【初めての潮干狩りガイド】家族みんなで楽しくデビュー♪持っていく道具や注意する事についてまとめました!
初めての潮干狩り!
あたたかくなるとレジャーの幅も広がって「そろそろ子どもを連れて初めての潮干狩りに行こうかな?」という計画を立てる家庭も増えてくると思います。
今回は、子ども連れや家族へ向けて「これは持って行って!」という道具や、潮干狩りで注意したい事などをまとめてみました。
潮干狩りは事前準備から始まっている!? 当日までにチェックしておこう!
温かい日差しと潮風を感じられる潮干狩りは、まさに春のレジャーにぴったり。
今年こそ、家族でチャレンジしてみたい!というご家庭も多いハズ。
潮干狩りをめいいっぱい楽しむには、事前準備が大切!
あさりを採るのに必要な道具はもちろん、あれば便利な道具や海のレジャーで注意することなどをご紹介していきます。
我が家は潮干狩りが好きで、子どもが小さいうちから行っているので、実際に買った道具などもレポしますね〜♡
【潮干狩りに必要な道具】①熊手やスコップ
■熊手
まずは熊手がないと話になりません!
最近では100均でも売っているので、そんなに頻繁に潮干狩りに行かないのであれば、100円の物でもじゅうぶんだと思います!
我が家で便利だな〜と思ったのは、『忍者熊手』です。
網が貼ってあるので、間から貝がこぼれ落ちずざっくり掘ってもたくさん貝をとることができます!
『ジョレン』という長い柄がついた大きな熊手のような道具もあるのですが、愛知や三重などでは禁止されている場合があります。
出向く海岸での禁止事項をチェックしてみてください!
■スコップ
子どもはスコップタイプの方が安全で、しかも扱いやすいのでぜひスコップの方がおすすめです。
幼児の場合は、お砂場セットについている物が軽くていいですよ。しかも飽きづらいです!
「砂遊びついでに、貝も取れたらいいね♪」と、自分専用の道具を渡すと盛り上がります♪
【潮干狩りに必要な道具】②収穫した貝を入れる道具
■ザル
・料理用のザル:プラスチックでもステンレス製でもOK!バケツに入れた海水の中などで貝を入れたままゆすると、砂が落ちて持ち帰りやすくなるのであると便利だと思います。
・100均の四角い収納ボックス:大きめのものがいいな〜という方には、全面がメッシュ状になっている100均のプラスチックの収納ボックスがおすすめ!
・買い物カゴ:スーパーで使うような買い物カゴだと、持ち手が付いていて持ちやすいです。
■網
とった貝を入れる時に必要です。
あさりとはまぐり、しじみやマテ貝…などなど、貝の種類ごとに軽量するところもあるので、入れる網を分けておくと後で楽ちん!
入れる部分が輪っかやワイヤーがついているネットは、バンバン入るのでストレスがありませんよ。
■バケツ
とりあえずとった貝をどんどんバケツに入れていったり、貝を水洗いしたい時にきれいな水をくんでおいたり、空の状態では道具を入れて運べたりと何かと活躍してくれるアイテム!
潮干狩りは長時間同じ姿勢でいるので、蓋付きで”座れる”バケツは、とっても便利。
もう一つバケツでおすすめなのが、折り畳めるタイプ!
場所をとらないし軽いので、電車で出向く方にはとっても便利。
■手袋
貝を触ると手が切れてしまう事があるので、手袋は持って行った方がいいでしょう。
100均で売っている物でかまわないので、ゴム手袋や軍手を持っていくと怪我をしにくくなりますよ。
できれば、ゴム手袋の上に軍手をはめておくとさらに安心!
【潮干狩りに必要な道具】③収穫した貝を保冷する道具
■クーラーボックス
とったばかりの貝は新鮮ですが、常温保存では傷んでしまうので冷やせる環境があると安心ですね。
クーラーボックスは必須です!
■保冷剤
氷や凍らせたペットボトルは、場所をとるし重いので、やっぱり保冷剤の方がおすすめです。
保冷時間も長く荷物にならないので、ひとつもっておくといいかもしれません!
■ばね秤
潮干狩り場によっては有料で、重量オーバーだと追加料金がかかる場合も。
たくさんとりたいけれど、追加料金を払いたくない!という時は、こういった”はかり”を持っていくとすっごく便利ですよ!
デジタルは見やすいですが、海水で壊れやすいのでクラシックな”ばね秤”をおすすめします。
【潮干狩りの服装】水に入っても平気な衣類がおすすめ
■水着、ラッシュガード
大人は海につからないようしゃがんだりして行動できますが、子連れの場合はやはり水で遊んでしまうし子どもは服を濡らさず貝をとる…というのは難しいと思います。
そんな時のために家族全員水着など濡れてもOKな服を持っていくといいですね!
最近は春でも日差しも強いので、やけどのようにならないためにも、長袖のラッシュガードのようなタイプがあってもいいと思います。
大人も、水に濡れても気にならない服や水着の上にラッシュガードがおすすめ!
■マリンシューズ
長靴は水が入ると動きにくいし、ビーチサンダルは波で流される可能性があるので、スポッとはけて足の甲まで包んでくれるマリンシューズは潮干狩りにもぴったり!
特に子どものマリンシューズは、派手な色の方が水の中で脱げてしまっても探しやすい♪
このシリーズは、キッズサイズから大人サイズまであるので家族で好きな色を選べます。
■着替え
潮干狩りに行くと、濡れるだけでなく汗をかいたり砂で汚れたりするので、思ったより着替えが必要!
できれば子どもは上下数枚、大人も着替えを持っていきましょう。
■ビニール袋
濡れた水着や衣類を入れるビニール袋もあった方がいいですね。
家族全員分の衣類を入れるために、ゴミ袋を一枚持っていくのもいいアイデア!
■タオル
着替えだけ持って行って、ふく物がないと大変です!
大きなバスタオルはかさばるので、薄手のフェイスタオルをたくさん持っていくといいと思います。
【潮干狩りにあると便利】防水グッズ
■ジッパー付きのポリ袋
スマホや財布、キーレスエントリーなど濡れたら壊れてしまったり修繕できない物はあらかじめポリ袋に入れておくのがおすすめ。
ジッパー付きなら、さらに安心度アップですよ〜!
■アームバンド付き 防水スマホケース
今のスマホって大きくて重い!
これまでの防水スマホケースって、首から下げる物が多かったんですが、最新のスマホの重さは疲れてしまいます。
アームバンドで固定するタイプなら、邪魔にならず重さも気になりません!
【潮干狩りでも油断大敵】日焼け対策グッズ
■日焼け止め
真夏でなくても海の日差しは強烈!
日焼け止めはウォータープルーフの物を選んで、汗や水で流れてしまったらこまめにぬりなおしましょう。
■サングラス
潮干狩りはうつむいて海面を見ている時間が長いので、反射した紫外線で目が疲れがち。
子どももサングラスがあるといいかも!
子供向けサングラスの選び方はこちら
■フード付きタオル
最近フェスなどでよく見るフード付きタオル、日差しも防げて汗もふけるスグレモノ!
乾きやすい素材だと、遊んでいる間に乾いちゃうから一枚あるといいですよ〜
■帽子
つばが広い帽子は必須なのですが、海風で飛ばされないようにあごの下で固定できる物をセレクトしてみましょう!
首の部分まで日除けがある帽子は、涼しさを感じやすくなります。
水着と同じ素材を選ぶと、乾きやすくてより快適ですよ!
【潮干狩りをより快適に】あると便利な道具
■リュックサック(ポケッタブルタイプ)
潮干狩りですぐ使う道具や貴重品などを入れるには、両手があくリュックが一番快適。
ポケッタブルタイプなら、すぐに取り出せて必要のない時には畳んでしまえるのですごく楽ですよ!
■レジャーシートやテント類
・そんなに日差しが強い時期でなければ、レジャーシートでじゅうぶん
・日差しが気になる、プライベートスペースが欲しい場合はワンタッチテントを持っていけば着替えも安心!
ちょっと小さめの荷物とお留守番の人が入れるくらいの大きさのテントは、使いやすいです。
■折りたたみの椅子
潮干狩りって前屈みにしゃがんでいるので、背中も腰も疲れちゃう!
コンパクトな折りたたみの椅子を持っていけば、楽に貝を探せます♪
リュックに入るような、軽くて小さい物がいいですね。
■ペットボトルと水道水
なぜペットボトル?と思われるかもしれませんが、2リットルのペットボトル数本に水道水を入れていくと、とっても便利なんです!
手洗い場が混んでいたりすごく遠かったりすると、手を洗うのも大変。
ペットボトルに水道水を持っていけば、さっと洗えてすぐにきれいにできます。
またとった貝を洗う時にも使えます!
そして空になったペットボトルには、海水をつめて帰りましょう♪
海水があると、自宅での塩抜きがとっても楽ですよ〜!
■潮見表
『潮見表』って、何かの授業で勉強した覚えがあるという方もいるのではないでしょうか?
私もうっすら覚えています(笑)
まさか子どもができてから役立つとは!
潮見表はアプリでもチェックできますし、海上保安庁のサイトでもチェックできます。
わざわざ紙で用意しなくても、スマホでチェックが便利ですよ。
海上保安庁
潮見表で大潮で干潮の日に潮干狩りをすると貝がたくさんとれるって知っていましたか?
貝は基本的に沖の方によくいるのですが、普段は海水が来ていて手が届かないようなところも〝大潮で干潮〟の時なら、海水が沖の方へ大きく引いているので入ることができます!
潮干狩りの予定を立てるなら、ぜひ潮見表で〝大潮で干潮〟の時を選んでみてください♪
■救急セット
手袋をしていても手を切ってしまったり、子どもが転んで怪我をしてしまった…という時には応急処置ができる道具を携帯しておきましょう。
コンパクトなセットになっていると、いざという時便利です。
潮干狩りにかぎらず、アウトドアレジャーには携帯していると安心できますね。
■重い物を持ち運べるキャリー
最寄駅や駐車場から、いろんな道具や荷物を持って移動するのは大変!
そういう時のために重い物を入れても楽々移動できる、カートがあると便利ですよ〜
我が家は砂浜まではコロコロとキャリーとして使えて、ハンドルをしまえば収納ケースとして持ち運べるこのキャリーカートを持って行っています!
折り畳めるので、車の中でも邪魔になりません。
しかし砂浜ではキャスターが転がらないので、ソリやスノーカートを利用している人も見かけます。
中には小さなお子さんを、乗せて移動している人も(笑)
そう考えるとソリも便利かもしれませんね!
■車のシートにかけるカバー
どんなに砂をはらったつもりでも、潮干狩りのあとって砂だらけでどこからか水がでてきます(笑)
車の中が汚くならないよう、防水のシートカバーがあるとストレスなく帰宅できますよ!
我が家が使っているのは、後部座席からトランクまでしっかり覆えるタイプ。
シートベルトもしっかり付けられるので安心です。
安心・安全に楽しむために。潮干狩りで注意する事
①子どもから目を離さない!
どんどん沖に進んでいってしまったり、危険なところへ入ってしまったり…
子どもの目線では、大人が気づかないようなところで危険が生じます。
くれぐれも、子どもからは目を離さないように!
②波に注意!
海岸付近は、急に気象の変化が起こる事がよくあるので、波が高くなっていないかじゅうぶん注意しながら潮干狩りを楽しみましょう。
・波に気が付きにくいので、基本的に沖側に背を向けないようにする
・小さな子どもは、少しの水位上位でも足をさらわれたり海水が顔についてしまい溺れやすいので目を離さないようにする
・夢中になっていて、潮が満ちてきているのに気づかず水位が上がってきて足を取られないよう注意する
どんなに晴れていても、風向きによっていきなり天気が変わる事も!
海は怖いですから、しっかり水位などに気を配ってくださいね。
その他に、急な落雷などにも注意が必要!
事前に避難できる場所を確保しておきましょう。
③毒を持った生き物に注意!
・アカエイ:アカエイは比較的浅瀬にいるエイで、しっぽに毒棘を持っているんです。
さらに!アカエイの毒性は死んでも消えないので、打ち上げられた物にも近づかない方がいいでしょう。
・イモガイ:きれいな模様の貝ですが、体内に強い神経毒を持っていて刺されると死に至る事もあるとても危険な貝!
潮干狩りの前にネットで、イモガイの形や模様をしっかり家族で確認していくといいと思います。
・オニヒトデ:体の表面に多数の毒の棘が生えていて、皮膚などに刺さるとその毒素により激しい痛みを感じるそうです。
これもやはり見た目はきれいなので、子どもがうっかり触らないよう注意しましょう。
・ヒョウモンダコ:ヒョウモンダコは、身の危険を感じると唾液を吐いたり、噛み付いて他の生き物に毒を注入します。
唾液には〝テトロドトキシン〟という神経毒が含まれていて、フグと同じ毒だそう。
ヒョウモンダコに刺されたり噛まれたりした場合は、すぐに救急車を呼んでください。
▼その他にも、海にいる危険な生き物がこちらの海上保安庁の手引きに載っていますので、潮干狩り前に一通りチェックしてみてくださいね!
海上保安庁
④貝毒に注意!
あさりをはじめとする二枚貝は、毒を体内に蓄積して食中毒などを起こす事があります。
有料の潮干狩り場では検査をしているので安心ですが、管理外では貝毒の状況がわかりません。
出向きたい潮干狩り場がある自治体の都道府県のサイトなどで、該当する年の〝貝毒情報〟を調べておきましょう。
⑤津波や地震に注意!
スマホを持っていれば、緊急地震速報をキャッチできます。
緊急地震速報が鳴ったら、すぐにスマホをチェックして現在地の津波情報にも注意してください。
津波は小さくても危険です。
津波が発生する恐れがある場合は、急いで高台に避難してください。
初めての潮干狩り!便利な道具を持って、身の回りの危険に注意してめいっぱい楽しんで♡
潮干狩りのメインはなんといっても貝!
便利な道具で快適に貝をとって、しっかり身の回りに注意して…
潮干狩りを楽しんだ後は、自分たちでゲットしたおいしい貝で疲れた体を癒してあげてください!
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夏が近づいてくると、ぜひ楽しみたいのが「バーベキュー」ですよね! 準備やアイテムを揃えたりなどなどハードルが高そうに感じますが、実は段取り&準備さえしっかりしておけば子連れ家族でも超気軽に楽しめちゃうんです。今回は“初心者”向けのバーベキューの簡単な楽しみ方をご紹介しますね。