【保育士オススメ】0歳児から使える、知育玩具の選び方☆月齢ごとの成長・発達にあう人気おもちゃ
生まれたての赤ちゃんはどのようなおもちゃを好むのでしょうか。目がはっきり見えるのはいつ?自分で遊びだす頃にぴったりなおもちゃは?など発達の段階を知り。成長に合ったおもちゃを与えることで赤ちゃんも楽しめます。0歳児の1年間を4つの月齢に分けたおもちゃの選び方を、保育士がご紹介します。
0歳0か月~3か月はどんな時期?
新生児期から生後3か月までの赤ちゃんの平均的な視力は0.05程度と言われています。
パパやママの顔が20センチ~30センチ近づかなければ認識できないほど、視力が育っていません。
また、色の認識もできず、モノクロの世界を見ているとも言われています。
この頃は一日のほとんどを眠って過ごし、ミルク・おむつ替え・睡眠のサイクルを繰り返します。
ですが成長は日々著しく、3か月経つ頃には新生児期のおよそ2倍の体重へと成長していきます。
また、3か月頃から少しずつ首が座ってくるので、腹ばいにして遊ばせる「腹ばい遊び」なども楽しめます。
パパやママの声にも反応して、じっと見つめたり喜んで手足をバタバタと動かす様子も見られます。
赤ちゃんの反応を見ながら声かけをしたり、抱っこをするなどのスキンシップをたくさんすることで、さらに成長が促されます。
新生児から生後3か月までの間におすすめのおもちゃは?
ねんねの時期である新生児から生後3か月の赤ちゃんに、おもちゃが必要なの?という声があるかもしれませんが、パパやママのほんの少しの息抜きに、赤ちゃんのおもちゃがあるととても助かりますよね。
例えば手首や足首につけて、音が鳴ることで刺激を楽しむおもちゃ、ねんねしたままでも視界に様々な色や形、動きのおもちゃが見えるメリーやジムなどは、感覚や視覚、聴覚など様々な感覚に刺激を与えるので、好奇心を育てることでしょう。
少しの間だけでも、おもちゃに夢中になってくれれば、コーヒー一杯くらいの休憩時間は確保できるかもしれませんね。
【0歳0か月~3か月】おすすめ知育おもちゃ
Kids2 Bright Starts 5-in-1 ヨアウェイ・ボール・プレイジム キッズツー ブライトスターツ
0歳~楽しめるねんねタイプのジム。おもちゃの位置を動かせるので腹ばいの時期も楽しめます。
四方の角を立てることができるので、兄弟姉妹のいる赤ちゃんも安心。
はっきりとしたおもちゃの色合いや、音の鳴る仕掛けは赤ちゃんの好奇心を刺激してくれるでしょう。
コンビ はじめてフリフリ
赤ちゃんの手首につけてあげると鈴の音が鳴りますよ。
赤と黒と白のカラーリングは月齢の低い赤ちゃんも認識しやすい色あいです。
3か月~6か月はどんな時期?
この頃になると寝返りができるようになり運動量が増えてきます。
離乳食をスタートする赤ちゃんもいますね。
体重が増え、ミルクや母乳量も増えてきます。
様々なことを考え記憶するようになるので、人見知りや夜泣きが始まる赤ちゃんもいてパパやママは大変な思いをしているかもしれません。
体の動きでは、指でものをつまんだり意識して触っては確認することが増えます。
お座りが少しずつ安定してくる時期でもありますね。
表情が豊かになり、くるくる変わる表情がとても可愛らしいでしょう。
3か月から6か月までの間におすすめのおもちゃは?
手でものをつまんだり、両手でものを持ったりと、手や指の機能が発達するこの時期は、ひっぱったりつまんだりすることを楽しめるおもちゃがぴったり!
赤ちゃんの好奇心やいたずら心を満たす、様々な動きを楽しめるおもちゃが良いでしょう。
引っ張るとおもちゃが出てくる、押すと音が鳴るなど、初めは反応に驚きますが、慣れてくると自分が動作をすることで反応が返ってくることを期待し、楽しむようになります。繰返し遊びも大好きな時期。飽きずにあそべるよう、「できたね」とパパやママも言葉を添えて一緒に楽しさを共感してあげましょう。
【3か月~6か月】おすすめ知育おもちゃ
たのしく知育! やみつきボックス
指先を使って様々な動きや反応を楽しめるおもちゃ。
6面になっていて20の仕掛けと35個の知的あそび、音が鳴ったり光るアクションが赤ちゃんの繰り返し遊びたい気持ちを刺激します。
ボーネルンド アクティビティ・ケース
指先を動かせるようになってきた赤ちゃんにぴったり。
持ち手があるのでお出かけにも持って行けそう。赤ちゃんが認識しやすいはっきりとしたカラーリングで、お気に入りになることまちがいなし◎
6か月~8か月はどんな時期?
この頃になるとハイハイをして自分で移動できるようになる赤ちゃんもいます。
つかまり立ちをする赤ちゃんもいるかもしれません。
お部屋の中に危険なところはないか、赤ちゃんの手の届く範囲を確認し、事故に気を付けましょう。
腰がしっかりしてくるので、支えなくても自分の力で座ることもできるようになってくるので、遊びの種類や動ける範囲も広がります。
ほとんどの赤ちゃんに歯が生える時期なので、歯磨きも少しずつ慣れていきたい頃です。
自分の感情をはっきりとあらわすようになり、喜ぶ・笑う・泣くのほかにも、ふてくされたり、いたずらしたり、怒って泣いたりと豊かになります。
離乳食もすすみ1日2回、舌ですりつぶせる固さを食べられるようになります。
6か月から8か月までの間におすすめのおもちゃは?
0歳児なりにできることが増えてくるこの時期。
すぐに成功するもの、かんたんな仕掛けのもの、単純なものはすぐに飽きてしまいます。
少しだけ難しいもの、ですが難しすぎないものを選びたいですね。
あまり先の月齢や年齢のおもちゃだと、難しくて諦めてしまうこともあります。
挑戦してみようかな?繰り返しやっているうちに、できるようになった!と感じられることが知的な好奇心の向上にもつながります。
【6か月から8か月】おすすめ知育おもちゃ
KIDEA キディア スロープ ミッキー&フレンズ
木の実のボールを上から落として遊ぶおもちゃです。
ゆっくりと転がるので、0歳児の赤ちゃんでも追視できますね。
裏面は階段遊びができるリバーシブルタイプなので、飽きずに遊べそうです。
プルトーイ うさぎ
はいはいを促すひっぱるおもちゃ。パパやママがうさぎを引っ張り、赤ちゃんが追いかける遊びも楽しいですね。
おしりがひょこひょこ動く姿が愛らしい、赤ちゃんのお気に入りになりそうな優しいおもちゃです。
8か月~1歳はどんな時期?
1歳を目前に、つかまり立ちをしたり早ければ数歩程度歩く赤ちゃんもいます。
けれどまだまだ足元がおぼつかないので、パパやママはしっかりとそばについて目を離さないように気を付けなければなりません。
離乳食は3回にすすみ、大人と一緒に時間に食事をするようになります。
お昼寝は一日一度となり、夜は10時間~13時間続けて眠れるようになりますね。
自己主張がさらに強くなり、自分でなんでもしたがり、大泣きして自己表現します。
言葉で気持ちを伝えられず、もどかしさでいっぱい赤ちゃんですが、少し月齢が進むとおさまりますよ。
やりたいね、できなくて悲しいよね、などと少し寄添いながら、ご飯食べたらまた一緒にやろうね、などと切り替えられるよう声かけしていきましょう。
言葉をかけると、理解できるまでに成長している時期でもあります。
8か月から1歳までの間におすすめのおもちゃは?
聴覚が発達し、音楽が聞こえると体を動かして楽しそうにしたり、リズムを取るようになります。
また、言葉をよく理解する時期なのでかんたんな絵本も楽しめますよ。
わんわん、いたね。
おにぎり、おいしそうだね!
などと声を掛けると「ワンワン!」と真似て言うこともあるでしょう。
また、手先は更に器用になり少し先の予測をつけながら、遊びを楽しめるようにもなります。
次の展開はどうなるのかな?とわくわくするようなおもちゃを選んでみましょう。
【8か月から1歳】おすすめ知育おもちゃ
おさんぽくまさん
複雑な形のワイヤーを、様々な動物たちが動き回りお散歩します。
好きなように動かしたり、複雑な動きに合わせて指や腕を動かす運動にもぴったり。
ピープル 白いわんぱくジム
つかまり立ちをたくさんして遊べます。
兄弟や姉妹のいる赤ちゃんなら一緒に遊んでいる気分になれるので、ご機嫌になるでしょう。
また、運動機能の発達を促します。
体と頭に刺激ある知育玩具を選んでみませんか。
赤ちゃんの発達と月齢の成長に合わせてぴったりなおもちゃをご紹介しました。
知育玩具は学習を目的とするだけではなく、赤ちゃんの好奇心や発達を刺激してくれる優れたおもちゃが多くあります。
ぜひ選んでみて下さいね。
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