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理想はベジタリアン食!アレルギー予防もできるベビーフード事情【米国】

理想はベジタリアン食!アレルギー予防もできるベビーフード事情【米国】
参照 : www.flickr.com
アレルギー先進国と言われる米国ですが、何かしらの食制限・健康法を取り入れる人が増えています。そこで離乳食をスタートする時期から気を付けたいのが「アレルギーフレンドリーな食事」。オーガニック大国ならではの、栄養満点で消化にもよいベビーミールをご紹介します。
理想はベジタリアン食!アレルギー予防もできるベビーフード事情【米国】
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【1】アレルギー人口は増加の一途!

米国喘息・アレルギー協会によると、アメリカ人の5人に1人がアレルギー持ちで、増え続ける一方だと言われます。グルテンフリー、ナッツフリー等多様なニーズに応えるべく、食品表示には10種類近くのアレルゲン表示や添加物表示が明記されることも珍しくありません。私自身も、食品パッケージのしっかり確認する習慣が身につきました。大人と比べて体の発達が未熟な「ベビー・キッズ向けフード」について注意を払います。下記項目は、代表的なアレルゲン記載例になります。

【気にして選びたい 表示項目の一例】

Gluten Free(グルテンフリー)
Nut Free(ナッツフリー)
Sugar Free(シュガーフリー)
Dairy Free(乳製品フリー)
Wheat Free(小麦フリー)
Soy Free(大豆フリー)

No Cholesterol(ノーコレステロール)
No Preservativves(保存料フリー)
No Color added(着色料フリー)
No Transfat(トランスファットフリー)

出典:
日本でもナッツ類は離乳食、乳幼児食品には含まれないことが多いですよね。しかし、パスタやうどん等の小麦製品は多く見かけた気がします。今後も「米粉パン」「米粉パスタ」といったアレルギー対応のベビーフード需要も増えていく事が予想されます。北米では「玄米粉」「豆粉」「キヌア粉」等、多様なバラエティーの粉類が比較的入手できるため、離乳食が完了した後もパンケーキや焼き菓子に使用して、グルテンフリー料理を取り入れています。(やはりアレルギーや疲れにくさ等は、軽減される気がします)

▼”trader joe’s” ブラウンライス&キヌア粉のパスタがお気に入りです♪

出典:www.amazon.co.jp

【2】アレルギーっ子にも優しい、理想の離乳食とは?

出典:www.flickr.com
日本でも特定27品目アレルゲン等、離乳食で避けたい品目はありますが、アメリカで特に着目すべきは「グルテンとナッツ類」ナッツ類に関しては、デイケアや学校でも厳しく持ち込み制限される程アレルギー反応が強い食材ですね。また、小麦を中心としたパン、パスタ、クッキー等にはグルテンフリーの粉類が代替品使用され、レストランやスーパーでもオプションとして選択できます。そのような現状も踏まえて「野菜を中心としたベジタリアン離乳食」が理想ともいえます。

①キヌア:栄養価の高さでNASAも注目するスーパー食材

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作り置きしておいたグリーンピースとほうれん草のピュレーに、お粥を混ぜてあげました。そしたらパクパク食べてました♪

出典:fromcitytoct.blogspot.com

キヌアは通常の精白米と比べ少ない炭水化物(糖質)で、同等のエネルギーに対して、2倍のタンパク質、5倍の良質な脂質、8倍の食物繊維、6倍のカリウム、10倍のカルシウム、7倍のマグネシウム、7倍のリン、8倍の鉄を含みます。

出典:quinua.jp

◎おすすめポイントと下ごしらえの工夫

①赤ちゃんにあげる場合はしっかり水洗い、お粥のようにキヌアの3倍量以上のお湯で30~40分煮るとふやけて柔らかくなる ②炊飯器に多めの水をいれて、白米と同じように炊いてもOK ③多めに作り、小分けにして冷凍しておくと大変便利 ④味はお米ににているため、野菜出汁やチキンブロス、お味噌汁等にいれても美味しい

②アボガド:メキシコや北米ではベビーフードの定番です!

アメリカのママ達はアボカドも凍らしてるって言ってたけど、アボカドはすぐ酸化して茶色くなってしまうから、私はフレッシュなものしかあげない事にします。残ったら私がno problemで食べますから。

出典:ayanewyork.exblog.jp

脂肪分が高いと言っても植物性だし、ビタミンEたっぷりだし、カリウムはバナナより豊富に含まれてるし、私もアボカドだーい好きなので子供にも是非食べてほしい

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以前、アメリカ人ママがスーパーでアボガドを購入後、その場でカットし赤ちゃんへ与え始めたことがありました。ヘルシー志向なママの行動に驚きを隠せませんでしたが、ご家庭ではピュレにしたり、フォークで滑らかにして与えると食べやすくなりますね。もちろん、他の食材と混ぜてもOKです。

③ビーツ:”食べる輸血”とも言われる美容食材も人気!

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フランスや中東系ママにも人気のビーツ。5か月頃からピュレ状にしたものをあげるそう。お口の周りがピンクになるので、飛び散り注意です!少し味が食べづらい場合、母乳で割ったり、出汁やヨーグルトでのばすママも多いですよ。

◎下ごしらえのポイント(お鍋で煮るか、ローストしても甘みが増します!)

①鍋に多めの水を加えて、柔らかくなるまで煮込む
②ミキサーやブレンダ―に入れて、滑らかにする

出典:monpetitbouchon.blog.fc2.com

④ハムス

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手づかみを始める頃におすすめなのが、豆類をペースト状にしたハムス。良質な植物性プロテインを手軽にとれ、栄養価も高い人気ベジタリアンメニューですね。お好きな野菜(大根・きゅうり・トマト、パプリカ等)をディップする手軽なメニューで、親子で一緒に楽しめますね。個人的には、ひよこ豆以外にも枝豆や黒豆等で作ることもあります。下記でご紹介するのはオリーブオイルを使用したverですが、えごま油や油がきになる方は出し汁でもOKですよ。

①グリーンピー・ひよこ豆を1カップずつブレンダ―へ入れる(お好みでターメリックを加える)
②レモン果汁+オリーブオイルを各小さじ2ずつ加え、味を調整する

出典:www.babyfoode.com
最後にいつ頃から離乳食をスタートすればいい?という疑問についてです。アメリカでは、1歳近くのベビー達も「液体ミルク」をガブガブ飲んでいる光景をよく目にします。そう考えると、、日本人ママ達の開始時期は、早めなのかな?という印象を受けます。実際、わが娘も5か月位で慣らし離乳食をスタートしました。北米でも「1歳までは離乳食を始めない方が良い」といった考え方もあったようですが、その子の発達ペースに合わせて”ママの感覚値”で開始すればいいのではないでしょうか?そして、上記でご紹介した食材はセレブ達も取り入れる「美容にいいスーパーフード&メニュー」です。親子で健康になれちゃう食材で、是非ヘルシーな離乳食作りを楽しんでみて下さいね。