内閣府の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると、日本の子どもたちは諸外国に比べて「自己肯定感」が低く、「私は、自分自身に満足している」という問いに対し肯定と答えた割合は、平成25年から平成30年にかけての調査でさらに減っています。
このような現状から、親御さんをはじめ“子どもには自己肯定感を持って欲しい”という想いは高まっているのではないでしょうか。
本書は、赤ちゃんから自然と自己肯定感を高めるメソッドが盛り込まれている絵本です。
「どこどこ かわいい?」
「どこどこ じょうず?」
単純でここちよい繰り返しのリズム。
「○○ちゃん かわいいね、じょうずだね」と、ぜひお子さんの名前に置き換えながら読んでみてください。
自然とポジティブなコミュニケーションが生まれ、自己肯定感がはぐくまれます。
優しくあたたかみのある動物たちは、海の砂を用いて描かれており、砂の粒子の凹凸が、独特のタッチを生み出しています。
読み聞かせしながら、動物たちと一緒に、みんなのかわいいところやじょうずなところも、たくさん見つけてください。
「自己肯定感」の言葉の生みの親・汐見稔幸先生、推薦!
「かわいい!」ってこういうことだったのかという、気づきの贈り物。
出典:prtimes.jp
読む人はだれしもが、自分のかわいさに気づかされる不思議な本です。
【東京大学名誉教授/日本保育学会会長/全国保育士養成協議会会長 汐見稔幸】
ママからよろこびの声が続々!
「○○ちゃんのおててもかわいいね、たっちじょうずだね」と子どもの名前を入れて読んでいます。
出典:prtimes.jp
【1歳10ヶ月女の子のママ】
「あんよかわいいね~」と足をゆらゆら揺らしてあげながら読むと、大喜び! うちのこかわいい~!笑
出典:prtimes.jp
【2歳女の子のママ】
最後のページにキュン! 泣いたっていい、かわいいじゃないと心に余裕がもてました
出典:prtimes.jp
【10ヶ月女の子のママ】
ひよこさんがお気に入りなのか、ページをめくるたび「ここにいたよ!」と嬉しそうに教えてくれます
出典:prtimes.jp
【3歳男の子のママ】
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著者プロフィール
たなかしん
1979年大阪生まれ。画家、絵本作家。
海の砂を用いた独特の画法で描く。
2005年、台湾にて初の絵本作品を出版。その他の作品に、『ガマ王子VSザリガニ魔人「Paco~パコと魔法の絵本~」より』『うたえなくなったとりと うたをたべたねこ』(以上求龍堂)『クーク―グーグー』(あかね書房)『ねむねむごろん』(KADOKAWA)などがある。
2020年、『一富士茄子牛焦げルギー』(BL出版)にて第53回日本児童文学者協会新人賞受賞。