

出典:www.travelvoice.jp
対象は、ワクチンを接種できる12歳以上の人。それ未満の子どもの場合、グリーンパスは不要ですが、施設やイベントによってはPCR検査の陰性証明が求められたりするのだとか。

どうやったら貰えるの?

アプリからダウンロード

「Immuni」という新型コロナ接触確認アプリまたは公共サービス専用アプリ「io」をダウンロードし登録した人には、必要回数のワクチン接種が完了すると数日後に接種証明書が用意出来たことがメッセージで通知されます。このアプリから各自の証明書のQRコードを表示できるので、そのまま画像としてスマホに保存すればOK!
PDF形式でダウンロードして普通紙に印刷し、持ち歩くこともできます。

特設サイトからダウンロード

アプリを使えない場合は、パソコンで政府の特設サイトにアクセスし、個人納税者番号と事前に登録してあるSPIDというパスコードを入力すると、同じく接種証明書のQRコード画面にたどり着けます。
出典:www.dgc.gov.it
パソコンに弱い人も大丈夫。納税者番号が記載された保険証と医師の手書きのワクチン接種完了書があれば、かかりつけのファミリードクターが発行してくれます。近所の薬局でもOK。QRコード付きの正式なEUデジタルワクチン接種証明書を印刷してくれます。

もちろん無料&4カ国対応!

出典:www.quotidianomotori.com
証明書はもちろん無料。イタリア語⇔英語の他、イタリア語⇔ドイツ語、イタリア語⇔フランス語でダウンロード可能です。

役所に行かなくてもいいのは便利!

他にもいくつかセルフで入手できる方法があり、いずれにせよ、市役所などに行かずに手に入るのは大変便利。私も、ワクチン接種後数日でスマホアプリからダウンロードでき、こういう公的機関システム系の実装にはいつも混乱がつきもののイタリアなのに、やるじゃん!と感激してしまいました。

こんな感じ

氏名、生年月日、ワクチンの種類と接種日などが記載され、QRコードが付いています。A4普通紙に印刷&四つ折りにして持ち歩きます。

ちなみに日本は・・・

日本でも今後、国内施設の利用にワクチン接種証明書の提示が必要になりそうです。

ワクチンの接種証明書は、ワクチンパスポートとも呼ばれ、7月26日から各自治体で申請受付が始まった

出典:news.yahoo.co.jp

政府は海外渡航者向けに発行している新型コロナウイルスワクチンの接種証明書を、国内の商業施設などで積極的に活用する方針を固めた。現在書面で発行する証明書について、年内にもデジタル化を実現させた上で国内利用に踏み切る

出典:news.yahoo.co.jp

世界的な動き

出典:pixabay.com
もちろん、海外渡航&現地での施設利用時には必須ですね。

国際航空運送協会(IATA)は、欧州委員会(EC)が開発した「EU Digital COVID Certificate (DCC)」をデジタルワクチン接種証明の国際標準にするように各国に求めている

出典:

DCCは現在のところ、EU27カ国で運用されているほか、スイス、トルコ、ウクライナおよび州単位で相互協定を結んでいる。IATAによると、約60カ国が自国の認証の仕組みとしてDCCを活用することを検討

出典:

実際にレストランと博物館でQRコードをチェックされました

出典:www.vanityfair.it
8月末にイタリア国内のレストランと博物館に行った際、入り口でQRコードの読み取りがありました。それ以外の身分証明書は提示を求められなかったので、形式的といえばそうなのですが、それでも「あ、やっぱり接種証明書必要なんだ」と実感・・・(飲食店でも、屋外席に座る場合は今のところ接種証明書は不要です)。

9ヶ月有効

ワクチンを接種したからと言って感染しない訳ではないですし、この証明書も有効期間は9ヶ月とされています。データではもっと早くに抗体の効果が無くなるという話もありますよね。今後どうなるのか未知数ですが、ひとまずグリーンパスを手に入れられてホッとしています。

コロナワクチン接種レポート@イタリア!

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【新型コロナワクチン接種】家族の体験レポート@イタリア

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