★”ママ友”とはなにかについて考える
”ママ友”っていったいなんなのでしょう?
ママ友(ママとも)とは友達付き合いの形態の一つ。これは幼い子供の母親であることを共通としてできた母親同士という形の友達である。主な場合は公園や幼稚園、保育園などで知り合うことからママ友となっている。
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つまり”ママ友”とは①人との付き合いの形態のひとつ(友達・知り合い・同僚など)②「母親=女性同士」であること(パパは入れない)③「子供」が参加しているグループ・場所(公園・サークル・園など)が一緒ということ、この3点が特徴のようです。ここで注目すべきは②と③はもう固定された事実であり、動かしづらいということ。一方で『①人との付き合いの形態』に関しては、「自分でコントロールすることができる」ということです。
当たり前のことですが、人間関係には「濃い・薄い」と「目的がある集まり(会社が一緒・好きなものが一緒など)・目的がない集まり(家族)」など、いろいろな観点で分けることができます。
現実の「ソーシャルグラフ」は,家族や友人などの「信頼関係」と,サークルやコミュニティで広がる「同好関係」から成り立っていることが多い。
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”ママ友”とひとくくりにするから難しい感じがするのであって、「友達・親友」なのか、「同僚(たとえば役員など目的をもって集まっている仲間)」なのか、それともただの「知り合い」なのか、自分の中できちんと区別をつけることが大切なようです。
そう!恐れることはありません。実は”ママ友”と言っても特別なものではなく、普段の社会生活の中で人間関係を築くのと基本的に一緒なんです。たいてい人間関係は円の外側(知り合い)から始まり、相手によっては中心(友達)に入っていく。ママ友との人間関係の中でも、常にそのイメージを持っておくといいかもしれませんね。
★まず自分は「どんな人間関係の中」で子育てをしたいかを決める!
”やっぱりママ友って作らなきゃいけないの?”と焦る前に落ち着きましょう。ここで大切になってくるのは実は「自分」です。自分自身が「どんな人間関係の中」で子育てをしたいか、という大きな方針を決めることが、何よりもまず大事。その自分自身の軸がなければ、「どんな風にママ友を作るか」は決まってきません。
じっくり自分自身を見つめてみましょう。自分はどんな性格ですか?大勢と楽しく盛り上がるのが好き?それとも少人数でゆったりのんびり過ごすのが好き?実は一人でいても苦にならない?どれが正解ということはありません。人それぞれ築きたい人間関係は違って当たり前です。
「ママ友達に苦手な人がいます。この友達とのうまい付き合い方を教えてくれませんか?」この問いに対するアドバイスは可能だ。しかし、その前に「私はどんな苦手な人とでもうまく付き合えるようになる!」と決めるのか?「私は、自分の価値感と合う人とだけ付き合うようにする」と決めるのか?もちろん、2択と言う訳ではないが、ある程度自分の中で理想とする友達との付き合い方を決める事が大切だと思う。あなたも、まずは自分の理想とする友達の付き合い方を考えてみるのがいいだろう。
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何かを始める時に、まず先にゴールを描くということです。 友達に囲まれた素敵な人生。みんなで旅行に行っているシーン。スノボやキャンプを楽しんでいるシーン。大勢でパーティーをしているシーン。 何でもいいです。 幸せなイメージをするのです。あなたが直観でピン!と来るものをイメージしてください。
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自分の人間関係・人生の主役は自分自身。「子供が主役」でもましてや「ママ友が主役」でもありません。まず、自分が「どんな人間関係の中で子育てをしたいか」「どんな風に園時代のママとして過ごしたいか」、ひいては「どんな人生を過ごしたいか」を一度じっくり見つめてみましょう。
★一流の人の「人脈づくり」から学ぶ
自分自身の方針が決まると、いわゆる”ママ友”たちとどのような関係を築きたいか、が決まってきます。「気の合うママ友を見つけたら『親友・友達』になりたい」「私は一人でいるのが苦にならないし、親友も学生時代の子がいるから、ママ友とは『知り合い』程度でいい」人それぞれ、違うと思います。大切なのはその方針にそって、行動を起こすということ。でも、ここで焦って色々な人に声をかけたり、一生懸命LINEを交換する前に、まだちょっと待ってみましょう。
能町光香 (株式会社リンクCEO一流秘書養成スクール校長)が 『秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人』の中で書いています。
「人脈をつくりたいと思ったら、外に目を向けるのはなくて、内に目を向けること。多くの人は、外にばかり目を向けて、いろいろな人に会いに出かけているようだね。そうではなくて、自分自身に目を向けてごらん。会ってもらいたいと思われる人に、自分がなる。そこに、時間とエネルギーを費やしなさい」
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「会いたい」と思われる人になる。言い換えると、周囲から「気になる存在」になればいいということです。これは、「自分がこの人に会いたい」という相手向きベクトルから、「相手からあなたに会いたいと思ってもらえる」という自分向きベクトルに変えなければならないということを示唆しています。
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『友達は自分の鏡』『類は友を呼ぶ』とはよく聞くことわざです。ステキな友達を得たいのなら、ステキな人間関係を築きたいなら、まず自分自身を磨くこと、整えることから始めるのが一番近道かもしれませんね。
「魅られ方」を磨くためには、自分の魅力を知っておく必要があります。恥ずかしくて自分の魅力を直視できずにいた人は、まずは気心知れた仲のよい友人に、自分の魅力についてそっと聞いてみることから始めるといいでしょう。
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当たり前のことばかりですが、実は基本がなによりも大切なのですね。細かいノウハウに気を取られて「こうしたらどうかな?」「ああしたらうまく行くかな?」というよりも、自分自身が信頼される人間であることをまず大切にしてみましょう。
では、逆に「信頼できない人・ママ友」と出会ったしまった場合はどうしたらいいのでしょう?つまり「約束を守らない」「悪口・かげ口を言う」「自分の立場しか考えない」「ウソをつく」ような人と出会ってしまった場合は?
●距離を取る この人は信用できないと思ったらまずはしっかりと線引きをしましょう。ここまでは心を許そうとか、ここから先は関わらないようにするわけです。それを徹底します。浅い付き合いというのでしょうか。●関わらない 人は簡単には変わりません。もちろん信用してはいけない人も同じですよね。 本当にどうしようもない人なら関わらないというのも付き合い方の一つです。
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そう。上でも書きましたが、『①人との付き合いの形態』に関しては、「自分でコントロールすることができる」ということです。自分の人生の主役は自分!監督も自分。配役を決めるのもあなたです。
★本当の友達は15人でいい?!
ママ友との関係に悩んでいる、信頼できるママ友がなかなかできなくて悩んでいる、そんなときはこんなデータがあります。
霊長類の調査をするRobin Dunbar氏によれば、社会的に関係を持てる数は脳の大きさに基づくという。同氏の調査では、人間が管理できる数は150人までであるということが分かった。さらに、最大で5人までの親友を持つことができ、仲のいい友だちは15人までが限界だと、彼は示唆する。
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Facebookで500人の人につながったところで、幸福は得られない。それよりも家族や仲のいい友だち15人と時間を過ごす方が、幸せや健康、強いては寿命にまで影響するのだ。 心理学者のEd Diener氏とMartin Seligman氏が、幸福な人たちを調査した結果、幸せな人に共通していたことは一つ。親しい人たちと過ごす時間を、多く取っていたことだったのだ。
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そもそも人間は、親友は最大で5人まで、仲のいい友だちは15人までが限界だそうです。だったら悩みをかかえるような人間関係に時間を割くよりも、その15人を見つけるために違う人間関係を探しにいってみるのはどうでしょうか?その方が幸せな人生を送れる!という研究結果が出ているようですよ。
いかがでしたか?ちまたには”ママ友=恐怖”をあおるような噂や記事があふれています。でもどんな時でも大切なのは自分のあり方!そんな思いで大切な人生を送ってもらえたらと思います。